もっとも多い感染源はメールからではないでしょうか?通常のMail.appなどを使っている分にはメールの一つ一つがスキャンされるので問題は無いのですが、MicrosoftのEntourageを使用していると、ウィルスが検出されてもメールのデータベースのファイルが感染されていると表示されるだけで、どのメールが感染源なのかは分かりません。しかも最悪なことには、そのファイルを駆除するとメールボックス全体のファイルごと削除されてしまうので、次回Entourageを起動する時には、メールが一通も残っていない状態となってしまうのです。
では、どうやってそれを防げば良いのでしょうか?ここではMacでお勧めのフリーアンチウィルスソフトのClamXavを使用した際に、どのような手順で感染したメールを探し、駆除するのかを書きます。
ClamXavを使い、ウィルススキャンを行ないます。Entourageのメールの中にウィルスがある場合は、ホームディレクトリ>書類>Microsoft ユーザーデータ>Office 〜 ユーザー情報配下にある"データベース"というファイルに感染が確認されることでしょう。その場合、感染したウィルス名が表示されますので、そのウィルスがどのようなメールについて来るのかをGoogle等を使い調べます。
例えば、Microsoft Security Updateという内容でメールを作成し、EXEファイルを添付して来るタイプのウィルスと説明があった場合、Entourageの検索機能を使って、Microsoft Security Updateという分が入ったメールを検索し、そのメールを削除します。
通常であれば、これで安心と思い、再度ClamXavでスキャンすることでしょう。しかし、驚くことに再度ウィルスの感染警告が出るはずです。
ここで重要なポイント
Entourageはメールを削除しても、その元ファイルである"データベース"からは削除されないで残ってしまうのです。受信Box内では存在しないファイルなのですが、その削除したファイルの情報はいつまでもデータベースの中に残ってしまうと言う厄介な仕様となっております。なので、消したつもりでもウィルススキャンをかけると再度ウィルスが検出されてしまうわけですね。しかし、これはとても気持ち悪い状態です。
解決方法
ではどうやって解決するのか?一旦ウィルスの感染源と思われるメールを削除したら、Entourageの受信Boxを再構築し、そのメールが消えたと言う状態を"データベース"へ反映させてあげれば良いわけです。やり方は、
1、Entourageを一旦終了させます。
2、optionキーを押しながらEntourageを立ち上げます。
3、データベースの再構築を行ないますか?と表示されるので標準の再構築を行なう選択を選び、再構築を行ないます。
これで"データベース"へメールを削除した最新の状態が反映されるので、再度ClamXavでスキャンしてみましょう。今度はウィルスが消えたことでしょう。
自分も何故かウィルスファイルが消えているのにスキャンする度に見つかるので、おかしいと思って色々とテストを重ね、ようやくこの解決策に気づきました。良かったら、迷えるEntourageユーザーのために、この知識を広めてください。
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3 件のコメント:
まさに、私も迷えるEntourage ユーザーでした。
迷い迷ってこのサイトにたどりき、、。
無事解決する事ができました!!
ありがとうございました!!
お役に立てて何よりです。
今後ともよろしくお願いします。
削除済みアイテムフォルダの中に何も入っていないのに、右側に1と表示が。。。
スゴくすっきりしない日々を送っていました。
再構築したら、”1”の表示が消えてすっきりしました!
ありがとうございました!!
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