2007年2月24日土曜日

貯蓄と目標

単純に目的もなくお金が欲しいと思っているとなかなか貯まらないものです。理由は貯める理由よりも使ってしまう理由の方が見つけやすいからです。

老後を思いっきり楽しみたい、とか、ビジネスを始めたいとか、目標があればある程、またそれが明確であればある程、脳はお金を貯める努力を正当化し、目標に近づく毎に達成感は満たされ、気持ちは高揚します。このような精神状態になれば、お金は思いのほか素早く貯まり始めます。

目標を定め、自分がそれを欲しいと思ったときには、それを手に入れるために自分が犠牲を払うことも正当化出来るようになります。多くの人は誰でも億万長者になれる能力を持っていますが、大抵、そのための犠牲を払う努力はしないものです。そのため、本来なら今以上の価値を楽しめるはずである人も、貧乏に甘んじて、自分に嘘をついて生きることとなります。

何故、どうして自分は成功したいのか?目標を達成したいのか?それらを明確的にすればするほど、それの実現は近づくこととなります。

なので、貯金が苦手な人は、自分がお金を貯めたい理由をより正当化出来るように、自分を説得することから始めましょう。これは最初のうちはてこずりますが、徐々に意識に浸透して行き、すべてが上手く回り始めます。とはいえ無意識では今までの経験が変わろうとする自分を邪魔しようとするものです。

自分はお金が貯められる!というこれからの思いと。そんなこと言っても、また無駄遣いするんだろ?という無意識の問いかけとが戦いだします。意識的にこの無意識に対し「出来る、出来る、出来る」と何度も言い続けることで、そのうち無意識が根を上げ、無意識も意識に協力し始めます。こうなれば、成功までは殆ど辿り着いたようなものです。

自分自身を変えるのは自分自身です。明確な目標と、それを達成した姿をイメージし、それがとても良いものなら、いますぐ行動に移しましょう。

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