2014年6月26日木曜日

サラリーマンに医療保険が要らない理由

日本のサラリーマンは病気や怪我で休んでいる間も基本お金貰える制度に生きているので、保険無くても怖くないです。

以下理由。


■3日程度の短期の病気、怪我

高額療養費事前申請制度を利用すると、どんだけ高額な医療費がかかろうとも一般的サラリーマンは毎月最大で8万円ちょい程度の出費。有給と合わせて給与も減らないし、生活に困ることもない。貯金が無い場合にも親に借りるなり、銀行のローンで30万円程度は無審査で借りれるのだから、まぁ無問題。


■4日以上の長期の病気、怪我

殆どのサラリーマンが加入しているであろう協会けんぽでは傷病手当金がある。
これは病気や怪我で3日以上休んだ時に4日目から支給される制度で、最大で基本給の3分の2が支給される。しかもこれ、最大で1年半継続出来る。統計によると長期入院とかの平均日数が60日を下回る程度なので、1年半も休めるならまず困らない。

でも、毎月の生活ギリギリで基本給の3分の2程度じゃ、、、って心配はあるかもしれないが、サラリーマンの手取りは社会保険料や税金を引かれたのが手取額となるわけで、これは基本基本給の3分の2程度だから、普段の手取りと大して変わらん。
とはいえ実際はいきなり年金と健保の掛金が免除されるわけではないので、そこは悩ましいところだが、最初の一ヶ月は有給もあるため基本収入は減らないものとする。2ヶ月目はクビになっていない場合、会社は社員の社会保険料半額負担なので、そこは甘えて、自己負担分を会社に傷病手当金から支払うなりすれば良いかと。仕事続けるのが無理そうで自分から辞める場合は、国民年金に切り替わるけど、国民年金は失業時は免除申請が出来るので、こいつを上手く使うと負担が減らせる。あと、傷病手当金は支給されてからは会社辞めようが辞めまいが継続されるので、それは安心材料。
社会保険料の掛金は過去3ヶ月分の標準報酬報酬を元に掛金の変更を行えるので、4ヶ月後からは最低掛金になる。これは東京都の場合、毎月約1.1万円(厚生年金と協会けんぽ)。なので半年〜1年程度で復帰出来そうなら、この対応で乗り切れば大して出費せずに済むかと。(それ以上継続するなら障害年金コースですな。)
というわけで、休んでいる間も収入はある程度確保出来る。なお、会社をクビになっても、この保障は上記の最大1年半まで継続可能だから、これも安心材料。(会社もその間は給与を払わなくて良いので安心材料。というか、会社は給料を払っても良いのだけど、払った分は傷病手当金が減るので、基本払わない方が経費削減出来る。その分パート雇って穴埋めするなり何なりした方が経営としては正しい。)

あと、業務上で病気や怪我をした社員はクビには出来ない。療養期間及び療養から復帰してから30日間は解雇出来ないので、労働時間が多くて鬱になった人なんて基本クビにするのが難しかったりします。

なので、病気とかで身体が辛かったら、さっさと休むのが正解です。身体壊して働けない方が本人にとっても、会社にとってもお互いに金かかって不幸ですから。


■1年半以上の病気、怪我

障害年金とか生活保護とか。have a nice fucking life.