2008年6月14日土曜日

そもそもキチガイ一人が暴れたところで、国は動かない

自分のブログの『ジンバブエについて良くわかる2chのコピペ』という記事が、

こちらの"雇用規制をこれ以上強めれば、日本は本当に終わる - Zopeジャンキー日記"

こちらの"派遣問題と『一段階論理の正義』 - andalusiaの日記"

に参考文献先として取り上げられているので、ここ数日のアクセス数が大幅に伸びています。注目をあびてブログにアクセス数が増えるのは嬉しいものです。


さて、両者のブログには秋葉原の無差別殺人事件によって非正規雇用の劣悪な環境が悲惨な事件を巻き起こした原因としてみられており、それが国の正規雇用に対する規制を招き、そこから不景気に突入するのではないか?という悲観的な意見が述べられているわけですが、そこで思ったことは:

一人のキチガイの行動で国の規制を変えるってどんだけこの国は脆いんですか?

ってことです。

日本にとって大変な時期って、こんな極稀に現れる精神異常者によってもたらされるものではないと思います。バブル崩壊や、オイルショックも乗り越えて来ましたし、戦後のアメリカによって破壊され尽くした何もない状態からも復興出来ました。阪神淡路大震災のような自然災害も乗り越えました。こうして歴史が証明しているように、日本人の生命力というのは弱いものではありません。そう簡単なことでは悲惨な状況には陥りません。10年前に不景気と言われていた時ですらヴィトンのバッグは売れ続けているのです。隣で2万円の似たような鞄が買えるのに、10倍以上の値段の品が売れるのです。酷いと言われる状況下でも、一般の人々の生活は思っている程に影響を受けていないのです。

なので、東京の真ん中で気の狂った男が一人暴れたからと言って、国がなんらかの規制を作り上げるなんて行動を起こすのは馬鹿げています。世の中にはもっと大変な出来事が起きることは多々ありますし、それを乗り切る力も我々には備わっているわけですから、国がいたずらに規制を導入する何て騒ぐ必要もないでしょう。また、それほど心配をするのなら、もっと選挙に行くとか政治運動に参加するといった行動をした方が良いのではないでしょうか?

無邪気に騒ぎ過ぎるのもどうかと思った次第です。

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