アメリカで行われた調査によると
「自分の年収が500万円で、周りの人があなたの年収の半分しか貰っていない場合と、あなたの年収が1000万円で、周りの人はあなたの倍稼いでいる場合と、どちらがしあわせですか?」
と聞かれた時、殆どの人は前者の方がしあわせであると言う回答をした。
これにより、人間の幸福感は他者との比較によって成り立つという側面(もちろんこれだけが唯一の原因と言っているわけではない)を見ることが出来る。
競争社会はこの原理を利用し、より良い生産性を持つ人に高い報酬を与え、それにより全体も周りに追いつけ追いこせとばかりに、同様の高い生産性を目指させる。働き盛りの頃には収入も順調に伸びるために、これは悪くないと思うのだけれど、一度働くのが嫌になったり、もしくは思いがけない事故や病気により働けない体になると、とたんに不安が襲ってくる。周りがどんどん自分を置き去りにして収入を伸ばしていく中、自分はそれに対して何も出来ないでいたのでは、実質死ねと言われているように感じるかもしれない。(悲観せずに方法を考えれば良いわけだが、突然の変化に落ち込む場合が多いのでそれが難しいと言うことはさておき。)
そうなる前に働かなくとも満足した生活がおくれる金融資産を確保するか、いざって時の為の保険を掛けておけば良いと思う。もっとも本当に困っている時には保険の掛金を払えないのだから、保証もなくなるため、とにかく早い段階で必要な資産を形成させるのが望ましい解決策であると思いますが。
3 件のコメント:
俺は後者だな、政治が安定してれば。
少数派と言うことで君の優越感は満たされるのか。
現代日本で年収一千万で何が不服なのよ?
限りない欲求を満たそうと
努力するのを止めやしないが
度が過ぎたそれを「強欲」と
言うのだ。
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