2007年8月31日金曜日

お金の貯まり方

毎月使える現金が少ないうちは、入って来たお金を全て使いきってしまう生活が続く。

収入が増えてくると、貯めることの出来る金額が大きいので、毎月貯蓄するのが楽しくなる。

さらに収入が増えると、まるでお金が湧いて出てくるかのように増えるようになった。

好きに使えるお金が数百万円程度になってくると、例えばファミレスのような食事ですら無駄に高いと感じるようになり、ますます毎月の支出が減った。

少額の買い物の中にすら、無駄を省きたい気持ちにさせられる。

金持ちが『金持ちになるには思考、つまり、考え方そのものを金持ちのそれに変えることだ』と言った。

お金があるから、金持ちの考え方をするのか?金持ちと同じ考え方をするから、お金持ちになるのか?

何も持っていなかった人々が、とんでもないお金持ちになれた事実を数多くみると、どうも答えは明らかなようだ。

2007年8月30日木曜日

地震保険について考える

新潟の地震の被害を元に地震保険の価値を検証。

まず、被害額。

【中越沖地震】新潟県が被害額を1.5兆円と見込む、建築物は2000億円


建物の損失額は2000億円。

で、地震保険の損保会社の保険料支払い額は、

社団法人 日本損害保険協会(会長 江頭 敏明)では、7月16日に発生した新潟県中越沖地震に係る地震保険金支払見込額(18社合計)を取りまとめた結果、下表のとおり約64.8億円となりましたので、お知らせします(7月31日現在)。
損害保険業界では、引き続き皆様からのお問い合わせ、ご相談等に親身にお応えするとともに、保険金の迅速なお支払いに全力で努めてまいります。 
尚、損保協会では、このたびの地震災害につきまして、「地震保険対策本部」を設置するとともに、新潟県新潟市に「現地対策本部」、柏崎市に「地震保険相談窓口」を開設するなど、万全の体制で対応にあたっています。

上記のことから、2000億円の被害に対して、64.8億円しか出ないこととなる。

例えば、あなたが新築で家を建てて、地震が恐いので地震保険に入ることにする。火災保険の特約としてしかつけられない保険であると説明を受け、火災保険に入り、そこへ地震保険をつけることとなる。銀行などで住宅ローンを組む時に保険をセットで勧められる場合が多いという。その時によく勧められるのが「長期割引住宅総合保険」。これは掛金は割引となり安いが保障は低く、住宅ローンと同じ30〜35年間に渡って支払い続けるもの。しかし、地震保険は5年以下の火災保険にしか付けられないため、これに入るメリットは無い。なので却下。加えて、35年にも渡って家の火災を補償するのは馬鹿げている。

さて、5年以下の火災保険にしか地震保険の特約が付けられないと説明を受けて、普通の人は「じゃあ、「長期割引住宅総合保険」を解約して新しく火災保険に入り直して地震保険を付けよう」とでも思うのだろうか?保障が必要と思うなら切り替えもありだが、それで一番儲かるのは保険会社だ。

そもそも、2000億円の被害で約65億円しか出ないのである。本来の価値の3.25%しか補償されないのだ。単純に考えて、

2000万円出して家を買い、次の日に大地震で崩壊しました。

地震保険に入っていたため65万円が貰えました。

という話を聞かされているのだ。こんなの保険とは言えない。65万円なんて、頑張れば1年以内に貯金出来る金額だろう。補償率が3.25%なんて、住宅ローンの固定金利と一緒なのだから、尚更だ。いったい、何のために高い保険料を保険会社に払うのだ?いざって時に役に立たない商品に金を出す必要なんてない。

日本損害保険協会は最近「地震保険に入る人が増えている」といったCMを出しているが、お前等よっぽど腹黒いのか?と勘ぐってしまう。

ちなみに東京で大地震が起きた場合、国ですら賄いきれない損害額が発生するといわれているため、そもそも地震保険が機能する環境など始めからないのだ。保険会社が払いきれる金額以上に損失が発生した場合、保険会社はそれ以上払う必要は無いと法律によって保護されている。まあ、そんな法律で保険会社を守ってもらっても、困るのは消費者なのだが。

市場に強い支配力を持つ消費者としては、絵に書いた餅に金を支払うべきではない。甘い汁を吸いたがるフザケタ企業が増えるだけだから。

先進国の酷さ

最近よく中国の酷さを報道し「来年オリンピックなんて本当に出来るの?」といった発言をする人は感覚的に多く見かけます。とはいえ、世界陸上を開催している日本の現状ですら、このような状態なのですから、他の国を馬鹿にする前に、まずやることは腐る程あるのではないでしょうか?

東京オリンピックなんて決まった際には目も当てられなくなると思います。自分達が思っている程に良い国じゃなくなっているのが日本なのではないでしょうか?

2007年8月29日水曜日

億単位を稼ぐ人の思考

例えば世界No.1と言われるレベルのマーケティングコンサルタントともなれば、時給60万円の世界だ。講演を一回するだけで1億円を稼ぎ出す。そのような講演の参加費は桁違いに大きい。50万円以上がほとんどだ。

ここで問題。しかも答えには数億円以上の価値がある問題。

世の中で何億円ものお金を稼ぐ人は、その他大勢の人と比べて何十倍も多く働いているのか?それとも何十倍も賢いのだろうか?あなたが100万円を卒業式の日に渡されて、クラスの中で一番出世する人に投資をしなさいといわれたら、何を基準に相手を選ぶだろうか?IQの一番高い奴を選ぶだろうか?一番頭の悪い奴を選ぶだろうか?クラスの人気者を選ぶだろうか?趣味に没頭している奴を選ぶだろうか?

20年後のクラス会で、その答えが分かるとして、その時に明らかになるNo.1になった人物が持っている資質、性格、事業、方法はなんだったのだろうか?

アナタが億の金額を稼ぐようになる時、このような答えをスラスラと言えるようになっている。そのような講演だからこそ、人は数十万円や時には数百万円を投資し、アナタの話を聞きにいく。

世界のトップレベルというのは、まさにそのような人々だ。だから、世界のトップとして認識されることにもなる。でも、そんな人々も、実はアナタと同じ有機質の脳を持ち、手足の数も同じだけしか無い。しかし、思考が少し違うだけで、生み出す結果は天と地程の開きになる。

それが少しくらい高価だからといって、お金を出さないでいるのは勿体ないではないか。

今の問題点

今の自分の環境の問題点は、将来働き続けるのに最高の職場も、若いうちに稼ぎまくって早くに引退してしまう環境も、どちらも準備されている点にある。

例えると、あなたは物凄くSEXがしたい。最高の選択肢が複数いる。ただし、選んで良いのは一人だけ。しかも、自分の人生がそれで決まってしまう。

2007年8月28日火曜日

中国のコピー品問題から

テレビ東京のガイアの夜明け。本日は中国の偽物ブランド品の裏側。中学校を卒業した子供達が一生懸命ブランド物の偽物時計を作り、1800円程度で売っているそうで。で、日本としては偽物を作るのは悪いだろうとか、本物の品質に近づいて来ているのでちょっと怖いとか。なんとかしたいとか。

でも、中国人の働く姿って、なんか凄まじいんだよね。一生懸命働いている感じがする。しかも品質が年々上がっている。そのうち、追いつくし追い越すこともあるでしょう。すぐにも後にも。

日本の職人社会だって、弟子が親方の側に付き、見よう見まねで技術を盗み、それを覚えていくようなもの。会社という仕組みの中でそれを実現し、特許や著作権で守って利益を独占して来たビジネスモデルも、それに捕われ過ぎたらどうなの?って思います。うちが金かけて作ったものを、盗んで利益を奪われてたまるかってところなんでしょう。ブランドのバッグや時計なら特に。せめてノレン別けとかで特許料とかノレン代とか欲しい、、、みたいな。

じゃ、ラーメンの味とかカツ丼の味とかだったらどう?別に味に特許は無いし、真似される方が悪いってことでしょ?特許持っているんだから、そのルールでやってよとかいうけど、それも微妙。なんか、そういう世界じゃなくなっている気がする。

アメリカで始まったYouTubeというサービスは動画の共有サイト。気に入ったTV番組の一場面やドラマの全エピソードが無料で見れる。でもって、企業は著作権を振りかざして削除しようとしているけど、どうも作業が追いつかず諦めモード。いっそのこと、オフィシャルでドラマの予告編などをアップして、視聴率アップに繋げたり、ドラマのDVD Boxなどのプロモーションに使おうとしている。

最近売上が伸びているアパレル事業はスペインのZARAとかいう企業だとか。この会社、いくつかブランドを持っていて、型やスタイルを送れば全世界どこへでも2、3週間で納品してくるくらい生産スピードが速い。つまり、今流行のスタイルが街に溢れたら、それを一気に生産してその流行を作ったブランドの売上を横取り出来る。しかも、品質はとても良く、値段が安いと来ている。日本だとハニーズという企業が中国と連携して、東京で流行のスタイルを2週間程度でコピーして売り出すということをやっている。まあ、ZARAもあります。世の中、そういう流れなんです。ってか、これが現実です。

モノと金のスピードが現在は桁違いに早い。中国がコピー品をどうのこうのといっているけど、そんなこと言っている暇があるなら、何か別の手を打つべき世界に変わっていっているんじゃないの?今までの方法じゃ生き残れない世界に変貌を遂げようとしているのに、今更コピーはダメだとか文句言っても仕方が無いでしょうと。他社との差別化を常に作り続けるか、素早く売れてる商品を世に送り出せる力か、誰も目を向けていない市場を作り出すか、そうした努力を続けた方が遥かに効率が良いんじゃないの?

個人的には中国にお金を投資して、努力家な国民に稼いでもらうのが一番効率的で良いんだけどね。逆に、日本企業がこうした戦いに疲れきるんだったら、日本を空売りするにこしたことはないよね。

2007年8月26日日曜日

やりたいことをやろう

「自分のやりたい仕事をしないだなんて、歳をとった時のためにSEXを控えるようなもんだ。」
-Warren Buffett

2007年8月23日木曜日

反発が凄い

先週の暴落時に80万円以上資産を奪われた中国株ですが、現在はそれが嘘のように上昇しています。保有している数銘柄は、暴落前の株価以上に上昇しており、つい先週の恐怖のどん底のような金曜日に株の購入を行える資産が残っていたなら、今頃一財産築いていた頃でしょう。まあ、そんな後悔は株をやっていれば何度も通る道ですが。

しかし、この投資というものは自分の生活の一部が落ち込みを見せる時、得てして上昇をして自分に笑顔を与えてくれる貴重な存在です。


損をして覚える株式投資 (PHP新書)

2007年8月20日月曜日

農産物を巡る動き

ブラジル、日本向けエタノールを生産へ 5工場建設し最大規模
産経新聞より

バイオエタノールの消費がますます伸びて、農産物の価格は上がりそうですね。農産物価格は今少々下落して落ち着いている状態です。逆に、それがまさにチャンスの兆しなのですが。

Bloombergの記事にも

Commodity investors may never have a better time to buy corn, cotton and sugar instead of oil and copper.

「商品先物投資家達にとって、石油や銅よりも、トウモロコシ、綿、そして砂糖を買うのにこれほど最適な時期はなかっただろう」

と書かれているくらいです。

円高で下記に上げる農産物ファンドも買いやすくなっております。10万円以上の現金がある場合は、投資を考えてみると良いかもです。個人的に、友達全員に10万円以上あるなら、とりあえず10万でもいいから買っておけと強く勧めたい投資です。



大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

ネットワークの力と世界経済

アメリカの住宅ローンの焦げ付き問題が全世界へ広がった後に、アメリカ政府から金利の引き下げの対策が発表された。その流れを受けて、アメリカの平均株価は金曜日に大幅に高値をつけて暴落の下げ幅はある程度調整を見せている。世界最高の投資家とされるWarren Buffett氏は「このような暴落時には不当な安値まで株価が下がる企業がある」と発表し、まさに株を買うのに最適な時期であるかのような発言も出た。

そんな状況が先週。で、週明けの本日日経平均は大幅に上昇。安値のついた株に大きく買いが入っている状態だ。インターネットの発達により、個人でも世界のお金の動きが素早く把握出来るようになって来た。一昔前だったら、暴落が起きた後は先行きが中々見えずに暴落を続けただろうし、もっとパニックに陥った人も多かったように思う。

株式市場は気まぐれで感情的な値段が飛び交いやすい場所だといった見方がされて来たが、全世界がネットで繋がり、ほぼリアルタイムで情報共有がなされ、それが個人レベルで万人に行き渡る時、自由市場は本来の最適な値段設定に近づいていくのではないか?と考えてしまう。もっとも、それでもパニックが起きることはあるだろうし、あまたある企業の中からいい業績を上げていても、不当に安い(あるいは高い)まま放置されている株価の企業は消えないと思うけど。

2007年8月18日土曜日

モノ、カネ、ヒト

企業の資産は3つに分類される。つまり、

「モノ、カネ、ヒト」

だ。この3つのうち、一番大事なのは何か?答えは簡単:人。

何故かといえば、最終的にヒトがモノとカネをどう扱うか決め、その判断が委ねられているから。仮に100万円あったとして、それを何百億へと換える投資能力を持つヒトもいれば、何の効果も現さずに浪費として終わる人もいる。モノも一緒で、一時期IT化IT化と騒がれていたが、実際にPCや高品質のネットワークを導入しても、それを使いこなせるヒトがいなければ、IT化を実現するモノはただの箱と線でしかない。

では、ヒトをしっかり集めれば役に立つかというと、そうでもない。人は生理的に楽をしようとする生き物だし、モチベーションが高い人材も少ないのが現状だろう。得てして、20%の出来る人々によって会社の80%の利益が作られているものである。

企業の資産の中で一番大事なのはヒトであるという点に関して疑問は無いのだが、そのヒトという資産を最大限に活用するべくして最も重要であるとされるのが、教育となる。社員教育にどれだけ愛情を注げるか、そこが重要になってくる。ところが、それを理解している企業は多くない。

「そんなことはない!ちゃんと新人研修は行っているし、OJT(オンザジョブトレーニング:職場訓練)もやっている!」と言う前に考えて欲しいのだが、それはどの程度のものなのか?ということを。例えば、世界で最高のサービスを提供するホテルの一つであるThe Ritz-Carlton。ここでは従業員のトレーニングに実に1年半を費やす。しかも、それは中途採用の人でも同様で、なおかつ2年目以降も年間120時間以上のトレーニングが行われている。多くの企業で社員教育をしっかり行っていると言っているにも関わらず成果が出ていない会社は、Ritz-Carltonやその他の結果を出している企業の足下にも及ばない時間と労力しか教育にリソースを充てていない。これでは当然問題が出るのも当たり前といえば当たり前だ。

また、人の教育に関しては従来信じられて来た神話が幅を利かせており、21世紀型の労働にそぐわなくなって来ているものもある。例えば「あらゆる職業的スキルは訓練によって身につけることが可能である。」と言ったこと。もちろん、あらゆるスキルは誰しもが訓練によって身につけることが出来る。これは間違いの無い事実だ。問題は、そのスキルを使った仕事そのものが、その本人の性格や個性に合っているかどうか?という点にある。NASAが全米から優秀な能力を持った人々を集め、最高の訓練を施しても、実際にスペースクラフトを打ち上げてから同じような結果を全員が出せるかというと、それは起こりえない。あるものはいかなる状況に陥っても冷静に対処するし、あるものは無重力空間に感動してはしゃぎ過ぎて余計な作業を増やし、燃料不足で帰れなくなりそうな事態に陥るといった具合だ。もっとも優秀とされる人材を集めて来て、もっとも優秀なトレーニングを行っているのに、実際の仕事の結果は大きく異なる。これは何故か?それは仕事そのものがそのヒト特有の個性に合うか合わないかという問題があるからだ。

上記の例から分かるように、教育も大事だがその後は適材適所が求められるということが分かるだろう。これらの要素を考えた上で、始めてヒトの資産が生きてくることとなる。

もっとも、今の日本の教育を受けて社会に出てくる人々が、果たして職場に置いて優れた教育を行えるかどうかは望みは薄いし、その重要性を本当に理解しているかどうかは疑問が残る。トヨタやキャノンのような会社があるではないか?という突っ込みもあるだろうけれど、そのような企業は海外の優秀な人材から多くの知識や知恵を吸収しているから強いのであって、企業自体が国際社会化されているのである。国内の教育だけしか受けていない頭しかない企業は、より多くのトレーニングを外部に求めるべきだろう。

2007年8月17日金曜日

円高

株安よりも円高にショックを覚えた。海外に資産が増えると、為替レートがころっと変わった瞬間にひやっとするくらい資産が変動することを知りました。

それにしても、変化が激しい時には現金を迂闊に投下せずに、少し落ち着きを見せるまで待った方が良いですね。反発を期待してあわてて動くよりも、底値に近いところで少しずつ拾えるのを狙った方が良いかもです。

好業績にも関わらず株価が暴落中の企業が増えているので、かなりのバーゲンセール期間と化しておりますが。。。

ここに来て非常に良い経験を貰いました。ありがとう運命。

2007年8月16日木曜日

すべては思惑通り?

こちらのブログ記事でJim Rogers氏が「中国株が40〜50%下がれば大幅に買い増す時だ」ってなことを言っておりましたが、現時点で11,989.16のH株指数が10000.00くらいまで落ちるとなると、本当に大幅に買い増せる時が迫っているかのようです。流石にそこまで下がると、自分の資産はマイナスに突入するかもしれません。

とはいえ、来年の北京オリンピックや2010年の上海万博、現在の中国はそれらに伴う大規模な建設ラッシュと日々増加し続ける貿易黒字で経済基盤はとっても固い中国。株価が下がるべき要素はとても少ないのですが、アメリカの住宅ローンの焦げ付きで、アジアへの投資資金を引き上げている投資銀行等の動きもあってか、全然株価は奮いません。

そんな中、自分はせっせと買いを入れております。ちょっと全体の流れに逆らうのはストレスとの戦いにも感じるのですが、まあ、頑張ります。

2007年8月13日月曜日

結婚式決まった。

場所と日取りを決めて来た。
前金で20万円って言われたので、ほいって渡して来た。

んー。金銭感覚狂うな。

保険料が全額戻ってくる保険

最近、保険料が全額戻ってくる保険がCMで話題になっているそうです。
アリコでやっているそうですが、60歳まで払い込みで、そこから入院等で払った費用を除いて、掛金が全額戻ってくるそうで。仕組みとしては毎月払う掛金に資産運用に回すお金を含んでいて、それを保険会社の方で運用して、その利益で掛金を補填しているといものです。ちなみに、運用利回りは2%もあれば良いので、アメリカの会社であるアリコ的には、アメリカの債券に投資するだけで4〜5%の利回りを得ているわけですから、消費者を食い物にしているようなもんですね。

ついでに言えば、保障内容も低いです。

入院日額8000円(1入院60日まで通算730日)。
手術80000円。
死亡80万円

です。はっきり言えば、もしあなたの貯金が56万円(8000円 x 60日 + 8万円)以上あれば、こんな糞保険入る意味ありません。

今の日本人で1入院60日の保障等、よっぽどの高度先進医療を受けない限り、自腹で払えない人なんていませんし、一入院60日ということは、同じ病気で再入院しても、その最初の退院日と再入院日の間に180日以上経っていない場合は同一の入院と見なされ、両方合わせて60日分の保障しか補償されないのです。なので、最大で56万円しか補償されないのです。なら、56万円の貯金があれば、こんな保険に毎月1万円以上も取られるなんて、お金をドブに捨てるのと一緒です。

同じ1万円を毎月貯蓄できるなら、オーストラリアドルやニュージーランドドルのMMFに投資した方が良いでしょう。利回りは5%程ですし、同じように30年間運用すれば832万円程になります。普通に貯金しただけでは360万円にしかなりません。

ということは、アリコのような保険会社は消費者から集めたお金で832 - 360 = 472万円も儲けているってことになります。

あなたが正常な頭の持ち主なら、こんな自分の500万円近い利益を奪っていくような糞保険に入るとは思いません。


余談
実はバブル期には日本の保険会社もこのような掛金が全額、時にはそれ以上、戻ってくる保険というのがありました。簡保の死亡保険等は、掛金を100万円程しか払わないのに、死亡保障500万円が一生ついてくるというとんでもない保障がありました。100万円振り込めば500万円くれるというのです。消費者的には嬉しい限りですが、企業を運営する上では馬鹿げてます。
そしてバブルが崩壊し、金融市場はどん底まで落ち、保険会社がどうなったのかはみなさんのご存知の通り。高利回りを唱った上記のような保障が足を引っ張り、利益率はマイナスになって、どうにもいかなくなり大量の不払いを起こす結果となりました。最悪ですね。
アメリカも現在サブプライムローンといわれるサラ金のような住宅ローンで不動産を購入したアメリカの人々が、不動産バブル崩壊とともに大量の不良債権を出し、金融市場にちょっとした混乱を起こしていますが、はて、昔日本でも似たような話を聞いたような?って状態になってます。

自分の資産は自分で守りましょう。

2007年8月12日日曜日

血液を落とす

こんなことを書くと人殺しかと誤解されるかもしれないが、血液がTシャツ等に付着すると、なかなか洗濯で落ちないはずだ。まあ、そんな落ちにくい汚れに洗う前にシューッとかけると綺麗に洗えるというスプレーを買って使ってみた。

血の付いたTシャツにシュー。

1〜2分待って、普通の洗剤でゴシゴシと手洗い。

やっぱり落ちないかな、と暫く洗っていると急に真っ白になった。

おおっ!!すげえっ!!!

と、ちょいと感動した次第でした。

2007年8月11日土曜日

中国産野菜よりも危険な国産の肉

中国産野菜が危険だという。なので、すべて安全を考慮して国産でってのが最近よく聞く内容。とはいえ、みんな肉食うじゃん?自分はベジタリアンだから関係ないけどさ。それに中国産野菜も食べますよ。農薬は気にしてないです。汚染もまあ気にしてないです。

逆に気にしている人に言いたい。食物連鎖の先にいる生き物に一番汚染が蓄積されると。例えばマグロやクジラは海の中で一番食物連鎖の頂点に近い。故に、その体の中には一番水銀等が蓄積されている。汚染度レベルでは最高に近い食材となる。

では、肉は?最近穀物の値段が上がって牛肉や豚肉の値段を上げざるを得なくなっているという。マクドナルドも値上げしているし、カレーで有名なCoCo一番も値上げを発表した。さて、そんな中、農家の人々は飼育している家畜の餌に国産の有機栽培された安全で高価格な穀物を食わせるだろうか?農家だって利益率を上げたいだろうし、取引先の企業から価格競争の為に協力を求められているだろうから、当然安い中国産の穀物を使って家畜を育てることだろう。そして、危険だ危険だといわれている野菜を食べて、それらの肉は育ち、含まれる農薬の濃度は野菜を直接口にする以上に高くなる。これは、海外産の肉に限っても似たようなものだろう。

なので、肉食をやめない限り、結局のところ汚染から逃れられるわけない。むしろ、中国産を食べようがベジタリアンでいることの方が、最終的な汚染物質の吸収率を最低限に抑えることが出来る分、よっぽど健康的だと言えるだろう。

なので、一生懸命高い値段で国産の野菜を買いつつ、肉食を辞めずに過ごしている人々が「国産の野菜だから安心」などと言っている姿を見ると、その矛盾した行動におかしさを感じずにはいられない。

ちなみに、あるアメリカのデータによると農薬の残留率は、食肉55%、野菜6%、果物4%、穀類1%とのことです。

加えて言えば、作付面積単位に使用される農薬の量は日本の方が中国よりも多いです。つまり、残留農薬量は中国産野菜よりも国産の野菜の方が多いのです。ある農薬は危険で、別の農薬は危険じゃないといいますが、名前が違うだけで成分が殆ど同じといった場合もあるそうです。国産だから安全、なんて思わない方が良いです。

2007年8月10日金曜日

8月の資産推移

資産合計が243万円になりました。
予定では280万円だったのですが、中国株の下落の影響で、40万円のマイナスです。まあ、調整局面なので気にせず買いを進めていきます。9,10,11,12月の4ヶ月で20万円ずつ入れていっても80万円追加出来るので、今年の目標だった300万円を超える金額にはなります。実際、

240 + 80 = 320万円

となりますので、まあとても楽観してます。っていうか、今年の頭には300万円を超えるのなんて無理って思っていたんです。でも、やろうと思えば何だって出来るって気持ちで、少し上の目標を上げたらあっさり達成出来そうになるのですから、人間の潜在能力というのは思った以上に高いのだと実感させられました。

はい。来年やその先も楽しみですね。

中国株:調整局面

ほんの少し前にJim Rogers氏が中国株は現在よりも40%程下落すれば絶対に買い時だと言っていたけれど、その時の水準から考えれば、現在約25%程の下落率。あと15%程度下がれば、かなり確実な仕込み時と言えるでしょう。現時点で少しずつ買いを入れて様子を見るのが悪くない買い方だと思えます。

農産物の先物取引価格はこのところ上昇気味なので、証券コード(0682)の超大現代農業「チャオダモダン」などを購入してみてはいかがでしょうか?

2007年8月9日木曜日

The Ritz Carltonで結婚式場見学&お茶

結婚式する場所を探しにミッドタウンのリッツ・カールトンに行って来ました。

フォーシーズンズとか、有名どころをまあ色々と見て来ましたが、ホテル施設を案内された瞬間、リッツに軍配があがり終了。あの従業員のクオリティの高さ、最高です。みんないつも笑顔を向けてくれるし、さり気ない会話の気配り、そしてホテルの空間内にほのかに漂わせるチョコベースの気持ちの良い匂い、すべてがとてもいいです。品質の次元が他と明らかに違う状態です。
とはいえ、ラウンジなどのお値段はそれなりに高め。オリジナルブレンドコーヒーは2杯で1600円。紅茶は1700円。ケーキは1500円。恋人と二人でまったりしたら、7000円とか平気で取られてるし。。。今回はダージリンとマンゴーのムース等を食べてみましたが、紅茶はお代わり無しでこの値段。ゆっくりとティータイムをくつろぐならば、フォーシーズンズや帝国ホテルをお勧めします。これらのホテルは飲み物のお代わりを何度も持って来てくれるので、かなり良い時間を過ごせます。まあ、リッツカールトンは眺めやサービスの品質、そのどこにも問題がないというので、ある意味すばらし過ぎなんですけどね。こちらで結婚式を挙げた人の感想は「悪いところがどこにも無い」という台詞を言うくらい。これって最高。

予算的には衣装2つに式と披露宴、料理、ケーキ、引き出物、お花、前撮り等コミコミで参加者60名&新郎新婦の宿泊費込みのお値段:

470万円

んー、以外と安いぞ。個人的には他の一流ホテルと比べても50万〜100万円程度の違いです。こりゃ参った。あとは、結婚式を挙げる際にゲストの宿泊費は1万円割引が受けれます。ので、1室最低55,000円から泊まれることになります。60名(新郎新婦除く58名ですね)全員を宿泊させてもプラス165万円(1室に2人泊まる計算)。なので、合計:

635万円

この程度の贅沢はしてもいいかな。

興味を持った人用のために、一休.comのリッツカールトン格安プランをリンクしておきます。かなりお得な割引率ですので、ぜひご利用してみてはいかが☆



帰り際にコーヒーと紅茶を買って帰りました。コーヒーは100gで1600円。って、ラウンジでのコーヒーの値段と一緒。紅茶はリッツカールトン東京のテーマである、チョコレートフレーバーのものとなっています。シナモンの香りも効いており、とっても上品な味。コーヒー豆もスターバックスの倍の値段であるけれど、味はかなり美味しいです。以外と品質の割に値段高くないかもと思わされます。




リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間



リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則

2007年8月8日水曜日

何気にはまった



うさぎがいっぱーい。

しかし、こうした動画をダウンロードしてiPodに入れてどこでも見れるとは良い時代過ぎだよね。すばらしすぎる。

2007年8月6日月曜日

アメリカがくしゃみをすれば

先週はニューヨーク市場の暴落があったため、本日週明けの国内市場や中国市場は暴落で始まっております。円安も加わり、海外の資産は為替差益もあってか結構目減りしている状態です。とはいえ、米国は住宅需要とかローン問題等を抱えているからオカシクなっているわけで、他がその影響に一喜一憂するのもどうかと。とはいえ、世界のお金は繋がっているようです。

ま、それはさておき。せっかくの暴落が起きたので、株価は買いやすくなっております。今後も安定した成長が見込める石油や金属等を始めとした資源株や食料問題に繋がる農産物関連、また水質汚染等に対応する水関連の企業株やファンド等にお金を投資していくのが将来が楽しみな投資方法ではないでしょうか。

2007年8月5日日曜日

メモ

性愛行為とそれに用いられる器官はまったく醜くて、その醜さたるや、もしも顔の美しさ、当人たちの装飾、抑制された躍動がなかったならば、自然は人間を失ってしまうと思えるほどのものなのだ。
-(レオナルド・ダ・ヴィンチ「手稿」)

2007年8月3日金曜日

サラリーマンて最悪の働き方じゃないの?

手取り年収計算シミュレーションなるウェブサイトがあったので、そこで色々と年収どのくらいで手取りがいくらになるのか計算していた。

現在の自分の手取りは年間約540万円。この手取りを得るのにサラリーマンは約700万円の年収が必要となる。

びっくりさせられるのは天引される金額。
社会保険料:88万円
所得税:30.8万円
住民税:32.3万円

合計すると151.1万円だ。

ちなみに自分の場合は同じく年間手取りが540万円程で、
社会保険料:43万円
所得税:5.5万円
住民税:7.9万円

合計は56.4万円

約100万円違うことになる。で、これが何を意味しているかって言うと、年収700万円とか貰うためにはそれなりに仕事に精をだして働いている人が多いだろうってこと。そのためにはお金も時間もかけている。医者や弁護士なんてその最もたるものだと思う。だけど、それより少ない労力で、最終的にはより多くのお金を自分の懐に入れる方法はいっぱいあって、世の中の多くのお金持ちはそれらの仕組みを使って、どんどん自分の資産を増やし、働かなくても自由に遊んで暮らせて、なおかつ日に日に手持ちの資産は増え、しかも、払う税金は毎日あくせく働いている人よりも全然少ないってこと。自分の例で上げれば、同じ手取りを貰っている人よりも遥かに少ない税金で済んでいる。

もっとも、自分の場合は、確定申告の後に56.4万円の請求が来るようなものだから、実質

540-56.4 = 483.6万円

が最終手取りってことになるだろうけど、実際は現金を投資に回しているので、得てして56.4万円以上を投資から回収している。投資の利益は誰かが自分のために働いてくれたようなものなので、合計して考えるとやっぱり、お金持ちのやり方を実践した方が遥かに儲かる。それに損したところで、後で税金が安くなるから、別に気にしない。

んー、なので、なんにしても、やり方ってのは重要だと思います。愚直な方法を世の中の多くの人は勧めます。曰く、良い大学に行って、良い企業に入って、まじめに働きなさいと。問題は、そのやり方がもっともお金を稼ぐのに一番不適切な方法だってことです。

1日3時間労働:世界で2番目の金持ち

世界で2番目のお金持ちといえば、Warren Buffett氏です。投資の世界で知らない人はいない存在。まさに雲の上の存在。ですが、彼が1日に働く時間は3時間程度とのこと。んー。素敵ですね。

お金持ちは働けば働く程に生活が豊かになっていきますし、自由な時間も増えます。多くの人々は働けば働く程、自由な時間は減り、生活は、、、まあ、あんまり変わらないかと。

ここに何か根本的に重要な違いがあると思いませんか?その答えを追い求める人が、本当の成功を掴んでいることでしょう。では、それはなにか?というt

2007年8月2日木曜日

投資が簡単

経済基盤がしっかりしている状態が強い中国市場で、米国の暴落の影響を受け株価が下がるのは、非常に魅力的なことです。40〜50%も下がるわけではないでしょうが、投資が加熱し過ぎではないか?と思われていた最近の動きに、ちょうどタイミング良くストップがかかり、またしっかりとした値動きを期待出来る調整となったと観ることもできます。

これから投資する方向性ですが、原油が高騰していたり農産物の価格が上がっているので、石油関連企業や農産物関連企業、また、環境問題に取り組んでいる企業等が狙い目であるといえるでしょう。どちらにせよ、アジアの市場がある限り、今後数年以上は安定した高利回りの投資運用が出来そうです。