2007年11月5日月曜日

中国政府、香港株の加熱防止策を実行

中国国内の個人投資家に香港市場の株を買えるように市場を開放しようとしていた中国政府だが、それを見越して株価高騰を期待した買いが入り、バブルな価格上昇をしてしまった。そこで、香港の株価を調整するために、香港株への投資が認められていた一部の金融機関に対して香港株の比率を引き下げるように指示を出しました。

この対策により、ここ数日の香港株は下落しております。暫く加熱感を抑え、適切な株価を維持して行きたい中国政府の思惑を反映する形となっているようです。とはいえ、本土中国と香港市場の双方で上場されている株価の中には、いまだに大きな開きをもった企業のものがたくさんあります。この調整をいつするのか?が謎である以上、調整後の香港市場はさらに高い値段を目指すのではないでしょうか?

中国株は旧正月の前に値上がりをする傾向にありますので、今回の調整で値下がりしている株を拾っておくのはとても良い投資戦略と言えそうです。

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