2009年6月20日土曜日

TVの効果


6/19(金曜日)のテレビ東京の番組、ワールドビジネスサテライトで保険特集が組まれていて、その影響かこのブログのこちらの記事もアクセスを集めた模様です。

ちょうど番組の放送時間が23時からだったので、アクセス数の増加もその時間が多かったです。グラフを見ればアクセスが急増しているのが分かりますね。

ただ、そこからは特にアクセスも増えずに終わりました。金曜の夜にTV見ている人も少ないでしょうし、寝るかどこかで酒飲んで騒いでいるでしょう。なので、あまり効果無いようです。

保険会社の人が気になっていると困るので、ブログ記事にしてみました。

ついでいうと、保険会社の役員報酬は年収で数千万円くらいあると思うんですが、そういうのって契約者のお金集めて運営しているビジネス的には何か詐欺じゃないの?と感情的に思ってしまいます。MBAなんて持っている人の年収は1000万円超えているのが普通ですから、尚更ですね。結局そうした人件費やら土地やら建物やらが高いこの国の保険料は、平均寿命が世界最高である健康優良児にも関わらず、世界一高かったりするようです。

なので、もう民間の保険でカバーするのはやめてカナダみたいに医療費は全て国家負担で0にしちゃえば良いのに、と思います。なんで他の国で出来ることが、この国で出来ないんでしょうか?さらに、国が社会保障を充実させてくれれば、毎年18兆円程度の経済効果が期待出来るんじゃないかな?って考え方もありかと思ってます。定額給付金が貰えて嬉しかった人いますか?毎年あれの9倍のお金が入って来るって聞いたらもっと嬉しくないですか?

まあ、雇用問題もあるので、国内の生保を今日の明日に解体するわけには行きませんが、お金に関する問題はどこかで合理的な方向に軌道修正しないと、社会保障費用が重くのしかかってどうにかなりはしないか心配です。先延ばし先延ばしで増えるのは、借金の金額だけですよ、と。

年金についても、昨今民間の保険会社の年金保険販売は、新規受付を終了している模様。元本保証を唱っていたのに、金融不安の影響で元本割れの状態に陥りそうで、運用に支障が出ている始末。だからこれ以上負担を増やさないように販売をストップと。
こうした運用での失敗でバブル崩壊の頃は国内の生保がぼろぼろ潰れました。保険会社のウェブサイトには生命保険会社は金融庁によって守られているから大丈夫みたいなことが書いてありますが、すいません、過去に国内の生命保険会社は何社も潰れていますが何か?結局、いざって時には誰も責任取れねーだろうがボケが、と。でもって、歴史は繰り返しそうですか、そうですか。

なので、お金のことに関して言えば、他人にやらせるよりも自分でやった方が良いんじゃないかと思いますよ。

保険会社とか通じて年金運用するのって、

保険会社にお金を預ける

そのお金で保険会社が儲けた後、会社の家賃や税金を払う(1)

残った利益から従業員にお金を払う、高い役員報酬も払う(2)

残った甘く美味しい果実の搾りカスを加入者へ幾ばくか戻す

ってなことでしょう。個人でやれば、始めから美味しい果実((1)と(2)の部分)をそのまま丸ごと楽しめるってわけですが、他人に任せると貰えるのは搾りカスだけです。だって保険会社って会社の利益は守るけど、消費者の利益は守ってないですから。いざって時は倒産するし、倒産しないように頑張ると不払い問題が出てくる存在に、一体加入者は何を期待すれば良いんでしょう?運用失敗したからって、保険会社の社長の給料が5000万円から400万円に減るなんてことないですからね。ええ。

んでもって、それ(国内の保険会社)を作っているのが自分達国民の中に存在するんですから、下手するとこの国家自体が腐っているってことになりかねないですよね。そんな存在潰して良いんじゃないですか?と。

まっとうな企業だったら良いんですが、行動を見る限り、どこにも誠実さが感じられないと思うのが普通じゃないですかね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

民間も怪しいけど、行政もかなり怪しいからなぁ…
「保険料支払い記録を捨てちゃったから年金払えません」なんて、民間だったら訴訟でしょう。
じゃあ自分で運用しましょうって言ったって、銀行も証券会社も怪しい連中ばっかりだし。
誰なら信用できるって話じゃなくて、「誰がまだマシか」って話じゃないかな?

Unknown さんのコメント...

やっと気付きましたね。

保険(命を含めてね)を掛けることで、商品の値段(人件費も)が上がり、それを損ねたときの担保のために保険費用が上がるという、悪循環。。。

戦後から、「保険がない」という状態が不安になるように教育されてきたから、保険会社がなくなるなんてことはありえんのでしょう。
国が保険会社で、税金が保険金だったわけですが、それさえも危うい状態だとどうすれば良いのか。。。
ご指摘の通り、自分で保険会社をして、他人の保険金で自分の保険にすることが最善ですね。:p