2008年9月30日火曜日

アメリカあほ過ぎる

米議会、金融安定化法案を否決
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は29日、本会議を開いて、最大7000億ドル(75兆円)の公的資金を投入して金融機関から不良資産を買い取る金融安定化法案を反対多数で否決した。賛成205、反対228。共和党メンバーの多数と民主党の一部が造反して反対に回ったためだ。米国発の金融危機の拡大阻止を目的に政府・議会の協議で合意にこぎ着けた同法案が否決され、米国だけでなく世界中の市場に大きな衝撃を与えた。ダウ工業株30種平均はこの日、777ドル安の過去最大の下げ幅を記録した。

こうしてグダグダと救済策を先送りにすると、市場からお金が逃げ出し、それによって倒産するところもぞろぞろ出て、消費は鈍り、失業者も増え、景気は一気に冷え込み、どうしようもない負のスパイラルに繋がると。

金融業界の失態を国民の税金で救ってやることはないって考え方なんだろうけど、救わなかったらより痛い目を見させられるのは、その国民の方なんですけどね。で、貴重な時間を無駄にすればするほど、より多くのお金がかかるようになり、それこそ国民負担を増やすことに繋がります。反対した人々は、何がしたいのか分からない。中途半端な気持ちってのが一番損をする。

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