アホな客がクレーマーと化している様子と、それの対処をクールに行なう店長とその仲間達の物語。
ちなみに昔、自分がまだベジタリアンでなかったころ、マクドナルドでハンバーガー5個をケチャップたっぷり入れて作って下さいとオーダーした。時間がかかるので、オーダーナンバー札をお持ちの上、お席でお待ち下さいといわれ待っていたら、オーダーが届いた。最初一個目を食べて、やっぱりハンバーガーだから、ボリュームないなーと思いながら食べていた。で、2個目を食べた時に異変に気づいた。
ハンバーグとピクルスが抜けてる！！！
他の包装されたバーガーを一個一個開いてみると、パンの間に赤と黄色がついているだけの状態だった。つまりケチャップとマスタードがついた中身無しのサンドイッチ状態。おおっ！？ってことで、すいません。ケチャップ多めでハンバーガー注文したのですが、中身を見たらハンバーグとピクルスが抜けていたんですけど？と店員に言った。すぐに奥から店長が飛んで来て「申し訳ございません！！」と平謝り。で、直ちに5個のハンバーガーが運ばれて来たのだが、4個のケチャップとマスタードのみのパンと、5個のハンバーガーは昼食として食べるにはヘビーだった。
次の日、またお昼を食べにマクドナルドへ行ったら、レジに『ハンバーガーの特別注文はお受け出来ません』と注意書きが張ってあった。自分がやったみたいで、ちょっと引け目を感じた。でもまあ、ハンバーガーのハンバーグを忘れるという極めてありえない状況も、場合によっては発生すると言う素晴らしい体験を味わったのは素直に誇りたい。
成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者
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