2007年9月29日土曜日

原材料上昇に伴う生活、そして株価への影響

単純に原材料が上昇すれば、日頃の生活にかかるお金も増えるので、支出増となります。手元に残るお金が減るとあっては、サラリーマン大増税!と声高々に言われる中、貯蓄することはさらに難しくなります。

一年前くらいから友人達へ「定率減税廃止とか住民税率UPで払う税金が増えるのだから、早い段階から色々な支出を減らしていかないといけないよ。特に携帯電話の使用料とか電気代とか保険料とか毎月定期的に出て行くお金には目を光らせた方が良い。」とアドバイスして来ましたが、ここへきてさらなる追い打ちが原材料の高騰です。ガソリンや鉄などの資源だけでなく、マヨネーズやカップラーメンやら、日頃の食料品までその影響力は及んで来ています。また、穀物の価格も上昇しているので、畜産農家への負担は大きく、来年から牛乳や鶏卵を始めとする食料品の価格が上昇します。小麦の先物取引価格は既に投資するには高過ぎる値段で取引されているという意見も出ています。

こうした中、何が起こるかというと収入源の支出増が起きるわけです。何故収入も減るの?という疑問はあるでしょう。原材料の値段が上がれば、企業にとってどんな負担になるか?を考えればそれは明らかです。

一つの例を考えてみます。あるコーンフレークを製造している会社があります。コーンの価格が高騰しているので、製品の価格も上げたいのですが、市場には競合他社がいます。他社が値段を買えないうちに自分が値段を上げてしまうと、当然買いもの上手の主婦達が、そちらの商品を買い出すようになります。そうすると売上が減るので、原材料も高いのに収入も減るのでは泣きっ面に蜂です。なので、おいそれと値段を上げることは出来ません。するとコスト削減でカバーしようという話になりますが、下手すると従業員の給料を減らそうとします。多くの食料品会社では数多くの従業員を雇っていますから、その多くの人々の給料が減らされるということは、転じて消費者の財布の中身が減ることを意味しています。これは鉄の高騰によって影響を受ける鉄鋼会社、自動車メーカーや建設関係の企業においても同様のことが起きますし、食料品に限った話ではないのです。そして、多くの人々の収入が減ることとなります。しかし、市場の価格は上がるのです。収入減の支出増となります。

このような状況で儲かるのは原材料を持っている会社となります。例えば石油。昨日石油を1L汲み上げる価格と今日石油を汲み上げる価格はそれほど変わりません。にもかかわらず、数ヶ月前1バレル$60でしか売れなかったのに、今日は$83で売れるのです。何もしていないのに$23も儲けが増えるのですから、こんな美味しい話はありません。なので、タイミングさえ外さなければ、こうした原材料への投資はとても旨味があります。しかも、株と違い分かりやすいのです。ガソリンスタンドで価格の低い場所を探すのと似ています。商品市場というのは、高いか安いかで判断しやすいのです。スーパーで安い野菜や肉を選ぶのが当然な主婦の皆様には簡単に理解出来る話です。リンゴ1個100円と150円で、中身が一緒だったら、どちらを買いますか?という話です。

逆に、製品加工業の企業は苦戦を強いられるので、今後数年は大変なことでしょう。商品市場の価格が上がる時、株式市場全体の値が下がる関係にあるのは分かりやすい事実なのです。

まあ、そんなこんなで原材料が高騰している昨今、一般の人々の収入は減り、日々の支出は増えるという最悪な環境が築き上げられているわけです。しかも、これはまだ始まったばかり。中国とインド、あわせて24億人の人々が日本や欧米並みの消費を始めるところです。今まで貧しい農村のような自給自足の暮らしが、ある日、大量消費社会へと変貌を遂げるのですから、その影響力はとても大きいのです。考えても見て下さい、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の人口の合計は約8〜9億人です。中国だけで13億人なのですから、もう大変なことになることぐらい想像つくでしょう。

なので、アリとキリギリスの話ではないですが、貯めれる時に貯めることをお勧めします。貯めれる時ってのは今です。

「なんとかなる」って言う人と「備えあれば憂い無し」と言う人、どちらが賢いと思うでしょうか?

腐ってる日本

2chのコピペだけど、日本の市場の空気が腐っていることを良く著している。こんなんでお金を稼げと国がほざくのはどうかと思いますけどね。

138 :名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 15:55:04 ID:RDLl/v7f0
◆ライブドア粉飾疑惑額 15.8億円
⇒社長逮捕・上場廃止 (耐震偽装証人喚問にぶつけた不可解)
⇒検察「数10億もの巨額を堀江社長が知らないはずがない!タイホだ!」
◎安晋会理事の野口氏の自殺をライブドア匿名投資の野口と強調してリーク

◆日興コーディアル粉飾疑惑額 140億円
⇒訂正勧告・課徴金ちょびっと
⇒検察「140億なら訂正と罰金でOK」

◆nec子会社粉飾「確定」額 363億円
⇒会社おとがめなし
⇒検察「363億程度なら一社員の行為。会社はむしろ被害者」

◆ミサワホーム 5年にわたり数十億円
⇒いまのところお咎めなし


なんつーか、ライブドアと村上ファンドへの仕打ちは国家のやることじゃない。公平性も無いし、単なる妬み。もう、馬鹿かと。

2007年9月27日木曜日

億万長者の誕生と僧侶の死

ミャンマーで物価の高騰を受け、僧侶がデモを起こし死人が出る事件が発生している中で、先物商品市場で利益を手にし、億万長者になっている人々もたくさんいます。

っていうか、1999年あたりから商品市場が高騰するという見方はあったわけですし、Google Newsで「原材料 高騰」でニュース検索をかければ、驚く程多くの商品(ガソリン、鉄、小麦、牛乳、カップラーメン、マヨネーズ)が値上げするしかないと発表しているわけです。仮にミャンマー政府が国際商品市場の値上がりに耐えきれなくなり、悪いんだけど値を上げさせてもらうよ、というのは当たり前な行動かも、と思います。そもそも下手に政府が補助金などで介入すると将来的に問題を先送りするだけになってしまい、遅かれ早かれ手痛い問題となって跳ね返って来ます。

貧乏くじを引くのはいつも貧乏人で、金持ちはどんどん金持ちになっていくといいますが、貧乏な人って金持ちが頭を働かせてお金を一生懸命稼いでいることを忘れているんでしょうか?世界のお金の流れを予測し、トレンドを読み、将来を見据えて(始めは恐ろしい程少ない)お金を投資しているからこそ、少しずつお金持ちになっていき、世間が物価の高騰を受け嘆いている中で、儲かってるよ!と喜べるわけです。

だから、なんだろ。視点を変えると、僧侶の暴動って世の中の流れを勉強し忘れた人の逆切れ行動と見ることも可能と言えば可能です。で、こうした貧しさで人が死ぬ問題が起こるのだったら、解決策は簡単かもしれないと思うのです。

つまり、勉強しろってことです。学校で習うような勉強ではなく、世の中を見て、仕組みを覚え、それをどう使えば良いのかってことです。大昔から人間がして来た生き残りの延長みたいなものです。とても単純で当たり前なことだと思うのです。

2007年9月25日火曜日

金持ちは金があることに悩む

ロバート・キヨサキ氏の名著に『金持ち父さん貧乏父さん』と言う本がある。

この本の中で、ハワイで大富豪になった金持ち父さんとロバートが呼んでいた親友マイクのお父さんは「金持ちはお金がありすぎることに悩むんだ。お金がなくて悩む人間とお金がありすぎて悩む人間。君はどちらになりたい?」と尋ねる話がある。

あなたはどうだろう?お金がありすぎて悩みたいだろうか?それとも無いことで悩みたいだろうか?

自分はその時、お金がありすぎて悩みたい!と思った。それが贅沢な悩みだと思ったからだ。

実際、今となっては税務署に税金の申告をする時に、この金持ち父さんが言った「お金がありすぎて悩む」状態と言うのを理解出来るようになった。

とにかく100万でも1000万でも自分で稼いだお金を税金で持って行かれるのが嫌なのだ。だから、いかに税務署に持って行かれずに済むかについて頭を悩ませることになる。

もちろん脱税と言った法に触れることではなく、自分の事業に必要な投資を行い、それを経費として申告し、利益を減らすのだ。仮に10万円のマーケティングセミナーに参加し、来年の売上が100万円増えたら、この投資の利回りは1000%となる。そして次の年にまたお金がありすぎて悩む訳だ。

こういう生活は頭をいっぱい使えるし、使えば使う程もうかるので、ことのほか楽しい訳だ。

定義付けで思考停止になる理不尽さ

名前を与えることで理解することが出来るが、同時にそれは思考の停止を意味する場合もある。
老子のような話。

人は何か分からないものや現象に対して恐れを抱くものです。普段明るい挨拶をしてくれる人が、無口でやって来たら何かあると思います。そして心の中で身構えます。話を聞くと頭が痛くて、ぼーっとして、鼻水が止まらないといいます。ここで普通の人だったら、ああ風邪をひいたのかと思い心理的に理解出来たことによる安心を得ます。しかし、あなたが風邪という知識をもっていなかったらどう思うでしょうか?こんな現象はありえない。ひょっとしてこの人は死ぬのか?と思い、慌てふためくことしきりです。

別の事例を考えてみましょう。一昔前、結婚もしないのに子供がいるのは社会的に良い目では見られませんでした。なんかこう、人生の落伍者みたいな雰囲気もあったと思われます。ところが、若い人達の間で子供が出来たので結婚するという流れが生まれました。このような行動に「出来ちゃった婚」と名付けたのです。そして、出来ちゃった婚カップルなどがTVに数多く登場し、それは普通のことのように思えました。ところが「出来ちゃった婚」という言葉を使うなといわれると、結婚していない段階で子供を産んでしまった男女が、社会的立場を重視するが故に結婚に至った行動という説明に変わるわけです。「出来ちゃった婚」という響きからすると、可愛さのかけらもありません。「出来ちゃった婚」は響きが柔らかいし、内容も理解しやすい上、罪悪感を感じさせる要素が希薄であるといえるでしょう。とは言え、このことによって以前では問題とされていた行為が半ば社会的に軽く受け止められるようになってしまいました。「出来ちゃった婚」という言葉を誕生させずに、理解に苦しむ行動として留めておけば、世間の目も昔と変わらないことだったのでは?と考えてしまいます。

別の例をもう一つ。ある農村で多くの人が吐血して死ぬ病気にかかりました。死ぬ前に頭に突起物のような物が現れ、それが真っ黒になると吐血をして死ぬという症状だったのです。これを頭部突起型吐血症候群とでも名付けました。原因は未だ分かっていません。で、暫くたったある日、都会で同じ症状で病院に運ばれて来た患者がいました。それを見たお医者さんはインターネットで似たような症状を調べると、頭部突起型吐血症候群ということが分かりました。原因不明で、治療方法がないと書かれています。ここでお医者さんは「この病気はまだ原因が明らかになっておらず、治療方法も分からない。」と判断するでしょう。しかし、この病気が世の中にまだ無かったら?一体、どのような行動をとるでしょうか?何としてでも患者の命を救うためにありとあらゆることを試してみようと思うでしょう。もちろん、患者の許可をとってですが。ここでいいたいことは、ある症状に名前をつけてしまうと認識する上では非常に便利なのですが、思考がそこで停止してしまう恐れもあるということです。しかし、この名称による定義というのは逆説的には、今まで判明した事実を引継ぐというメリットもあります。つまり、東部突起型吐血症候群は原因不明だけど、頭の突起が黒くなったら死ぬぞってことは分かっているわけです。それをなんとかしてやろうかいな?と考えるきっかけを与えるかもしれませんし、これは原因不明の病気だから助からないかも知れませんと患者と自分を不幸のどん底に落とすことも出来ます。

こうして考えると、名前をつけるという定義付けの行為はある視点では今まで理解されている知識を全体へ伝えるのに非常に効率的な手段となるのですが、それを知ってしまうことにより、そこから先のことを考えるのをやめることにも繋がったりと悪い部分も同時に含んでいるのです。これには例えばAさんという人の噂も該当することでしょう。「Aさんは素晴らしいお金持ちで、今からスイス銀行のファンド運用マネージャーと今後の為替動向について話し合いにいくそうだよ」と聞かされた場合と「Aさんはとんでもないドケチで、凄い資産を持っているのに一度も飯を奢ってくれたこともないし、性格も酷いもんさ」と聞かされた場合では、あなたのAさんへの接し方はことなります。
これは誰かの知識をAという人の名前に結びつけたことにより、そういうもんだと頭の中で他人の目から見たフィルターを通しての情報を引継いでしまうからです。これは時に非常に厄介な存在です。予備知識0で知り合えば、あなた自身のAさんの人間像を構築することが出来たのに、それを事前情報によって歪曲される恐れを生じさせてしまったのですから。

まあ、そんなこんなで、我々の使うこの言葉や名前をつけるという文化は、便利さとともにどうしようもない程の不便さを持っているのです。

2007年9月24日月曜日

本日の中国株

ウォーレン・バフェット氏じゃないけど、ペトロチャイナ株をHK$14で2000株程売却。
平均取得単価のほぼ倍の値段で売れたことになる。種銭は回収したので、残りのペトロチャイナ株は塩漬け予定。

一部注目している株の決算が10月にあるので、そちらの結果が気になるところ。

2007年9月23日日曜日

で、何気に商品投資が低リスクなわけですが

Jim Rogers氏が「中国のA株よりもH株の方が現時点では気に入っている。現在A株とH株の乖離は激しく、H株は割安にある。」と発言しております。また氏は中国株はバブルの状態にあり、仮にはじけるとしたら値を元に戻すまで何年もかかることになるだろうとコメント。実際、日本株は17年経った今もまだ回復しきれていない。

しかしここで、中国株がはじけた場合、安心して投資出来る投資先はどこだろうか?答えは簡単。商品市場だ。

明日手持ちの持ち株が紙くず同然となったところで、人々は毎朝朝食を食べ、服を着替えて車に乗り、鉄筋コンクリートで出来たビルにあるオフィスに行き、昼食を食べ、PCを始めとする数多くの電化製品の恩恵を使いながら生産性を高め、夜になると街中に電気が灯り、家に帰ると夕食を食べる。この生活空間に無くてはならないのが商品だ。石油を使い、鉄を使い、綿から服を作り、農産物を食べることをやめることは無い。景気がどうなろうが商品は売れるのだ。そしてお金が増え続けている中国やインドを始めとする貪欲な胃袋と欧米文化への憧れによる大量消費は尽きることが無い。ここ5年から10年にいたるまで、商品市場は暗い要素が殆どないのだ。

この期を逃すのは勿体ないのではないだろうか?原油も農産物も市場最高値を付けているのだが、過去の基準で見れば農産物などまだまだ安値で放置されている状況だそうだ。スーパーで安い野菜を探すのが主婦の賢い買い物の方法だが、こんなに分かりやすい投資先もないだろう。

ここいらで、農産物ファンドへ投資しておいてはいかが?

商品投資に関するお勧め本はこちら


大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

2007年9月19日水曜日

アメリカ依存から脱却、そしてアジアの時代

アメリカがサブプライム問題で介入に迫られる中、中国はどんどんと力を付けています。

サブプライム関連の債券を中国の銀行は大量に買っているので、そもそも中国だって今回のことではダメージを受けたはずだ!と言う意見もありますが、それは望ましいことです。というのも、中国政府的には世界最大の貿易黒字+外貨準備高世界一になってしまっていることから、市場に大量の人民元が溢れ(というのもドルが入って来たところで、そのまま国内に流通させることが出来ず、入って来た外貨の分の人民元が市場に印刷される結果となっているため)、そのインフレを止めるため、海外の資産を買い、一生懸命外貨を国内から追い出そうとしているわけです。さもなければ、かつての日本のようにとんでもないバブルが起き、市場は大混乱となります。そこで中国の13億人が政府めがけて暴動を起こす、といった事態になることは、今の共産党政府の死ぬほど恐れている事態です。なので、中国政府的には海外の資産がある程度手痛い打撃に見回れようが、それほど気にすることではありません。中国にしてみれば、腐る程入ってくる外貨が減るにこしたことは無いからです。しかも、経済基盤はとても良く、今後のますますの発展が期待出来る市場です。国外よりも国内にいる13億人の方が、アメリカ、ヨーロッパ、日本をすべて足した人口(約8億人)よりも多いのですから、そのすべてが今の日本や欧米と同じ金額の消費生活を始めるのかと想像するだけで、ゾッとするような事実です。

つい今月、今の日本の株式市場規模と中国の市場規模が並んだところですが、人口倍率10倍の市場規模ですから、まだまだこれからといったところですよね。少し離れたインドは人口11億人、アジア諸国を合わせると約30億人のマーケットが誕生しようとしているのです。これが何を意味するか?馬鹿でも分かりますよね。

そして、農産物の価格はここ数年来の最高値を更新中です。中国と農産物への投資が、ここ数年間のほぼ間違いない投資方法と言えるでしょう。

2007年9月17日月曜日

マーケティングを極める

最近買った本を書いていなかったので今頃更新。

マーケティングを語る上で、外せないであろう人物がジェイ・エイブラハム氏。世界トップクラスの彼の時給は$5000(60万円)と言われている。彼の3日間のセミナー参加費は$5000、5日間の集中プログラムは$25,000と言われている。そんな彼のマーケティング理論に格安で触れることが出来るのが、この「ハイパワー・マーケティング」という本。見込み客を絞り込み、効果的なセールスに繋げるためにもぜひとも読んでおきたい本です。


ハイパワー・マーケティング



もう一つ読んでおきたい本が、こちらの「影響力の武器[第二版]」と言う本。何故人がセールストークに従い(時には売り込まれているとも知らずに)商品を買ってしまうのか?その行動原理に迫る研究結果が書かれている。様々なマーケティング手法や営業テクニックなどが網羅され、人を説得する上でも参考に出来る事例が数多く紹介されている。ページ数も多く、読み応えがあることしきり。悪い営業に引っかからないように、消費者としても読んでおきたい一冊。


影響力の武器[第二版]

2007年9月12日水曜日

東京のホテル事情

Ritz-Carltonの評判がイマイチな東京。少し前にオープンしているマンダリンオリエンタルの方が良いという声が多い。流石に宿泊客数よりも従業員数の方が多いらしいから、そのサービスの抜けの無さはしかるべきだと推測しています。さらに、宿泊料金もRitzよりも安いとあっては、興味が湧くというもの。今度ぜひ利用してみようと思います。

こちらは一休.comのマンダリンオリエンタル宿泊プランです。

一休では何気に帝国ホテルが口コミ一軒一軒にコメントを返しているのに、非常にお客様の声を大切にしている雰囲気を感じています。コメントを返すことで、お客様の声がちゃんと届いていますよとう意思表示にもなりますし、これはいいことです。サービスに特許なんてないわけですから、ぜひとも他のホテルも見習えば良いんじゃないでしょうか?

おいおい、農産物!!

農産物の先物価格が連日凄い勢いで上がっています。もともと安値で放置されていたとは言え、ここにきて世界のお金が投入し始められたのでしょうか?こちらとしては待ちくたびれていたところなので、嬉しいのですが、反面来年あたりに食料品を始めとする物価が全面的に上がりそうです。

しかし、問題はそれだけではなく、例えば服の値段も上がるということです。例えばアメリカでは一人当たり9枚のジーンズ消費を見込んでいます。これにさらに中国が4枚、インドが2枚消費するようになるというのです。アメリカが2億人として2 x 9 = 18億枚のジーンズです。一方中国は13億 x 4= 52億枚のジーンズ、11億 x 2 = 22億。

ある日、18億枚の需要だったものが92億枚の需要になったら、、、って考えただけでも怖いですね。ケーキやコーラ、アイスクリームなど、中国ではかつて消費されなかった砂糖を大量に使用する食料品の需要も上がっており、砂糖の消費量および輸入量は年々倍増中です。ぞっとするでしょ?この事実。

こうなってくると農産物への投資は、既に投資としての役割を果たさず、単に来年以降値上がりされては困る一般的生活必需品へのヘッジでしかないです。値上がりしたら困るので、値上がりする方向に賭けを投じ、それが当たれば利益が出るので、それで値上がり分をカバーするってだけですが、これをやる人とやらない人では大きな違いを生み出すことでしょう。

とりあえず、農産物ファンドへ投資しておいてはいかが?

商品投資に関するお勧め本はこちら


大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

2007年9月10日月曜日

中国とかベトナム

あまりにも市場全体が好決算な中国は、アメリカの住宅ローン問題など、どこ吹く風といった株式市場の地盤の強さを見せています。一方で、10年前の中国と表現されている国ベトナムの株式市場も回復して来ました。今後、中国は人手不足により人々の給料が堅実に伸び始める時です。日本も30〜40年前のサラリーマンの初任給は12万円程度でしたが、今では22万円。ほぼ倍ですね。これが中国にも起こるということは簡単に想像出来ますし、そこで人件費が高くつくとなったら、海岸線で繋がっているベトナムへ生産の現場が移動するということです。

人々の暮らしが豊かになり、食生活も欧米化してくると、大量の家畜の生産が必要となり、穀物の価格は大幅な上昇を迎えることでしょう。日本でも来年になれば食料品の値段が顕著に値上がりすることと思います。そして、全世界はより多くのお金を消費するようになるのです。市場に多くのお金が溢れるとき、株も同じように値段が上がっていきます。

もしあなたがお金をただ銀行に眠らせているだけだとしたら?当然価値は大幅に減っていきます。お金は、お金自身を生み出すために働ける場所にいてこそ、貴重な資産となってくれるのです。

2007年9月9日日曜日

偉大な営業が偉大な社長になる理由

セールスの仕事は世界最高の説得技術の仕事だ。お客様が解決したいと望んでいることを、深いレベルで読み取り、それにあった解決策を提案する。時にそれが自社の利益に結びつかなくとも、それを喜んで行なえるその精神こそが、本物のセールスと言える。

セールスとは、多くの人が勘違いしているのだが、物を売るという行為ではなく、解決策の提案でしかない。パナソニックを築き上げた松下幸之助氏の言葉を借りれば「ミキサーを売るってことは、野菜や果物の貴重な栄養素を余すことなく摂取出来る方法をお客様に理解してもらうってことだ。この機械を使うことで、健康が得られるって言うことを伝えなくてはいけない。」ってことになる。ミキサーの本来の価値をお客様に理解してもらい、それを解決策として捉えてもらう。こうした営業をくり返して来た人々は、必然的に人の心を掴む達人になる。それは、悪いことではない。何故なら、このセールスというのは本来お客様自身が気づかなかったような価値まで提供してくれる素晴らしい行為だからだ。

このような人に価値を与える行為こそ、世の中の成功に繋がる生産的行為であると言える。そして、お客様は会社の部課や同僚ではないため、あなたがいかなる権力を持っていようと言うことを聞かせられる相手ではない。そのような方々にも納得してもらえる技術を手に入れるからこそ、偉大な営業職の方は社員の心を掴んではなさい最高の社長になれる確率が高いのだ。

空気が読めない日本人

日本人は組織内での空気読め的雰囲気が強いのだが、いざ国際社会という活動の場に移ると、コンセンサスというか何となく分かっているはずのお互いの同意出来る部分が希薄な分、一番空気が読めない人種に変わる。

2007年9月7日金曜日

収入を上げても豊かにならない

年収を上げることは意外と思いのほか簡単だったりする。

多くの人はお金持ちになりたい。少なくとも、あと少しだけ給料が多かったら、と願う。ちなみに、あと少しってどのくらい?と尋ねると、平均して現在の収入の15〜20%UP程度だという。とても少ない。というか1年以内にそのくらいは増やせるように世の中は出来ている。

さて、給料が増えても毎日の生活に劇的な変化は訪れない。急に明日から会社を辞めてファーストクラスで世界中を飛び回り、一泊$500以上するラグジュアリーホテル巡りをするといったゴージャスな目には会えない。では、そのようなことが可能な金持ちと一般の高給取りとの根本的な違いは何か?と考えた。

答えは簡単で、資産だ。お金がいくら積み重なってもお金でしかない。お金が、お金を生み出す「資産」に変わり、それが大きくなるに従って働かなくても済むような収入が自動的に入ってくるようになる。そして、時間、金、人を自由に動かせる富が手に入る。それこそが「豊かさ」なのだ。

あなたが世界中を飛び回って贅の限りを尽くしても、またこの休みが終わったら働いて稼がなくては等と、どこか足枷をはめられた気分でいるのではなく、次から次へとお金が湧き上がってくるため、これから先も何の心配もいらないといった気分になれることだ。こうした心を併せ持ってこその真の豊かさを得ることとなる。それを得るためには高級を取る、つまり収入を増やすだけではダメで、よりしっかりとした資産形成が不可欠となる。それが本当の金持ちと見た目だけのお金持ちを分ける明確な条件だ。

2007年9月6日木曜日

目標を追い求める人生

目標を立て、それを達成すると急速にやる気が失われる。達成した瞬間はとても満足感と高揚に包まれる。シャンパンでも浴びたいくらいだ。問題はその後だ。その次はどうしようと迷子になった気にさせられる。なので、短期的な目標は長期的な目標とのセットであるべきなのだ。逆を言えば、とても無理そうな長期的な目標を達成するために、短期的な目標を時間軸に沿って準備した方が良いということとなる。もっとも、その長期的な目標をそこから数年後、あるいは数十年後に達成した後にむなしい気分がやってこないとは限らないが。

こうして考えると一代で完成することが出来ないピラミッドの建設や平安京の都計画など、流石としか言いようが無い。50年100年計画で未来を見据える計画は、きっと死ぬまで人生を楽しみながら生きることが出来ただろう。なんてロマンチックに浸ることも出来る。

そんなわけで、人生を充実させるには次の代まで引き継げるような壮大な夢を描くのも良いのかもしれん。とりあえず、今持っている目標は、12年程度で50億以上の資産を築き上げるということくらいだ。


ちなみにこちらは成功哲学の権威:Brian Tracy氏が、セミナーの中でいつも絶対やるべきと言っている目標設定の方法:




ゴール―最速で成果が上がる21ステップ

2007年9月5日水曜日

将来の目標の立て方

目標を持っていると毎日の生活に張りが出ます。我々人間の能力は超高性能の追尾ミサイルで、コンマ数ミリの高精度でターゲットに向かって突っ込んでいくことが出来ます。しかし、目標が無ければこの能力は無意味です。あなたが射撃の達人でも、ターゲットが無ければ撃てないのと一緒です。

なので目標は重要です。例えば仕事。どんな仕事がしたいとか、どれだけ収入を得たいとか言う目標があります。
仮に年収1000万円を目指すなら、同じ業界で1000万円以上稼いでいる人に会いにいきましょう。会社の中なら、上司に「1000万円以上稼いでいる人になるには何が必要?」とか「社内で1000万円以上稼いでいる人を紹介して。」と頼みましょう。その人に紹介されたら、自分が目指していることを相談しましょう。その人が本物なら、あなたに色々とアドバイスをして助けてくれます。その人が対したこと無い人でしたら、鼻で笑ってあなたを突き放します。本物を見つけて教えを請いましょう。これが出世への近道です。実際に会社の中で評価の高い人をコピーするだけで、それだけ早く出世のチャンスがやって来ます。それに、稼いでいる人を見ると、目指す方向性が立てやすいです。例えば、1000万円以上稼いでいる人は、3000万円以上の仕事を2〜3件受注しているし、200人以上の人とお付き合いがある。といったことです。それなら、2年以内に自分の顧客を100人にする、1000万円以上の仕事を3つ以上受注するといった目標が立てられます。後は行動するだけです。

あなたがお金持ちになりたいと願っていても、それが漠然とし過ぎていると何から始めて良いのか分からずじまいです。そして、何も行動しないうちに10年、20年と無駄に過ごしてしまい、気づいた頃には働けない体になっているのです。これではいけません。将来自由に暮らせるだけの資産が欲しいと思ったら、そのための計算をしてみましょう。

例えば、高級ホテルに宿泊しながら老後を過ごしたいと考えます。
一泊6万円とし、6万円 x 365日で2190万円です。これを30年間続けると考えると、6億5700万円必要です。なので、切りが良く7億円を60歳までに稼ごうと考えればいいでしょう。
まあ、これは少々金持ち的な目標ですね。一般的な少し余裕のある生活にレベルを落として考えてみましょう。
毎月35万円の収入。35万 x 12ヶ月 = 420万円。420万円 x 30年 = 1億2600万円。急に安くなりました。なので、贅沢をしない方が目指す資産額は1億2600万円ということになります。

はい、目標が見えたので、あとはやるだけですね。何も分からなかった時よりも、目指す金額が見えただけで大分違うのではないでしょうか?



ゴール―最速で成果が上がる21ステップ

農産物への投資

農産物投資へのお勧めファンドのリンクが死んでましたね。ここをお読みの方々、失礼しました。
こちらから農産物ファンドに飛んで下さい。

2007年9月4日火曜日

年金とか税金とか

年金問題やサラリーマン増税問題が将来不安を煽っているけれど、所得税や消費税などは北欧の社会保障がしっかりしている国よりも安く、保障、特に支給される年金の金額は世界一の高さだったりする。

かといって、それで生活出来る出来ないは別問題だし、金融に関する知識は低い。

お金としっかり向き合っていないのがそもそもの問題。

2007年9月3日月曜日

数字から投資先を考える

「中国の13億人が世界経済へ参加する。」
たったこれだけの事実で、今後の儲かる投資先が驚くほど簡単に分かります。例えば、こちらの株の神様と呼ばれた邱永漢さんのこちらのコラムを引用すれば
中国やインドなどの人口の多い地域で経済成長がはじまると、
人々の所得が上昇して消費がふえます。
13億の人口を擁する中国で毎朝、卵を一つ食べるようになっただけで
13億羽の鶏を養う必要が起ります。
それらの鶏に食べさせる飼料を考えただけで、
どのくらいとうもろこしの畑を拡げなければならないか。
その上、ふえ続ける自動車までがとうもろこしを食べるとなったら、
とうもろこしの値段が大暴騰するのは子供にもわかります。
キューピー・マヨネーズが
10何年ぶりに値上げを宣言したのを見ても、
世の中がどの方向に向って走り出しているのかわかります。


誰が考えても明らかな事実ほど儲けやすい対象はありません。農林水産省の発表している穀物の世界的なデータですら、トウモロコシや大豆などの世界的な在庫量が大幅に減っていると発表しているのですから。これが今後0になった時のインパクトは恐ろしいなんてモノではないことでしょう。かつて日本も石油ショックでトイレットペーパーが品切れになるほど買われたという、馬鹿げた歴史的事実がありましたが、もうすぐそれと同じようなことが起ころうとしています。こんな美味しいチャンス、見過ごす方が勿体ないと思いませんか?

農産物全般への投資は、以下のファンドが便利です。

2007年9月2日日曜日

農産物:中国との関係

こちらのブログ記事で、中国産野菜が危険だというが、それらが飼料として国内に入って来て、家畜を育てるのに使われるのならば、残留農薬量の関係から、国産の肉は十分危ないという論理を展開した。

気になって農林水産省の平成19年度の「飼料を巡る情勢」に目を通したところ、日本への中国産の飼料輸入量は減少しているようだ。というか、殆ど米国産が占めている。なので、この点は中国に対して不安を覚えている人々に対しては安心を与えることになると思う。

もっと興味深いと思ったのは、トウモロコシの国際的な需要が高まり、在庫率が減少していることと、中国の輸出入の増加により、国際輸送費が増加傾向にあること。これは何を意味するかというと、全体的に農産物の価格が高騰に向かっていることを意味している。アジアの30億人の農産物消費量が年々増加してくることを考えると、やはり今後の農産物はかなりの魅力的な投資先と言えるだろう。

農産物全般への最適な投資方法は、以下のファンドがお勧めです。

中国が日本を抜く

テレビ東京のニュースより、
中国株の時価総額が日本を上回ったとフィナンシャルタイムズが報じました。香港の証券会社によりますと証券取引所に上場する企業の時価総額で香港を含む中国は4兆7,200億ドルになりました。一方、日本は4兆7,000億ドルでした。

13億人の経済大国を夢見る人々が、ついに経済大国と言われた日本を抜く日がやって来ました。これがもっと人々の向上心に火をつけ、燃え上がって欲しいものです。