2009年7月4日土曜日

ビジネスってものを理解していない人は、ネットワークビジネスの利点が分からないかもね

ねずみ講とかマルチとか、何かと批判されるネットワークビジネスですが、意外とその利点について理解している人は少ないので、そのことについて書いてみます。


最大のメリットは節税

ネットワークビジネスを始めると、それは事業所得扱いとなります。サラリーマンやOLの人々は、通常『給与所得』という所得を得ています。これは会社が源泉徴収をして、働いて得た給料から勝手に税金が引かれて、残りを『はい、どーぞ』と渡される方式です。まあ、何にも考えずに、渡されたお金は好きに使っていいよってことになっています。楽ですね。


じゃあ、事業所得って何?

事業所得というのは、売上から経費を差し引いて残った金額を利益として計上する所得です。要は一般の会社の会計と一緒です。原価があって、売値があって、売り上げがあって、経費があって、経常利益があって、純利益があってみたいな感じです。会社の経理にいる人は分かりやすいと思いますが、通常税金と言うのは稼いだお金(売上)ではなく、稼いだお金の合計から、それを稼ぐのに使った経費諸々を引いた残りの金額にかかるのです。この辺が通常の給与所得の人にはぴんと来ない点かもしれませんが、これを理解すると大きな利点に繋がります。でもって、さらなる利点として、事業所得の損益と言うのは、他の所得と通算出来ると言うのがあります。つまり、事業所得で赤字が出た場合、他の所得からその分をマイナス出来ると言うわけです。


要は経費が申請出来る

ネットワークビジネスを始めると、それは一つの事業として考えられます。あなたは普通のお店のように、何かを仕入れ、それを営業して回り、売れば売上として計上し、売れなかったら損失として計上します。また、売る為に色んな人の所に行き販促活動を行うのにかかった費用は、全て経費として計上出来ます。

サラリーマンの場合は、自分で車を買って、それを使って毎日会社に通勤しても、車の購入代金やガソリン代は一切経費として認められませんが、あなたが事業を行い、それを使って営業活動を行ったのならば、車の購入代金やガソリン代は経費として認められます。


自宅も事務所です

通常会社というのは、自社ビルを所有してでもいない限りは、どこかの商業ビルのフロアを借りてオフィスを構えています。あなたが事業を始めた場合、その事業を行っている拠点はオフィス扱いとなります。ネットワークビジネスの場合、あなたのオフィスは通常自宅となりますので、事務作業を行うスペースは事務所扱いとなります。ワンルームに一人で住んでいて、家賃が月に5万円としたら、通常半分の2.5万円程度はオフィスとして使用している名目で経費として認めてもらえる場合が多いです。なので、2.5万円 x 12ヶ月で30万円程度は経費となります。


友達と食事しながらビジネスに誘うのも経費です

通常サラリーマンの人が友達と飲み食いしても、それはまったくもって経費になりませんが、ネットワークビジネスをして、その話をしながら友達と食事をすれば、それはリクルート活動になっているので経費です。実際にその話に乗って友達が加入してくれて、その後、どこかのファミレスでビジネスについて語り合ったり勉強会をしたりするのは、会議費です。その勉強の為にビジネス書を購入するのも経費ですし、連絡を取り合ったりするのに使う携帯やパソコンの購入費や月々の使用料(通信費)も経費です。こうして何かと経費になります。また、その場所に行くのにかかったガソリン代や電車代はもちろん経費です。


で、結局どのくらい得なの?

ネットワークビジネスは儲からないと言われているように、自分一人でやっているうちは、もちろん儲かりません。ただ、その分、色々と損失が発生するので、給与所得から払っている税金が戻って来ることになります。

仮に年収650万円の人(独身扶養家族無し)が、副業でネットワークビジネスを始め、売上は全然上がらないのに年間の経費が200万円かかったとすると、通常支払っている所得税は約35万円程度ですが、事業所得で赤字を出した後は、約19万円程度になります。よって、確定申告後に16万円程度が還付されて来る計算になります。ちなみに、年収650万円の住民税は約23万円程度ですが、事業所得で赤字を出し、450万円程度に利益が減った(計算になる)場合は、住民税は約10万円になります。

なので、所得税の16万円 + (23万-10万)で29万円程度お得になるって計算ですね。あと、社会保険料とか厚生年金とかって、前年度の年収によって変わるので、こちらもちょこっとお得になります。まあ、仮に年間30万円お得になると考えると10年で300万円、20年で600万円お得です。単純計算ですが。夫婦共働きでやったら、その倍くらいお得ですね。


この利益を伝えるだけで

実際、こういうのを実感してもらえると、ネットワークビジネスってのも悪くないかな?ってのが分かります。そして、こういう話をしてビジネスに参加する人が増えると、損失しか出ていなかった事業所得がプラスになり、気がつくと年収1000万円を軽く超えるようになります。そうしたら、今度は税金を払って、社会に貢献すれば良いわけです。


どっちに転んでもお得

こういうことを考えると、ネットワークビジネスっていうのは、利益が出なくてもプラスですし、利益が出てもプラスという何かと利便性が高いビジネスであるということがわかります。これがフランチャイズとかだと、参加費用も数百万とか数千万円とかとんでもないですし、辞めたくなっても簡単には行きません。高くても数万円程度で事業を始められるビジネスとしては、ネットワークビジネスは最適であると言えます。


リスクとか

こういう話をすると出て来る意見として、サラリーマンは副業が禁止とか、クビになるリスクを背負ってまでやるもんじゃ、ってな話となりますが、あの、、、世の中、リスク取らないで儲けようなんて馬鹿げた話は聞いたことありません。あなたの会社ですら、リスクとって事業やっているわけで、好むと好まざるとに関わらず、あなたはリスクに巻き込まれているし、働き方次第では、いつでもリストラの対象となっております。サラリーマンという働き方も、それはそれでリスクを背負っているわけです。


まあ、なんていうか

ねずみ講とかマルチとかいう言葉だけで、ビジネスってのを単純に否定している人を見る度に、個人的には分かっていて批判しているのか、それとも分かっていないで批判しているのか、どっちなんだろう?という疑問が付いて回ります。

もし自分が会社を所有しているとしたら、社員として欲しい人材はビジネスってのを分かっている人に来て欲しいものでして、単なるサラリーマンってのは必要なかったり、、、と感じています。


注意

このエントリは、単なるフィクションです。個人的には一部の馬鹿が、短期的な利益の為にマネーゲーム的な行動を起こして被害者を生み出す、ビジネスを冒涜するような極めて悪質なやり方には反吐が出ます。そういう意味で、一般的な意見が一部のビジネススキーマに対して歪曲されているのは人類にとっての大きな損失であると思います。

まあ、願わくば、みんなビジネスの楽しさに気づいて、いっぱい稼いで、いっぱい使って、いっぱい税金払って、楽しく生きて行くのが良いんじゃないか?って気分でいつもいるんですけどね。

あ、あくまでもフィクションなので。分かる人だけ、分かればいい感じです。

2 件のコメント:

kanji さんのコメント...

ゲームに参加するなら、ルールを理解しろ、ってところですかね。

これって自営業の人なら誰でもやっていることで、サラリーマンの世界しか知らない人にはわからないのかもね。

dkc さんのコメント...

そうなんです。

ビジネスやっていますよーっていう大義名分が欲しい人には、これ程手軽なやり方ってないんですけど、その部分を見ずに、どうでもいい批判をする人って多いのですが、まあそういう人って、じゃあ実際どれだけお金持ちなの?どれだけ社会的に成功しているの?と。

でもって、世の中でも結構認知されている成功者のなかには、こういったビジネスに肯定的な意見をするのはなんでかなーっ?て疑問に対して、ある種の答えの一つとして、こういう考え方を提示してみたわけです。