2007年12月16日日曜日

不食:5日目

昨日はサラダと野菜の天ぷら3点と言う固形物を食べてしまったので、少々嫌な気分。なので、今日から来週の金曜までは何も食べない予定。

あーしかし、小のトイレは行くけど、大の方は全然行っていない。昔アイドルはトイレに行かないとか言う話があったけど、不食すればそうなるわ。食事とトイレの時間がなくなるって驚異的だ。トイレットペーパーも全然減らない。自分は少し潔癖なところがあって、あのトイレの便座に座るのが嫌なので、これは便利過ぎる。

ただ、食べないっていうのは筋肉の衰えが一気に進むようだから、この辺を上手く調整しないとダメっぽい。大豆粉末とかを少し水に溶かして飲みながら、量を少しずつ減らして体を慣らしていった方が良いかも。

こんなこと出来るのも3年程度ベジタリアンで来たからだろうと思う。しかも、ここ3〜4ヶ月程一日一食だったから、体も慣れているっぽい。

食べなくて良いってのは色々なことに気づかされる。自分達を取り巻く食への広告の多さとか、身の回りの食事への誘惑の多さ。大きい会場での忘年会が2日間続いたのだけど、食べている人々を観ると「なんだろう、この変な存在は。」と感じるようになる。そして、食べてる方からすれば自分は異色の存在なんだな。この食べない人間はなんだ?と。

でも、食べないのになれると食欲が消え失せます。食欲が消えると、そこから生じるイライラも消えます。そして、そのイライラが消えることで、自由に考えることが出来る領域が広がるわけです。逆に、日頃の感情の起伏の多くが、実は食事に由来していたんだなってことを実に強く実感出来るわけです。最近の研究によれば、幼児期の子供の感情の多くが食事によるものらしいです。つまり、イライラの原因になるような食事をコントロールしてあげれば、落ち着きのある良い子に育つってわけです。不食を子供にさせることはないですが、グリセミック値が最大な砂糖の摂取を避けたり、肉はしっかりと焼いて血が殆ど無いようにしたりとか出来ることは数多くあると思われます。

昔から、ちゃんと食べないとダメと言う思い込みの中に育って来ました。食べ物を残すのはいけないと育てられて来ました。しかし、実際は何でも食べるのが良いわけではありませんし、食べ過ぎるくらいだったら残した方が良いですし、最小限の食事で済めば、それにこしたことはないのです。大量消費に走っても、無駄こそ増え、得られる物は増えません。いらない脂肪や病気が増えるだけです。その後にダイエットに励んだり、メタボリック対策に割高な特保食品を買うのであれば、それこそ貪欲な金儲け主義の企業の良いお客さんでしょう。そうして多くの人々は貴重なお金と健康を自分の欲をコントロール出来ないことで犠牲にしていくのだと思います。また、生活習慣病を蔓延させ、社会保障に費やす税金を増やすことになります。はい、もう馬鹿ですね。

まあ、そんなこんなで自分の実験を継続してみようと思います。

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