2008年3月13日木曜日

頑張らない人が増えると、格差社会は増長する

馬鹿みたいに単純なことだと思うのだが、どこかで次々と結果を出す人がいる一方で、足を引っ張っているような人もいる。当然多くの人は足を引っ張っている方を問題視し、結果を出す人には高給で優遇する。結果を出せない人は結果を出せるようにならない限り、その状況から抜け出すことはないが、本人に結果を出そうと言う意思がない限りそのような行動は起きない。

サービスでも良い。一方で優れたサービスのお店があり、一方で酷いサービスのお店がある。値段が一緒なら優れた方をとる。優れたサービスを提供出来る人は重要視され、酷いサービスを行った人は行動を改善してもらうか、辞めてもらうかしてもらわないと店側も迷惑だ。

優れている方にお金を払う人が多くなると、優れていない方が淘汰される。これは自由経済のあり方で、悪いものを駆逐し良いものを広めると言う至極当然な働きを担っている。

頑張りたくない人がいる。平凡な生活が出来ればそれで十分と言う。問題は社会と言うものは常に成長し続けるため、同じ場所に留まると言うことは死を意味していることになる。周りが生存を賭けて常に改善し続ける中で、当然昨日やらなかったことを今日やる必要が生れてくる。そうすると、初めは簡単だった仕事も徐々に難しくなる。やることが多くなり、それを上手くやりこなせる技術や手段などを考え出さないと、さらに状況は悪化していくことになる。

頑張りたくないという人にとって、この状況は極めてストレスの溜まる環境になることだろう。本人は今までと同じことをしてのんびりと暮らしたいのに、気がつくと周りの人々が変わらなければならないと急かすようになるのだ。
一方で、始めから向上し続ける心を持っている人は、このような状況に陥っても困ることはない。むしろ、自らがより良い環境を作り出していく能力を持っているために、自分の思いが世界に反映されていく姿を見てより高いモチベーションが生れ、さらに多くの結果を出すこととなる。

頑張らない人が増えると、当然伸びていく人に評価が集中することとなる。それは当然収益にも反映され、頑張らない人が多ければ多いほど、格差社会は酷いものとなる。そして、後になって政府に泣きついても政府が行えることは何もない。何故かと言えば、金持ちに重税を課せば、その税金分の企業への負担は最下層の頑張らない人々の給料へと反映される。よって、最終的には本人が考え方を変えて、より高い能力を目指し続けることでしか、この環境から逃れるすべはない。


平凡で良い人ってのは、生活に困らない暮らしを、あまり苦労せずに手に入れたいと言うのが根底にあるのだと思うが、それを手に入れる方法はこの自由市場経済において、日々絶え間なく上を目指し続けることを意味している。

ただ、本当に楽して暮らしたいなら、結果の出る方法を結果を出している人から学び続け、それを使って一気にお金持ちになることだ。そうやって資産を貯め、利息だけで生活出来るようになることが、生活に困らない暮らしを、余り苦労せずに手に入れるってことだ。

5 件のコメント:

ryu さんのコメント...

こんにちは。
色々読ませて頂いて多々共感するところが有って
最近ちょくちょく寄らせて頂いています。

このエントリは2点???って思って。

1.「頑張ること」と「結果を出すこと」どっちが評価対象?
2.世の中には「頑張って」も「結果が出せない」層って存在しない?

自分の手の届く組織が大きくなると、
そのなかに「頑張っても結果が出せない人」は必ず居る。

そう言った人たちをどうケアするかも、組織としては結構重要かなぁ。

dkc さんのコメント...

どうもです。鋭い指摘に感謝。

1についてですが、結果を出すことが評価対象です。日本の文化は苦労して成果を出すプロセスを重視する流れが強いと言う研究結果もあるので、頑張った方が良いとされるわけですが、でも頑張った=結果が出るってわけではないのが世の中です。全然頑張らなくても結果が出せる人はいますが、これは2にも影響してくる話。

2の質問について。はい、当然頑張っても結果が出ない人が存在します。でも、これは結果が出ている人の方法を知らないからって場合が殆どです。

例えば、知恵の輪っていう玩具があります。これは、解き方を知っている人は3秒で終わってしまうものですが、やり方を知らない人は3日かけて諦めてしまいます。成功を掴むことがこの知恵の輪を解くことだったら、その答えを知っている人に聞くのが成功への最短の近道となります。

これは何も会社の外の専門家にアドバイスを求めなければならないと言った、大それたものでもなく、例えばある会社で実際にあったケースですが、営業の中でも結果の出ている人と、出ていない人がいました。そこで、結果の出ている営業の人のやり方を調査させ、そのノウハウを結果の出ていなかった人々へレクチャーすることにしました。その会社は2年で売上が30倍に伸びました。

頑張っても結果が出ない人ってのは、やり方が分かっていないのです。世界はインターネットもあれば、物理的にも飛行機で行きたい国へ1日以内でいける状態になっているわけですから、その道で最高の結果を出している人に聞けば良いんです。

で、こんな話をすると自分には出来ないって言う人がいるんですけど、一方で出来る人がどんどんやってしまうわけですから、グダグダ言っていないで行動しましょうって話です。

まあ、組織単位で言ったら、結果の出る人からどんどん学ばせる組織体制は築き上げるべきでしょう。それが組織全体の売上を伸ばし、全員の収入UPに繋がるわけですから。さらに良いことに、自分の仕事がどんどん上手く行くのって物凄く気分が良いんですよ。

文句言う人に限って仕事がつまらないとか言うのは、楽しめていないからです。人間は得意なことはどんどんやってしまうので、成功する方法を教えて上げればいいんです。そして成果が徐々に出るようになり、得意になってくると、楽しくて放っておいても成長するようになります。

くりきん さんのコメント...

目標ってのは自分が知ってれば
イイんであって
評価する上が腐ってても
愚痴を言わず、より良いやり方を学べ
ってのは理想論か
よっぽど上司に恵まれてるんですね
くらいにしか思わんね。

ただ日々ダラダラと仕事してる人と
自分なりの目標を立てて仕事をする人

傍から見れば一緒なんだろうけど
その辺、アナタも一緒にしてるんだよな。

専門職には不向きな内容です。

ryu さんのコメント...

結果を出すことが評価対象なのは同意です。

結果というのはまぁ自己満足でも良いとは思いますが、
周囲にも認められる物であったり認められる努力が必要ですよね。
定量的でない定性的な部分になると作文力かも知れませんが。

知恵の輪は…解き方ってたいてい決まってて一つですが、
その解き方を教えてあげても、その方法を間接的、直接的に伝えても、
それでも独自に解こうとして、出来ない…という人達が居ます。

組織全体から観ればホントにわずかですが。
「この解き方しかない」と解っていて、その解き方も知っているのに、
それをやらないと言う有る意味理解不能な部分を持つ子達です。

逆に全然頑張らなくても結果が出せる人というのも
少数ですが存在しますよね。

と言うことで頑張ってることと結果の関連は、
強くない場合も有るのかなと。

dkc さんのコメント...

> ryuさん

全然頑張らなくても結果を出せる人ってのが、やり方を知っている人です。やり方を知っていれば、苦労をしないで済みます。逆にやり方が分からないような物事に対しては、色々と試行錯誤が必要なため、まあ努力とか頑張ると言った労力が求められます。で、長い歴史を通じて試行錯誤してこなければならない分野があった以上、それを称える感覚を人間が持っているのも当然でしょう。まあ、それはさておき。

全体の数%ですが、何をやってもダメな人間と言うのはいます。が、例外的な人々なので、いちいち構ってもしょうがないんじゃないですかね。そんなことに悩むよりも、残りの90%以上の人の能力を数%向上させた方が、社会的には利益になりますし、増えた分で残りの数%を救済した方が早いですよ。