店構え
とまとのスープ
トマト、モツァレラ、アボガドのサラダ。モツァレラがとても美味い。
巨峰のコンポートにクリームチーズとローズマリー&ライムのシャーベット、飴細工。皿にのっている緑色の粉はピスタチオだそうで。
食後のコーヒーか紅茶で、自分は紅茶を選択
店内は赤と黒を基調とし、食材などのディスプレイで食欲がそそられるようなお洒落なデザイン。サービスも店員さんがとても気が利く感じで、非常に満足の行くものとなっております。ロブション氏は、お店のコンセプトを語る時に「懇親性:コンヴィヴィアリテ」という言葉を好んで使うようで、このお店も44席と言う多めのカウンターの席を配置し、オープンキッチンとの距離を縮め、お店とお客さんの距離をより近くし、料理の説明等の会話も気軽にしやすいように出来ております。実際、お店の人と料理について会話をしていたら、最近ロブション氏自身が見えましたよ、とか、このメニューが美味しいので今度試してみてくださいと言った感じで色々と楽しい会話をすることが出来ました。しかも、これが初めての訪問なので、この親しみやすいレストランのスタイルに、始めから愛着が湧きそうな気配です。
肝心のお味の方は、素材自身がどれも美味しいものが使われているというのが分かります。それらの良さをすべて生かし、一品一品を極めて高い完成度で提供していると言う印象。ジャガイモのピュレなんて、非常にシンプルなメニューですが、とても美味しい一品です。これも下拵えで7回程裏ごしをし、使用するじゃがいもの量に対し、その半分の量にもなる良質のバターと絡めて作っているとかで、単純なメニューの裏にも膨大な作業があり、それが繊細で上品な味に繋がっているのだと思います。使用するじゃがいもも茹でる際に固さがばらつくのを防ぐために、どれも同じ大きさのものを使用しているそうで、そのために仕入れも厳格に行っているようです。そんなわけで食材の原価率も値段の3割程度に相当するとかで。人件費や不動産の家賃などを引くと、あまり儲けの出ないレストランなわけですが、それだけ値段以上の味と価値を提供しているということになりますね(普通のレストラン事業の原価率は1割程度とかで)。
このラトリエ・ドゥ・ジョエルロブションのカウンター席をメインとしたスタイルは日本で初めて始められ、ここでの成功が現在世界中にこのスタイルの支店を開くきっかけになったことからも、六本木のロブションは新しいロブションスタイルの原点とも言えるお店ですね。
ディナーも7,800円からあるので、六本木近辺にお越しの際には、検討してみるのもありだと思います。星を取ったレストランといえども、手が出ない程高いと言うわけではなく、記念日などに利用するには十分検討に値するお値段です。
ミシュランガイド東京2009 日本語版
肝心のお味の方は、素材自身がどれも美味しいものが使われているというのが分かります。それらの良さをすべて生かし、一品一品を極めて高い完成度で提供していると言う印象。ジャガイモのピュレなんて、非常にシンプルなメニューですが、とても美味しい一品です。これも下拵えで7回程裏ごしをし、使用するじゃがいもの量に対し、その半分の量にもなる良質のバターと絡めて作っているとかで、単純なメニューの裏にも膨大な作業があり、それが繊細で上品な味に繋がっているのだと思います。使用するじゃがいもも茹でる際に固さがばらつくのを防ぐために、どれも同じ大きさのものを使用しているそうで、そのために仕入れも厳格に行っているようです。そんなわけで食材の原価率も値段の3割程度に相当するとかで。人件費や不動産の家賃などを引くと、あまり儲けの出ないレストランなわけですが、それだけ値段以上の味と価値を提供しているということになりますね(普通のレストラン事業の原価率は1割程度とかで)。
このラトリエ・ドゥ・ジョエルロブションのカウンター席をメインとしたスタイルは日本で初めて始められ、ここでの成功が現在世界中にこのスタイルの支店を開くきっかけになったことからも、六本木のロブションは新しいロブションスタイルの原点とも言えるお店ですね。
ディナーも7,800円からあるので、六本木近辺にお越しの際には、検討してみるのもありだと思います。星を取ったレストランといえども、手が出ない程高いと言うわけではなく、記念日などに利用するには十分検討に値するお値段です。
ミシュランガイド東京2009 日本語版
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