リッツ・カールトンから手紙の返事を貰ったのだけど、切手までリッツのロゴマークになっていて驚いた。
こうした細部に至るこだわりがブランドの価値を高めるのだろうなと思った。例えば、ディズニーに行っても、細部に渡ってミッキーのシルエットが入っていたり、隠されていたりする。例えば、壁の模様の中にミッキーのシルエットになっている部分があったり、床の模様にさりげなく入っていたり、ゴミ箱の横にワンポイントでついていたり。こうしたミッキーの模様は『隠れミッキー』と呼ばれていて、何度もディズニーを訪れている人でも発見を楽しめると言う、面白さとブランド性を高める戦略として良い実例。
驚異的なリピート率を誇るディズニーと同じこだわりを見せるリッツ・カールトンも、その高級な値段設定にも関わらず、高いリピート率を誇るのですが、それもこうした切手一枚でもホテルのロゴを使えるようにしようとする、ブランドイメージを押し出す戦略があってこそでしょう。これに世界的に評価の高い洗練されたサービスが加わって、お客様の心に強いイメージと信頼を焼き付けられるわけです。
自分でビジネスを所有している人は、いかに自分のビジネスの価値を高め、多くのお客様を獲得出来るか?と考えたとき、こうしたリッツ・カールトンやディズニーの成功実例からとても多くのことを学べると思います。また、自己ビジネスを所有している人でなくとも、自分自身の価値を高めることで、同じように多くの信頼を人から集めることへと繋がり、そこからビジネスを作り上げる上で多くの協力が得られるようになります。
自分の能力を高めたいと考えている人は、最高のサービスの現場を作り上げているシステムについても学んでみてはいかがでしょうか?実は最高のサービスといえども、一部の天才的な人々から生まれていると言うわけではなく、極めてシステム的かつ科学的な泥臭い内容から作り上げられていることが分かります。なので、自分には最高のサービスを提供するなんて無理だ、とか勘違いをしてやる前から諦めてしまうのは勿体がないと思うわけです。ディズニーなんて、働いている殆どの人はアルバイトですから。実に18000人近いアルバイトによって世界トップのリピート率を誇るエンターテイメントとサービスのビジネスが動かせるわけですから、謙虚に学んで日々実践に移すことで、自分のビジネスや自分自身の価値を高めることが出来るということも、可能というわけです。
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
こちらは現在のリッツ・カールトン東京の総支配人:リコ・ドゥブランク氏が共著になっている本です。サービスの実例エピソードが豊富でお勧め!
リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則
2 件のコメント:
ちょくちょく読んでいます。
Jwave早朝の番組のインタビューコーナーでリッツカールトン日本支社長が今週出演されています。
http://www.j-wave.co.jp/original/wakeuptokyo/
Podcastがあるので、早起きしなくても大丈夫ですよ。
loyさん
はじめまして。
嬉しい情報ありがとうございます☆
Podcastは良いですね。好きな時に聞けるので助かります。
支社長の高野さんの本は、読みやすくてお勧めの一冊です。
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