2008年7月4日金曜日

金銭感覚が理解出来ないのは、視点が違うから

300万円のセミナーとか聞くと、誰がそんな無駄金使うの?と思う人が世の中にはいたりします。ただ、何百億という金額を取引している企業においては、そんなのはした金ですし、さらに売上を伸ばし、利益を伸ばすためにありとあらゆる方法を探っているわけです。

そういう企業や経営者にとっては、例えばマーケティングの分野であったり、人材開発の分野などで著しい成果をあげている天才に教えを請うことも厭いません。世界のトップの実力と言うのは恐ろしいもので、例えば現在ビル・ゲイツ氏を抜き、世界一のお金持ちになった最強の投資家とされるウォーレン・バフェット氏と会食を出来る権利は、昨年ebayで7100万円の値段がつきました。しかし、それだけの値段を払ってでも得たい価値があるわけです。また、バフェット氏もその値段に見合った情報を提供するようにしているとのことです。ちなみに会食には8人で出れるそうなので、8名で行けば一人887万5000円程度に出来ますね。

なので、トップを走り続ける人々が、経営幹部10人程度引き連れてこうしたその分野で世界最強とされる人のセミナーに一人300万円払って出ても、それで明日の利益が何億円と増える結果を出すのですから、最高の投資となっているわけです。

こうした投資と言うのは実は誰もが行っていることです。大学に行くのもそうですし、MBAを取るといったのもそうでしょう。どれも300万円以上の負担になっています。国立の大学に通うとしても、例えば遠くから引っ越してきた場合は家賃や生活費も高くなりますし、4年間で300万円は軽く超えてしまうことでしょう。医者になるのもお金がかかると言われていますが、30代で平均年収1200万、独立開業で年収平均3300万円の世界ですから、そういう視点をもってすれば、実に利回りの良い投資なわけです。

こうして考えれば、人は誰もが利益の為に何らかの対価を払っていることにも気づきますし、それは恐ろしく高価な買い物であると言うことも理解できると思います。しかし、自分自身の能力を磨くための投資こそが、最大のリターンをもたらす最強の投資なわけです。




成功の9ステップ



成功研究会

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