2010年2月2日火曜日

個人も簡単に稼げる時代

Amazonが電子書籍の印税に販売価格の70%まで出しまっせ、という発表をし、出版業界を騒がせているそうです。ちなみに既存の小説とかの印税は7〜8%で、有名な人だと10%まで行くこともあるとか言われているそうですが、それと比べると70%高い!となりますね。

単純に
1000円の書籍
印税:1000 × 0.07 = 70円

同じ書籍を300円で電子化販売
印税:300 × 0.7 = 210円

つまり、300円で電子書籍を一冊売れば、紙の本を3冊売った計算になります。


田舎に住んでいるとあまり実感わきませんが、東京に住んでいると家賃がとても高いです。土地も高いので空間というものには価値が生まれます。本を置く場所も数が増えればどんどん大きくなるのと本棚も増えるので(マンガ本とか最悪ですね)、財布には優しくありません。しかし、電子書籍なら国会図書館の本全部を、手のひらサイズのハードディスクに入れておくことも可能になることでしょう。本棚もいらないのです。売り切れもありません。紙代もの印刷代もかかりません。しかも、本屋に行かなくても24時間本が買え、すぐに読めます。

今までは自分で本が出したくても、それはお金や在庫を抱えるリスクを持っていました。しかし、これからはそれらのリスクは極僅かとなり、自分の才能次第でいくらでも稼げる時代がやって来ます。もちろん、既存の著者もそうした増加する参加者達との競争に晒されますから、より面白いコンテンツ制作能力を高める必要が出てくるかも知れません。しかし、一方で値段を3分の1以下にしても遥かに利益が出るので、以前は一冊しかお金がなくて本を買えなかった人々が、同じ値段でより多くの本を買うことにもなります。

なのでまぁ、可能性は非常に大きいかな、と。参入障壁が少なくなり、消費者にはより安く、より多くのコンテンツがアクセス可能になり、新たな需要が生まれる環境が揃いつつあります。

楽しそうな時代が始まりそうです。



2 件のコメント:

bit さんのコメント...

アップルの楽曲の販売だけでなく、iPhoneのソフトウェア販売方法までアメリカに持って行かれていまったのに、書籍の販売まで持って行かれたら日本はどうなるのでしょう。
まだ、日本は楽曲も書籍も"ガチガチに"守られているので、業界では他人事なのでしょうかねえ。。。

自分で書いた本をそのまま出版できるとしたら夢のようですね。(^^;
いや、出しませんけど。。。

でも、大した内容でもない駄作が多く生み出される懸念もあります。
まあ、勝手に淘汰されるでしょうけどね。
いや、宣伝力のある人だけが売れるかも。
売れなかった傑作本が、作者の死語にブレークしたりして。(^^)

dkc さんのコメント...

大量の駄作も生まれますが、今まで世に出ることが困難だった良作が生まれる可能性も大きいと思います。色んな人々がブログやTwitterなどで作品を紹介し合えば、それを見て良作の発掘も可能になるのではないかな?と。

今まで通りの出版が担っていた流通による方法がネットに変わるだけだと思います。出版や印刷業界はそろそろ店じまいの準備に入るべきなんでしょうけど。