2008年5月27日火曜日

自己啓発本などの隠れた効果

成功するためには~すると良いと書かれた本があります。こうした本は自己啓発とか成功哲学と呼ばれるジャンルのもので、昔から数多くの著作が生れて来ました。中にはこうした「~すれば成功できる」といった話を胡散臭く思い、毛嫌いする人もいますが、優れたレシピを知らずして美味しい料理が出来ないのと同じなように、何千年と続いてきた人間の歴史においても、社会的に成功するためのレシピと言うのは存在するわけです。

偉大な料理人になろうと思う人が料理の勉強をするように、人間として生を受けたからには、大きなことを成し遂げようと考える人は成功について勉強をするべきです。とはいえ、レシピを覚えても料理を作らなければ美味しい食べ物が食べれないように、成功する方法を覚えても、それを実践に移さなければ成功はありえません。レシピの暗記は驚くほど簡単ですが、レシピの実践は驚くほど骨がおれる場合もあります。料理の例で言えば「鍋に材料を入れて弱火で掻き混ぜながら3日間水を加えつつ煮詰めます。」と書いてあっても、それを実践する人が殆どいないのと似ています。しかし、そのような作業の末に出来上がる料理を作りたいなら、その素晴らしい味を作り上げたいなら、その結果を得たいなら、黙って材料を鍋に放り込み、コトコトと煮詰める作業にとりかからなければなりません。

しかし、こうした面倒な作業に対して立ち向かう決意が出来ないうちは、次から次へと簡単そうなレシピを探し、ウロウロします。ウロウロしているうちに、どのようなレシピにも「やりたくないな」「辛そうだな」と思えるステップが入っていることに気づきます。100、200、、、1000と数多くのレシピに出会っても、どのレシピにも「これだけは超えなければならない」的な壁が備えられています。

こうした数多くのレシピを読みふける上で、あなたの心にはある変化が起きます。それはつまり、

言い訳が出来なくなる

です。ありとあらゆる言い訳が、数多くのレシピを通じることで、言い訳として使えなくなります。「お金が無いから」「時間が無いから」「勇気が無いから」といった言い訳は、あなたの成功を妨げる直接的な原因にはなりえません。お金も時間も、果ては生れた境遇すらとてつもなく酷い人ですら、誰もがうらやむような成功を手に入れてきた事実があり、それらの軌跡がレシピとして存在しているのが現在の世の中です。そして世界は恐ろしく狭くなった今、1日を待たずして、現時点で成功している人に直接会いに行くことすら出来るのです。

こうした恵まれた環境と歴史的な事実の中で、あらゆる言い訳は意味をなさなくなっています。しかし、これらのレシピを自分自身で読んで心に刻まないうちは、弱い心の生み出す言い訳に行動する力を奪われてしまいます。

こうした言い訳を生み出す弱い心を無くす上でも、自己啓発本と言った書物は悪い存在ではないのです。


【お勧め本など】

【携帯版】思考は現実化する


成功の9ステップ



成功研究会

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