本屋に行くと何故金融崩壊が起きたか?という本が数多く並んでいるのだけど、これらの本がどれくらい役に立つんだろう?という疑問。値段も1500円〜とかするんですけどね。
一方でネット上では無料で、例えば今年の2月にウォーレン・バフェット氏が子会社を通じて中国のBYD社の株を$8で取得とか載っているわけです。その頃に慌てて買っても$12くらいで購入出来たわけですが、現在の株価は$74で、6倍以上の儲けになっております。
偉い人が金融崩壊の理由をわざわざ本にしてまで世に出しても、こちら(購入したであろう読者)としては幾らも儲かりませんが、世界一の投資家のおこぼれを狙えば、あっさりと儲けが出ます。
ちなみにバフェット氏は2003年のSARS騒動の際にもペトロチャイナ株を$1弱で購入しておりますが、2007年に$11付近で売却しております。4年間で10倍以上のリターンということになりますし、これらの情報も当時ネット上で普通のニュースとして無料で読めました。
こうして考えると、難しいことを調べるよりも、天才的な人が今何をしているのかを知り、それを真似した方が遥かに実りが良いようです。
なので本屋で値段が付いた本を前にして、何故こうなった?にお金を払うよりも、そのお金を今何を購入したら将来儲かるか?に費やした方が遥かに有益かどうか悟った次第。
スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝
スノーボール (下) ウォーレン・バフェット伝
2 件のコメント:
この日のブログにコメントを書きこんだ所で
返信があるかどうか通知されないから
読んでも読まなくてもイイんだけど
何故金融危機が起きたのか?の類の本を読む人は
一般常識としてサブプライムとかの事実を知りたい人か
本能寺の変の真実!とかの
純粋な知識欲か好奇心で知りたいだけの人が
大半じゃないのか?
何故こんなことが起きたのか?
と言う情報と
ここでどうしたら儲かるか?
という情報があって、どっちに興味を持っている方が有益かと考えると、(個人的には)後者で良いんじゃね?ってこと。
単純に好奇心があって調べるのも良いんだけど、その情報って結局正しいかどうかを判断する能力を持っているかどうかが、また疑問。
自分はアホなので、分かりやすく儲かる情報があれば、それで十分です。下手に賢くなろうとも思いません。という個人的な感想。
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