2008年9月14日日曜日
コピ ルワク@リッツ・カールトン東京:世界一希少価値、値段の高いコーヒー
世界で一番希少価値が高いとして知られるコピ・ルワク。リッツ・カールトン東京のザ・ロビーラウンジ&バーで5,500円と言う値段で提供されております。
コピ・ルワクはインドネシア産のコーヒーで、kg単位10万円以上で取引される最高級豆です。何故、この豆が希少価値が高いかと言うと、インドネシアにいるジャコウネコの一種、パームシベットという動物が、選り好みをして食べたコーヒー豆が消化されずに糞と一緒に排出されたものを洗浄し、飲めるようにしたのがこのコピ・ルクワになるからです。コピはコーヒー、ルクワはこのジャコウネコのことです。パームシベットの腸内でコーヒー豆のタンパク質成分が消化酵素によって程良く分解され、栄養素、味などに変化が加わり、絶品のコーヒーへと変化を遂げます。
そんなに良いコーヒーになるなら、パームシベットを集めてコーヒーを食わせれば大量生産出来るのか?と思いきや、このジャコウネコ、なかなかコーヒー豆を食べてくれる機会が無いそうで、本当に稀に出来る自然の奇蹟によるコーヒーです。
そんなコーヒーが飲めるリッツ・カールトン東京ですが。こちらのコーヒーが何故こんなに高い値段となっているか分からない人には、上記の蘊蓄を語ってあげると良いかもですね。半分以上は飲むことをやめる原因に繋がりそうですが。
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