2008年7月4日金曜日

転職の前に心掛けたいこと

http://d.hatena.ne.jp/shogizuki/20080701/1214917410を読んで思ったことについて書いてみる。


個人的な転職経験:3年間で4回&年収は3倍になった。

その転職活動の際に気をつけていたことについて書いてみようと思う。

転職する時に常に気をつけていたことは、確実に次の職が決まるまで転職しなかったってこと。そして、次の職の内定も少なくとも2社から取ってから前の会社に辞表を出した。そして、最悪どの転職先が心変わりをして採用してくれなくても、半年は遊んで暮らせる分の資産も確保しておいた。なので気持ちに余裕も生れたし、最悪移った先の職場が面接の際に言われていたものと違った場合、すぐに移ることも可能だった。また、面談で例えば、給与面等の就業条件で折り合いがつかない場合であっても強気でいれた。転職を成功させるための事前準備を行っていたからだ。

でも、一番大事なことを考えてみると、転職すると決めたのは自分なのだから、その行動に対する責任は全て自分にあるっていう認識を確かに持つことだと思う。その活動をやるぞ!と決めたのだから、それを成功させるのも失敗させるのも全部自分の責任。仮にこれが転職ではなく起業だとしたら、会社作ると決めたのは自分なのだから、それを成功させるのは自分の役目と思うだろう。もっと簡単に出来る例をあげれば、夕食でカレーを作ろうと決めた時、それを美味しいカレーにするためにネットでレシピを調べたり、質の良い食材を仕入れたり、それをきちんと下ごしらえして調理したりする責任は全部自分にあり、その最終的なアウトプット、つまり美味しいカレーを作り上げることは、全部自分の責任だ。どれか他人に理由を押し付けても良いけれど、それは結局のところ、自分が美味しいカレーを作り上げると言う行動を一切助けてはくれない。

これは何にでも応用可能なことだと思う。一つの行動を行うと決めた時、それを成功させるのも失敗させるのも自分に責任があると思えば、そこから多くのことを学べる。どうしても失敗したくなければ、既にやったことのある奴に聞きに行こうとするし、失敗した奴にもその理由を尋ねる。考えられる失敗の原因を全て取り払い、さらに自分が思いつく保険もかけてことにあたるだろう。そうまでしても運が悪いことに失敗することはあるけれど、そこまでやった経験があれば2回目は殆ど成功する。そして、そう言う経験を重ねていれば、何でもやれば出来るって言う気になるし、それが自信に繋がって、世の中がどんどん明るく見える。

なので、あらゆる不幸な出来事が起きてしまった場合でも、失敗の原因を自分以外に求めるのではなく、自分自身に対してどうやれば成功出来たか?について問う方が良いと思う次第。それは次の瞬間に成功の糧になるし、失敗のたびに自信を深めることが出来る、楽しい心構えになる。


今回の記事の元となったストーリーの人物は、内定を取り消されるという不幸な目にあってしまったけれど、取り消した会社も和解金を出してくれているし、すぐに職業訓練に行けば、自己都合退職の場合でもすぐに失業保険の給付が受けられる(通常は3ヵ月後から支給)。しかも、職業訓練に通い続ける間はその支給が続くというメリットもある。つまり、和解金+失業保険で、かなりお得な状況で再就職活動を続けることが出来るので、見方によっては不幸どころか超ラッキーになるのです。(参照:職業訓練の体験談

世の中は考え方次第でいくらでも楽になります。自分以外の存在と言うのに対してコントロールを及ぼすことは出来ませんが、自分自身をコントロールすることは可能です。言い変えると、世の中で唯一コントロールできるのは自分以外を除いて他にはいないのです。自分自身の考え方と行動を自分でコントロールすることが、あらゆる成功の土台となっています。


参考図書:

成功の9ステップ

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