2010年9月9日木曜日

急な滞在に対しても快適なおもてなしを

リッツカールトン東京にて、シャンパンがほぼフリーフローな感じで提供されるディナーがあったので参加して来ました。提供されていたシャンパンはドンペリニヨンの2000年物。

で、シャンパンのスタンダードとされるドンペリニヨンは、通常のシャンパンと何が違うのかという説明も同時にされていたので、それをまとめると、
  • 特級種であるグラン・クリュのみ使用
  • その年のみのブドウを使用
  • 7年熟成


特級種であるグラン・クリュのみ使用

シャンパーニュ地方のブドウから作られる発泡酒のみがシャンパンと名乗れるのですが、こちらの地方はあまり広い地域ではないため、作られるブドウの数に制限があります。その中でも特に優れているとされる特級のグラン・クリュのみを使用しております。よって、稀少価値がより高いシャンパンとなります。


その年のみのブドウを使用

さほど広くないシャンパーニュ地方において、常に最高のブドウが作れるかどうかは天候の運次第。にも関わらず、同じ年のブドウだけで美味しいシャンパンを創り上げるには職人技が必要とされます。通常のシャンパンでは異なる年代のブドウをブレンドして造られているため、製作年を記載しているものは殆どありませんが、ドンペリニヨンに関しては、その年のみのブドウを使用しておりますので、ドンペリニヨン1999年とか2000年ものがあります。


7年熟成

ドンペリニヨンは最低7年から8年熟成させられております。ローラン・ペリエやルイ・ロデレールのような優れたシャンパンでも約3年熟成ですので、その長さが良く分かります。


優れたグラン・クリュのブドウのみを使用したドンペリニヨン。グラスに溢れ出すきめ細かな泡、綺麗なゴールドカラー。見た目から楽しませてくれます。グラスを傾けて一口飲むと、出だしはシャルドネの透き通った感じ、喉を気持良く通りぬけ、終わりはピノノワールの芳香の後味。最高です。



でまあ、途中までは気持良く飲んでいたんですが、シャンパンって何だか悪酔いするというか、妙に普通のお酒と違って後から来る酔が強かったりします。45Fのロビーラウンジ&バーにて水を飲んでいたのですが、あまり気分は回復せず、かつ時間を見ると21時過ぎだったんで、もう帰るのが面倒くさくなって「今日泊まる!!」とホテルへ。酒を飲んでの自暴自棄ではないですが。


お部屋へご案内

泊まるだけなので一番安い部屋にしたのですが、何故かウォークインクローゼット付きの角部屋へ。




部屋へ案内してくれた人が、自分の飲み過ぎた様子を見てか、部屋に到着後にミネラルウォーターがサービスで運ばれてきました。この相手の状況を見て、その人が望んでいるであろうものを先読みして提供してくれるのが、リッツカールトンの素晴らしいところです。こいつを飲みながら夜景を眺めてぼーっとします。



ちなみにリッツカールトンの場合、部屋に置いてあるアイスボックスやポットには、ゲスト到着時にちゃんと氷とお湯が既に入った状態で置かれています。何故、ゲストが到着する時間に合わせて完璧に氷とお湯が準備できるのか?シンプルにして神秘的なサービスです。惚れ惚れします。



後は寝るだけ!!

ZZzz...



で、次の日の朝。



通常元気な時は朝6時に起きてプールで泳いだり、トレッドミルで1時間程度ジョギングしたりするんですけど、飲み過ぎた夜の翌日なので、10時までのんびり寝てました。そしたら、朝食のクーポンが朝の10時までだったので、これじゃあ食べれないなと思い、ゲストサービスに電話。


自分:「朝食のクーポンなんですけど、ルームサービスに変更できますか?」

リッツ:『もちろんです。』


というわけでルームサービスで朝食。




食べてベッドの上でゴロゴロして、12時過ぎにチェックアウトしました。


お泊りは一休.comのお得なプランにて。


ゴールド・スタンダード

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