2007年11月29日木曜日

成功には学歴が関係ない件について

こちらのブログ記事より
San Jose Mercury紙の記事。シリコンバレーの公開企業トップ150社のCEOの学歴を調べたそうです。外国の大学を出ている人が6人に一人。アメリカの大学を出た人のうち、3分の2が公立大学出身、ということで、「アイビーリーグに行かなくても大丈夫」と。

有名なブランド大学に通わなくとも技術の最先端シリコンバレーで成功できるって内容ですね。ちなみにFortune500のCEO達の学歴を比べたところ、高卒のCEOの方が大卒のCEOよりも平均収入の点で実に100倍以上の開きがあったとこかで。データ的には高卒のCEOが少なくて、そして高卒の方が高収入の割合が多かった場合、そういったデータにはなりやすいでしょうが、日本でもパナソニックで有名な松下電器産業の創設者:松下幸之助さんの甥である井植歳男さんが、このことを裏付けるかのようなエピソードを残しています。松下幸之助さんが小学校を出てすぐに働いている状態では、中学校まで行ってしまった自分には敵わないと思った井植さんが、その松下電器産業がある国内では勝負にならないので、三洋電機という会社を作って海外に進出したという話があります。頭でっかちになってしまうと馬鹿になると昔は考えられていたわけですが、今の社会はこれと間逆に考えるようになってしまったようです。

でも、大成功を収めた人々で丁寧に大学にまで行った人ってのは過去の事例からはとても少ないです。子供に凄い成功を望むのであれば、出来るだけ早くに現実の世界でお金を稼いだり、仕事をするって言うことがどんなことなのかを実体験させた方が早いのではないでしょうか?現実世界に出るために囲まれた空間で勉強するよりも、現実世界に放り出されてそこから学んだ方が早いし、役に立つってことです。

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