BackupExec使用時に、エラー 1065「指定されたデータベースは存在しません」が表示された場合の対処方法。ホスト名を変えたサーバでこのエラーが発生すると思うので、そんなことをする人は少ないと思うけど、そう言う状況に陥って対処方法が分からない人向けにも書く。
普通に使っていて、このエラー 1065「指定されたデータベースは存在しません」が出た場合は、以下のようにやればOK。
1. BEUtility.exe ファイルを実行して Backup Exec ユーティリティを起動する
C:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT
2. 警告メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックする
3. [Backup Execユーティリティ]ウィンドウの中央ペインから[認識済みメディアサーバー]→[すべてのメディアサーバー]を開く
4. 左上ペインから設定を変更するメディアサーバーを選択する
※目的のメディアサーバーが表示されない場合、以下の方法でメディアサーバーを追加する。
a.中央ペインの[すべてのメディアサーバー]を右クリックして[メディアサーバーの作成]を選択する
b.[メディアサーバーの追加]ダイアログで[参照]ボタンをクリックする
c.[コンピュータの参照]ダイアログから目的のサーバーを選択し、[OK]ボタンをクリックする
d.[メディアサーバーの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックする
5.右ペインで目的のメディアサーバーを右クリックし、[データベースの修復]を選択する
6.[データベースの修復]ダイアログが表示されたら[OK]ボタンをクリックする
7.Backup Exec サービスを再起動する旨のメッセージダイアログが表示されたら[はい]ボタンをクリックする
8.[操作の進捗状況]ダイアログでデータベースの修復の実行状況が表示され、完了したら[終了]ボタンをクリックする
9. [Backup Execユーティリティ]ウィンドウを閉じる
で、ホスト名を変えた後にPCを再起動し、上記のエラーが出た場合の対処方法は
1~4まで一緒。ホスト名を変えたことによってMSSQLのデータベース名が変わっているから、BEUtility.exeに以前登録されていたメディアサーバーも消えているはず。なので、4のa~dの手順を使い、新たなホスト名となったサーバーを登録。
次に、左端のメニューにある「ホスト名を新規ホストに移行、、、」みたいな記載のメニューを選択すると、移行先に4のa~dで新規に追加したデータベース名が表示され、古いホスト名のところが何も記載がない状態でウィンドウが表示される。ここで、古いホスト名のところに以前のホスト名を入力しOKを押せば、無事に新しいホスト名でBackup Execを使うためのデータベース情報が登録される。
この作業を行った後にBackup Execを起動すれば、問題なく動作するようになる。嵌るとキツイので、参考までにどうぞ。いざって時はGoogle!
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