2008年8月19日火曜日

株は下がっている時に買え

よく株が大暴落した時に買っておけばなぁ、、、という人がいますが、それなら今がまさにその時です。もっとも、株が暴落した時に買っておけば、、、と言う人に限って、こういう機会の時は『今、株が最悪らしいね。手を出さない方が良いらしいよ。』とか言います。日頃からの発言が(意識的にせよ無意識的にせよ)その人の信用力の判断材料にされますので、注意したいものです。

さて、株の話です。中国株は北京オリンピックの真っ只中、順調に値を下げております。アメリカについても、損失がどこまで根深くなっているのか分からない、サブプライム問題を始めとする金融問題がぐちゃぐちゃで、下がったり上がったりと、まあ見ていてつまらない値動きです。

とはいえ、こうした株が最悪な時というのは10~20年に一度くらいのペースでやってくる重要な時。いわゆる株でお金持ちになった人々が、こぞって株を仕込みに入る時期だと言えるでしょう。このような時期に割安になっている株を仕込み、経済が回復して株価が上昇を迎えたところで売るわけです。

でも、どんな会社の株があるか分からないし、何を買って良いのか分からないという問題が最初はついて回ります。そこで、個人的なオススメは上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(大証2部:1309)です。こちらは上海総合指数と連動して上がったり下がったりする株のようなものです。中国本土の全体的な株価が上がれば上がるし、下がれば下がります。日本で言うところの日経平均と連動して動く株と考えれば分かりやすいでしょう。毎日ニュース番組などで発表される、日経平均が上がった下がったというのに連動して、日経が上がれば上がり、下がれば下がる値動きを買うような感じです。

これを買うことで、個別の企業の株は何を買って良いのか分からない人でも、市場の景気状況に投資することが出来ます。今市場が冷え込んでいるのは目に見えて明らかです。で、こう言う時に株を買っておけばなぁ、というのが儲けたい人の気持ち。でも、初心者は株を何を買って良いのか分からないので、それだったら市場の動きと連動する株を買っておけば?というのが今回の要点です。


なんでよりにもよって中国株なの?と言う人は、こちらの本を読むと目から鱗です。株については初心者でも、世界を飛び回り、実際に現地で生の情報を掴んで投資をしている天才投資家の頭脳を借りれば、それなりに良い利益が生れるものです。実際に現地に足を運ぶ時間もお金も無い人でも、天才投資家がそれを書いた本は安い値段で手に入れることは出来ます(本を読む時間や、買うお金まで無いって言う人には、儲ける資格なんてありません)。


ジム・ロジャーズ中国の時代

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