アリババ(01688)の幹部はこのほど、傘下のオンラインサイトである淘宝を通じた取引額が今年通年で1000億元を超えるとの見通しを明らかにした。前年実績の433億元に比べ約130%増えると予想した。国営通信社の新華社(電子版)が16日伝えた。それによると、淘宝の顧客数は今年1−3月期に6200万人に達し、前年の5300万人に比べて大幅に増加。取引額は前年同期比170%増の188億元に達している。
北京に本拠を置くインターネット調査センターによると、2007年には全国で5500万人がインターネットを利用して買い物をした。利用額は合わせて594億元に上っている。
アリババの前場終値は前日比1.81%安の13HKドル。
傘下の企業の業績が前年度から2.3倍に増えていて何故に株価が下がるのかが謎のニュースです。ついで言えば、アリババの07年決算は売上+59%、営業利益+286%、純利益+340%。
でもって、08年第1四半期(つまり今年1月から3月まで)も売上+53%増、純利益+112%と中国本土事業の伸びを追い風に大幅増益を続けているわけで、株価が下がる要素なんてこれっぽっちもないのですが、やはりサブプライムの影響とか、アメリカの金融不安の影響は大きいものですね。
しかし、これだけ安値で放置されている株ってのも珍しい。アメリカが弱体化して来たら、次はどう考えても中国の時代だと思いますけどね。日本よりもかなり健全な資本主義社会ですし(はい、中国はビジネスにおいては共産主義ではなく、ほぼ完全な資本主義で動いています。これがどうしようもない程の強み。)、全世界に中国人ネットワークを持っていますから、こんな国を相手に商売で戦わなければならない世界の国々は脅威ですよ。日本は原材料不足に悩み始めていますが、中国は外貨準備率世界一を誇っている現在、資本を元に合法的に世界中の資産を買い漁っていますから、日本が陥った問題に対して事前の策をしっかりと講じていると言えます。
現在、中国という国は敵に回すには恐ろし過ぎるほどの国となっております。超大国への基盤は整いつつありますし、政府も馬鹿ではありません。
本当に株を買うなら、不況に陥っていて、株価が全体的に安値で放置されている今がチャンスですよ。こう言う瞬間は10年に一回あるかないかですから。今のうちから、これらの本を読んで基礎を学び、ちょっとずつ投資を勉強して行くことをお勧めします。
アリババ.comは世界三大投資家の一人とされる、ジム・ロジャーズ氏もお勧めしている銘柄だったりします。
詳しくは↓の本を買って読んでみましょう。
ジム・ロジャーズ中国の時代
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