2008年2月23日土曜日

農産物の伸び率が凄い

農産物価格の伸び率がここのところ凄い。半年で全体的に50%も値上がりしている。これが何を意味しているかと言えば、自分達の食費が50%値上がりしていないとおかしいということ。でも、実際にそうなっていないのは、企業の人々の努力の賜物。とはいえ、人件費や流通コストをなんとか削減して価格上昇を抑えているだけであって、その圧力は原材料の価格上昇に伴い堪え難いものとなってくる。現在食料品関係で働いている人は、辛い日々をおくることだろうし、これは少なくとも歴史的な相場の流れからすれば、少なくとも2013年までは継続するものとなっている。なので、今のうちにお金が貯めれる人は、しっかりと貯めておいた方が良い。後になって色々な商品の物価が値上がりし、生活が苦しくなったとしたら、余計にお金が増えないのだから。

原材料費が高騰すれば、それによって利益率が悪くなる企業が多いので、そこに努めている多くの人々の収入が悪化する。そうなると、その人々も消費の一環を担っているわけだから、国内消費が落ち込み、多くの企業に勤めている人々の懐具合も悪化する。様々な連鎖関係はちょっと考えれば分かること。では、それが分かった時にはどのように行動するのが自分にとって良い解決策か?ってことです。今の段階で、貯金が出来るなら、貯まったお金で上がっては困るものに対して投資をしておけば、それが値上げした時に儲けとなり、その儲けで買いたいものを買えるようになるわけです。

商品市場っていっても良くわからないなどと、どうしようもない言い訳をして現実から目を背けるよりも、とりあえず勉強してみてはいかがでしょうか?優れた良書から学べることは、闇雲に学んだ1年2年の勉強を数時間で簡潔に説明してくれます。これで1000〜2000円なんて物凄く安い投資なのではないでしょうか?

ってことで、今後の世界の動きを知るためにも、以下の本を自分で買ってお読み下さい。むしろ、買って読まないでいるリスクが大き過ぎて、目も当てられないくらいです。


大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

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