2008年6月29日日曜日

投資コラム。日本企業と中国株と原材料高。

原油高で日本の企業が大打撃。

値上げは最後の手段。その前は企業努力と人件費削減でとにかく値段の現状維持をしようと頑張る。とはいえ食料品やガソリン代など、日々の生活出費は増加中。収入減の支出増。馬鹿でも分かるヤバス感。

お隣の国、中国は原材料が上がるとあっさりそのまま値段に反映。つまり、値上げにあまり躊躇しない国。利益もあまり圧迫されない。みんながみんなそんな感じだから、値上がりしても国民は黙って必要な物は買う。でもって、現在は去年のピーク時の株価の半分の水準。ところが現時点で純利益が2倍、3倍の企業がゴロゴロ。おかしいですよね。株価が半分なのに純利益が倍々になっているんですから、ここにとんでもない爆弾が眠っていると見れます。中国政府は成長率を8%程度に抑えようとしているみたいですが、多分無理でしょう。原材料の高騰によりインフレが平気で進む環境が整っているわけですから。周りのものの値段が2倍になっているのに、利益が2倍にならない理由はないわけで、成長率もそこから逆算すれば分かりそうなものです。ましてやサブプライムの影響で昨年2007年の絶頂期の株価の半分以下に値下がりしている中、純利益が2〜3倍になっているわけですから、とんでもない安値です。北京オリンピックが終わったら中国経済も終わり?いやいや、意味が分からない。こんなよだれが出るほど美味しい国は今ほかにはない。

ついで言うと、商品市場の上昇トレンドは歴史を通じて約17年間の長さで起こることが証明されています。現在の原材料価格の値上がりが始まったのは1999年のこと。つまり、1999+17=2016年までこの原材料の高騰は続くと見ていい。これは投機熱の加熱とかそういうんじゃなく、単純に需要と供給の関係が根底にある。この法則を崩そうとして苦労して来たが、これを崩せた人間はいない。そもそも歴史がそれを証明している。例え新しい石油の油田を発見しても、それを稼働させるのに何年もかかる。新技術の開発?オイルサンド?メタンハイドレード?実際、今現在使えていない技術を持ち出して来ても、明日の原油の値段は下がらない。石油の代わりの燃料があるというなら、明日ガソリンスタンドでそれを車に供給出来るようになっていなくてはならない。現在、そうはなっていない。それは今後5年後も大して変わらないだろうし、少なくとも2016年までに劇的な変化は期待出来ない。

日本は残り8年を企業努力を続けるのだろうか?当然無理。で、市場全体の価格上昇は自然に進んで行く。よって、企業努力で頑張れるのもたかがしれている。このまま人件費削減とか続けていたら、当然国民は死んじゃうので、もうね黙って値上げして利益取れと。インフレ起こせと思う。

でもその前に、今の段階で貯金がある人は商品市場と中国株に投資しておきましょうね。



ジム・ロジャーズ中国の時代

2 件のコメント:

くりきん さんのコメント...

15、6行目が若干オカシイ。

内容は、ずっと支持する。
削除可。

dkc さんのコメント...

少し修正した。
後悔はしていない。