マリオット銀座のビュッフェの記事で書いたマリオット銀座のビュッフェに行って来ました。
友人同士を集めた5人での食事。種類が結構豊富で、ベジタリアンでもサラダとフルーツとデザート各種が結構楽しめます。チョコレートフォンデュがあり、これをバナナやシュークリームなどにたっぷり付けて食べれるわけですが、あまったチョコレートを提供されている軟らかめのパンに付けて食べても美味いです。あまりにいっぱい食べていたせいか、一緒に食事をしていた女性陣から変わった人扱いを受けていたようですが。飲み物はオレンジ、グレープフルーツ、パイナップルのフレッシュジュースとコーヒー、紅茶がホットとアイスの両方そろっております。なので、この辺も追加料金無しで楽しめるのがリーズナブル感を高めます。
一応、土曜日に利用することもあって、事前に予約を入れておいたのですが、当日行って見ると予約が入っていない状態となっておりました。また、はとバスツアーか何かで70名程の団体客が当日に入っていたため、その状況でテーブルをセットアップして席を確保してもらえたのは、かなりラッキーな状況だったと思います。そもそもホテルが、こちらが予約を入れたのを忘れなきゃ良いんですけどね。予約を入れたこちらとしては、ヒヤヒヤものです。まあ、対応は団体客予約で忙しいさなかでもしっかりされていたので、その辺は評価して特にクレームも入れませんでした。
料金は5人で10,800円程度(一人約2,200円ですね)。ウェブサイトから10%OFFクーポンが提供されてますので、こちらを使用しました。銀座でお買い物予定の人は、結構お勧めのスポットでございます。平日ランチビュッフェは一人2,000円と格安で、さらにウェブクーポンで10%OFFの1800円なり。
あ、予約は電話で行った方が良いかもです。ウェブでも出来るのですが、メールのやり取りを2、3回行っても今回は予約を入れ忘れられてしまっていたので。自己防衛、自己防衛。
さらにがっかりする後日談もありました。
2008年7月31日木曜日
コートヤード・バイ・マリオット銀座(東部ホテル)のビュッフェ
2008年7月27日日曜日
横浜中華街
待ち合わせに遅れた弟がやってきた後は、夕食の時間までホテルのラウンジでお茶をしたり、山下公園付近のバーみたいなところで時間潰し。で、思ったことは、横浜は観光客が多く、あまり苦労しなくても客足が途絶えないせいか、都内と比べて酷い店が多い印象。もう二度と行くまい、と思う店も発見できました。やれやれです。
夜は恋人&友人と共にインドカレー。弟も含めて4人いることで、会話もいっぱい楽しめます。しかし、アルコールは誰も一滴も飲まず。ビールくらい飲めば良かったかな。夕食は4人で食べたのに一万円を切る料金。安すぎ。びっくりだ、こりゃ。味は旨味がこもったカレーで、安めのインド料理屋にあるような薄いカレーとは違い結構満足出来るものでした。最後のデザートが濃厚にフィニッシュを飾ってくれたので、腹持ちも良いです。中華街付近で観光した際には、夜に利用するのに良いお店だと思いました。まあ、なかなか行く用事がないのですが。
都内に住んでいると、何事も都内で完結したくなり、横浜に住んでいる人だと、横浜ですべて完結したくなるんだろうなというのは、いつも神奈川に行ったときに思うことです。
ジョエル・ロブションのパン
昨日、立川で開催されていた花火大会で食べる軽食用にこちらでパンを買った。9種類のパン入りのアソートタイプの奴が値ごろ感と見た目の良さもあり、こいつを選んで買って行ったのだけど、食べてみたら非常にコクのある不思議な味。というか、ハムかなにかを煮込んだスープもしくはブイヨンをパンに練り込んでないか?というような味。もちろん、そういうパンだけじゃないことは確かなのだけど、ベジタリアンの自分には何も入っていないだろうな、と思って食べた最初のパンがそれだったので、一気に気分がもたれた。うぉぉ。
このまま他のパンを試してもっともたれるのは何なので、職場の人々へ全部配った。うーむ。
デニッシュなどの菓子パン系はとても美味だったので、今度からはそちらを中心に買うことにしよう。とはいえ、普通のパンよりは味の風味の深さとか繊細さがレベルが上の美味しいものとなっておりますので、東京のお土産として喜ばれるのではないでしょうか?まあ、恵比寿のアクセスがちょっと悪いのですが。六本木にもブティックはありますので、場合によってはそちらが便利ですね。
ミシュランガイド東京 2008
ロブション自伝 (中公文庫 B 18-27 BIBLIO)
2008年7月26日土曜日
隠れ家ダイニング一砂@立川
花火大会の後は駅は大混雑するので、23時くらいまで飲み屋で時間を潰すと良い感じです。とはいえ、飲み屋もいっぱいのところが多いのですが、タイミング次第では入れます。
こちらの一砂というお店は立川駅そばのミスタードーナツがあるビルの8Fにあるお店。豆腐と野菜がおいしいお店です。揚げ物系は自分の好物であるフライドポテトの揚げ加減がちょっと残念。外側がカリカリではなく、中もほっくりというわけではなし、しかも、下の方がふにゃけたフライドポテトになっていてイマイチ感が強く。
店員さんは元気で悪くない接客をするので、全体として満足の行く良いお店となっています。一人4000円も出せば、結構お腹いっぱいになり、リーズナブル感があります。会社の飲み会や、歓送迎会などにはお勧めですね。
花火大会@立川
立川の良いところは周りに高いビルが無い平地が広いため、どこにいても綺麗な花火が楽しめること。隅田川花火大会に人が集中するために、超穴場的存在となっております。
本日は小雨がぱらつきましたが、それが良い感じに気温を下げ、途中から雨も止んで素晴らしいコンディション。風も良い具合に吹いて、花火の煙を流し、全体的に綺麗な花火が最後まで続きました。
昭和記念公園は皇居よりも広い敷地を持ち合わせているため、キャパシティも高く、最高の花火会場となっております。隅田川の人混みに嫌気がさした人は、東京の西に目を向けてみてはいかがでしょう。
ペニンシュラのマカロン
マカロンの中でも最高に上手い部類に入ると思っていたペニンシュラのマカロンですが、これだけを買いに行ったときに売っていなかったのでがっかりしていたのです。
最近ネットを見ていたら、マカロンだけも買えるようになったという記載を見かけ、マジか!と喜んでペニンシュラの地下一階のブティックに行ったところ、確かに売っておりました。そんなわけで、本日ゲットしたわけです。
口の中でさくっと溶けて、絶妙な甘さが広がる、マカロンの中でもかなり美味しいマカロン。一個250円です。お土産やちょっとしたプレゼントに最適。
2008年7月25日金曜日
酒・おでん 多美@立川
おでんはさっぱりダシで、どれも美味しく煮込まれている。値段も安く、きりっと冷えた日本酒のつまみには最高。揚げ物各種もどれも美味しく、とてもよ良いビールのつまみになる。個人的な好物のフライドポテトが美味しいので好印象。おでんの値段が高くないこともあって、コストパフォーマンスはとても良い。
二度目に行った際には、お店の人が領収書の宛名を覚えていてくれたりと、接客においても何かと好印象が残っている。立川近辺にお住みなら、普段の仕事帰りにも気軽に立ち寄りたいお店の一つになることでしょう。
2008年7月24日木曜日
強いドルと安くなる原材料
2008年7月23日水曜日
BackupExecで「指定されたデータベースは存在しません」エラー (エラー#1065)
普通に使っていて、このエラー 1065「指定されたデータベースは存在しません」が出た場合は、以下のようにやればOK。
1. BEUtility.exe ファイルを実行して Backup Exec ユーティリティを起動する
C:¥Program Files¥VERITAS¥Backup Exec¥NT
2. 警告メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックする
3. [Backup Execユーティリティ]ウィンドウの中央ペインから[認識済みメディアサーバー]→[すべてのメディアサーバー]を開く
4. 左上ペインから設定を変更するメディアサーバーを選択する
※目的のメディアサーバーが表示されない場合、以下の方法でメディアサーバーを追加する。
a.中央ペインの[すべてのメディアサーバー]を右クリックして[メディアサーバーの作成]を選択する
b.[メディアサーバーの追加]ダイアログで[参照]ボタンをクリックする
c.[コンピュータの参照]ダイアログから目的のサーバーを選択し、[OK]ボタンをクリックする
d.[メディアサーバーの追加]ダイアログで[OK]ボタンをクリックする
5.右ペインで目的のメディアサーバーを右クリックし、[データベースの修復]を選択する
6.[データベースの修復]ダイアログが表示されたら[OK]ボタンをクリックする
7.Backup Exec サービスを再起動する旨のメッセージダイアログが表示されたら[はい]ボタンをクリックする
8.[操作の進捗状況]ダイアログでデータベースの修復の実行状況が表示され、完了したら[終了]ボタンをクリックする
9. [Backup Execユーティリティ]ウィンドウを閉じる
で、ホスト名を変えた後にPCを再起動し、上記のエラーが出た場合の対処方法は
1~4まで一緒。ホスト名を変えたことによってMSSQLのデータベース名が変わっているから、BEUtility.exeに以前登録されていたメディアサーバーも消えているはず。なので、4のa~dの手順を使い、新たなホスト名となったサーバーを登録。
次に、左端のメニューにある「ホスト名を新規ホストに移行、、、」みたいな記載のメニューを選択すると、移行先に4のa~dで新規に追加したデータベース名が表示され、古いホスト名のところが何も記載がない状態でウィンドウが表示される。ここで、古いホスト名のところに以前のホスト名を入力しOKを押せば、無事に新しいホスト名でBackup Execを使うためのデータベース情報が登録される。
この作業を行った後にBackup Execを起動すれば、問題なく動作するようになる。嵌るとキツイので、参考までにどうぞ。いざって時はGoogle!
2008年7月22日火曜日
花火を綺麗に撮影する方法
必須項目:三脚でカメラをしっかり固定。後は以下の設定で。
1、ISOは100。
2、F値は8~11。
3、露出はバルブで3~5秒。
4、ピントは無限大。
5、風上が何かとベスト。
5は花火が上がった後と言うのは煙が結構立ちこめるため、風上にいないと花火の煙が花火とカメラの間に大量に留まってしまうこととなり、撮影するだけでなく、花火を鑑賞する上でも綺麗に見えなくなるためです。
以上のポイントを抑えれば、綺麗な花火写真が量産できます。でも、撮るのに夢中になっていると、純粋に花火が楽しめないので、つまらないですよ。
中国株:上海総合が半分以下に下がっているので買い
こうした状況で、上海市場の株を買っておきたいところですが、そちらの市場はA株と呼ばれ、中国本土にいる人しか投資が出来ない規制もあったりするわけです。じゃあどうすればいいか?というと大証で取引されている上証50連動投信(1309)というETFを購入すると言った方法があります。これは、上海総合指数に連動して動く投資信託を株式のような形で取引出来るようにした、ETFと呼ばれるものです。もっと簡単に説明すると、上海の市場全体の株価が上がっていれば上がり、下がっていれば下がる商品を好きな時に買ったり売ったり出来るようにしたものです。日本国内で国内株のような形で取引出来るので、一般的な証券会社の口座をもっている人であれば、誰でも手軽に買うことが出来ます。
上海総合指数が半分に落ち込んだ今、とても買いやすくて魅力的な商品の一つとなっております。手持ちの現金が余っている人は、ぜひぜひ投資先の一つとして考慮してみてはいかがでしょうか?
ジム・ロジャーズ中国の時代
不正会計&倒産したお店が大繁盛する日本
しかし、新しい物好きの日本人には受け入れられ、本日も莫大な売上により経営再建をサポートするのでした。先週末に田舎に帰る際のお土産にもしましたが、味は美味しいドーナツなのです。
参照先の日経ビジネスオンラインに記載されていますが、クリスピークリームドーナツが過去にアメリカで大ヒットに繋がった戦略が、そのまま日本でも通用してしまっていることが、ちょっと驚き。
96年にニューヨークに進出、路面店でドーナツを求める行列がマスコミで報道されて話題になり、さらに各地で新規オープンのたびに混雑するという結果を呼び、業績は急上昇した。店舗内でドーナツを作る過程を見られるようにしたこと、作りたてのドーナツを並んでいる客にサービスするという方針も当たったのだろう。
ってことは、諸外国を見て周り、そこのヒット商品を見つけたら、そのままパクって日本でやると大ヒットして儲かるってわけですね。ソフトバンクみたいな戦略です。何かとやったもん勝ち的なところが多い、ビジネスチャンスの話でした。
2008年7月19日土曜日
OS X LeopardでSambaを使うとアクセス権限不具合が多い場合の対処法
Mac OS X Leopardには標準でWindowsとのファイル共有サービスとしてSambaが入っている。これはすごく便利な反面、Windowsクライアントから頻繁にファイルサーバとして利用しているとイライラするトラブルの原因にもなる。
例えば、Excelファイルを開いて作業をし保存した後、暫く経ってそのファイルを開こうとすると自分が開いているので開けませんといったエラーメッセージが出る。WordやPDFのようなファイルでも同様のアクセス権限がおかしいといったエラーが出る。
原因を探ってみると、Leopardにて標準で使用されるようになったACL(アクセス権限リスト)が悪さをしているようで、このACLをSambaで共有しているボリューム上で使用していると、何かと開くファイルにアクセスしてきたクライアントの独自のACLが作成され、それが本人が所有者にも関わらずファイルを読み取り専用でしか開けないといったエラーに繋がるようだ。
このACL、OS X Leopard ServerのカタログではWindowsからも設定できるみたいなことを書いてあるのだが、実際には出来ない。嘘偽りありのふざけた話だ。この辺をもっと柔軟にしてくれると、もっとサーバ分野にUnixベースのMacが普及できるんじゃないか?と思うのだが、それはおいといて。
話を戻すとACLが原因で起きている不具合なので、Sambaで共有を行うHDDボリュームでは、このACL機能をOFFにしておくことをお勧めする。やり方は次の通り
sudo /usr/sbin/fsaclctl -p パス -d
例えば、/Volumes/Windows
というボリュームを準備していた場合は、
sudo /usr/sbin/fsaclctl -p /Volumes/Windows -d
とやると /Volumes/WindowsでACLが使われなくなる。
sudo /usr/sbin/fsaclctl -p /Volumes/Windows
と実行すると、Access control lists are not supported or currently disabled on /Volumes/Windows
といった表示が出てくるだろう。disabled on ボリューム名 となっているので、実際にACLが停止されているのが分かる。
sudo /usr/sbin/fsaclctl -a
と実行すれば、ボリューム全体でどのようなACL設定になっているかが表示される。なお、Leopardのシステムが入っているボリュームでACLを使わない設定にすると、Mac上でFinderからのアクセス権限の変更が出来なくなったりする不具合が出るので注意が必要です。言い換えれば、Macで使う部分だけは標準でACLがONになっているのだから、触らずにいなさいということでしょう。いじるほど深みに嵌るのはMac特有です。おそろしや。
2008年7月18日金曜日
中国は今年も2桁の成長率か
[北京 17日 ロイター] 中国国家統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比10.1%と、第1・四半期の同10.6%を下回り、07年通年の11.9%から減速した。輸出鈍化や中国人民銀行(中央銀行)の信用抑制措置が響いた。
中国政府の目標としては、加熱する経済を抑えるためにGDP成長率は8%にしたいそうですが、今年前半を見る限りでは2桁の成長率を維持しているようです。
世界が金融ショックに揺れる中で、中国の輸出が減っていることを問題視している声もありますが、今後の中国経済は外国からの需要よりも国内の需要、つまり内需によって大きく成長するものと思われます。かつての日本も経済の80%は内需によって支えられ、世界で2番目の経済大国になりました。中国は13億人の国ですから、そこから生じる需要はどれほどのものか?と考えると、期待せずにはいられません。
ちなみに、中国の最大の貿易相手はアメリカを抜いて日本がトップとなりました。今後中国との関係は、日本の経済にとって、かなりのキーファクターになることでしょう。政治が中国よりに動いているのも理解出来ます。
ジム・ロジャーズ中国の時代
2008年7月17日木曜日
2008年7月16日水曜日
そもそも日本は米の自給率100%じゃないから
今、米だけを主食とする生活を国民が始めた瞬間、あっさり米不足となります。よって、主食の米でさえも日本は自給自足出来ません。ついでいうと、国の減反政策のお陰で、かつて以上に水田は減っております。ありがとうございます。畑を潰して米を作れば、大豆等の他の農産物はどこで作るのでしょうか?人口は1億2000万人に増えましたが、土地は増えてません。日本を自給自足に持って行こうと言う話が出ていますが、そもそも無理なんで。
国内の家畜もアメリカ産の飼料が95%を担っております。ついでいうと、アメリカ産の農産物は日本に入って来る時に一番農薬使用率の違反が多い作物です。中国産野菜が危険と言う話が以前世間を賑わしましたが、農林水産省の発表している資料に目を通せば、一番危険なのはアメリカ産の農産物です。農薬とかは大量の穀物消費を必要とする家畜に蓄積されるわけで、国内の家畜肉は下手すると残留農薬がかなり危険なんじゃないか?と思ってしまう程なんですが、誰も気にしちゃいないでしょう。それどころか、国産だから安全とか馬鹿みたいな思考で安心しているかも知れません。
何にせよ、国内の農業は自給自足からは程遠い状態です。
日本の食料問題に対するより現実的な解決策を考えるなら、農業なんてやめて、すべて買えば良いと思います。例えば国産の小麦などは政府の助成金によって無駄に高くなっています。本来、小麦は国際価格で買えば、通常の4分の1の値段で買える(平成18年度は国内の小麦8040円/60kgに対し、国際価格2000円/60kg)わけです。明日から食品の値段が4分の1になったら、そっちの方が嬉しくないでしょうか?政府が費やす馬鹿げた税金も減るので、その分を最近騒がれている社会保障にでも割り当てれば良いのではないかと。国内の農家がみんな飢え死にする?と考えるかもしれませんが、大量に農地を持っているので、それを買い取って安定失業に持って行けば良い話ではないかと。米の値段が10分の1になれば、現在の一年分食費の蓄えで、10年食って行けるって話ですので。今の1年間の食費で10年食える状態って、単純に考えて嬉しくないですか?
そうすると全国に大量の土地が余り出します。もともと農地というのは他の用途に使うためには一々役所の許可がいりましたが、それを全て解放し、世界一高い土地の値段を安くすれば良いのではないかと。高速道路も無料化し、地方の安くなった土地に工場を建てれば、今までと同じ品質の商品をより安く生産出来るようになるでしょうし、国際競争力もさらに付けることが出来ることでしょう。
ここまで高度経済成長のトップにいる日本は長所を伸ばし尽くす戦略をとるべきで、今更自給自足農業に立ち戻るというのもどうかと思います。というか人口と食文化からして、既に土地が足りません。
日本には今、465万ヘクタールの農地があります。ただ、この農地だけでは今の日本人の食生活を満たすことができません。穀物や飼料の輸入などを考えると、1250万ヘクタールの農地を海外に借りているのと同じこと。今の食生活を前提に、自給率を引き上げることはとんでもなく大変なことです。政府が保護政策をとり過ぎて過度に歪んだ国内の農業は、一旦切り捨てて、保護金のない状態で国際競争が出来る状態で始めてこそ、今後の生き残りが出来るのではないかと思います。税金の無駄遣いまでして、国民に高過ぎる食料品価格を押し付けている現在の状況は、何かと歪んでいると思えます。
アメリカが終わりそう
投資の世界の何が素晴らしいかと言うと、今の時代、世界でもトップレベルとされる人の投資スタンスや考え方がネットで無料で手に入ることと、それを実行することも容易いと言うこと。なので、今日よりも明日、明日よりも明後日は、どんどん恵まれた状況になってしかるべき。
現在、アメリカはかなり経済的に困難な状況に入っていて、今後暫くは回復する見込みはないけれど、逆に今後は中国を始めとするアメリカの依存度から徐々に抜け出して、経済成長がどんどんと続くようなところに、もっと日が当たるようになるでしょう。今は、中国とベトナムが株価の落ち込み率の世界トップ2となっているので、極めて悲観的に見ている人も多いと思いますが、商品市場の高騰と、アメリカの経済の衰退を見事に的中させたジム・ロジャーズ氏は、中国の時代、という本を書いてまでも、次は中国に投資すべきと語っております。
そんなわけで、絶不調の株式市場である中国に、今のうちからコツコツと投資をしていきたいですね。
ジム・ロジャーズ中国の時代
2008年7月13日日曜日
トレンド調査:女と男の完全なすれ違い
統計によると、女性はより運動やセミナー、そしてスパやエステなどの自分磨きへお金を使うのに対し、男性はゲームや家で出来ること、健康に対しては女性はジョギングやヨガなどを行なうのに対して、男性はサプリメントや食事などで対応すると言う極めて非活動的な消費へと向かっています。
女性の健康活発志向を反映してか、20代・30代女性の売れ筋旅行パッケージツアー第一位(HIS調べ)は、なんとマラソンツアー。ホノルルマラソンだけではなく、シドニーやその他世界各国の地域でのマラソンに参加しようとする女性が多いようです。皇居の周りを走っている女性ランナーの多くは5〜20km程を走る傾向にあるそうで、それぞれ皇居を1〜4周程度走っていることになりますね。なんと子供がいるお母さんでも、ベビーカーを押しながら走っている人もいます。マラソン大会にもベビーカーと共に参加予定とかで。
ホテルの宿泊プランランキング(一休.com調べ)でも1位・2位・4位にリッツ・カールトン大阪がランクイン。利用者は何と20代・30代女性が一人で使うのが一番多いそうです。平日は2万円台で宿泊出来るプランが多いので、女性でも手軽に利用出来るようです。一方の男性は何をしているのかというと、、、休日は家で引きこもりだそうです。
女性が一人でホテルを利用しているということは、それだけ需要が多いってことですね。女性側も一人で行くよりは、誰かと一緒に行きたいはずですので、そこを男性側から誘ってもらえれば、女性も嬉しいのではないでしょうか?もちろん男の人がいきなりホテルに行かない?と誘ったらセクハラまっしぐらですので、最初は『アフタヌーンティーなどに行ってみたいのだけど、誰か一緒に行ってくれないとなんだか恥ずかしいので奢るから今度の休みにどう?』みたいな感じで誘ってみて、そこからデートを何回か重ねてホテルの宿泊まで持って行けば良いと思うのですが。家で引きこもっている男性には、きっと恋愛のチャンスは訪れないんでしょうね。あ、アフタヌーンティーを餌にデートの約束が取れた際には、ホテルのレストランへ予約の電話を入れるのを忘れずに。土日は席が空いていない傾向にありますので、しっかりと抑えておきましょう。デートで使用するってことを伝えれば、係の人も色々と気を使って一番いいテーブルを抑えてくれたり、さり気ない台詞でその場を盛り上げてくれます。恋人の誕生日などにはスパでトリートメント付きのプランでホテルに宿泊してみてはいかがでしょうか?ご予約は一休.comのお得なプランで。
ついでに、リッツ・カールトンへアフタヌーンティーに行った際に、会話に添えるさり気ないホテルトリビアは、こちらの本がお勧め。
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則
2008年7月12日土曜日
コーヒーハウス「ブローニュ」@ハイアットリージェンシー東京
新宿駅から徒歩13分程度の場所にあるハイアットリージェンシー東京(20分おきに駅からシャトルバスも出ており、また、タクシーはワンメーターです)。こちらの2Fにあるカフェラウンジ:ブローニュで恋人と待ち合わせをしている間、アフタヌーンティーをしました。
画像は2000円のデザートプレートで、これは飲み放題の飲み物が付いた値段となっております。デザートはワゴンサービスで運ばれて来る10数種類くらいの選択肢の中から、お好きな5種類を選ぶことが出来ます。今回はティラミス、レアチーズケーキ、ガトーショコラ、パイナップル(シナモンとシロップで風味を付け甘みを抑えた味)、オレンジのケーキです。デザートプレートの他にもクレープを選べるものもあり、そちらはアイスクリームがとっても美味しそうでした。デザートプレートの選択肢の中にもアイスクリームがありますので、5品のうちの一品はそちらを選んだ方が正解だったと思いました。
ハイアットリージェンシー東京ですが、1Fにミシュランガイドで2つ星に輝いた『トロワグロ』と言うフレンチレストランが入っております。ランチが5300円、ディナーが14700円から食べることが出来、特にランチの価格はリーズナブルだと思われます。
ミシュランガイドについての評価は否定的な意見もありますが、実際に自分が食べてみた経験からすると、流石に星があるレストランにハズレは無いです。記念日などの特別な機会には、ぜひとも事前に予約を入れて最高の演出をお願いしておくと素晴らしい思い出と感動を作ることが出来ることでしょう。
こちらハイアットリージェンシー東京は一休.comでお得な宿泊プランが頻繁に出ております。特に予約係の人々は、それぞれの宿泊が最高の思い出になるようにきめ細かな心配りをしてくれます。一休.com経由で予約の申込をしたら、電話をしてそのことを伝え、色々と相談してみましょう。リッツ・カールトン日本支社長の高野氏も言っておりましたが(こちらの記事参照)、ホテルで働く人々はお客様から頼りにされればされる程、激しく燃えるそうです。星の輝くレストランと共にホテルの滞在を楽しんではいかがでしょうか?最高の思い出が作れた際には、手書きの手紙をホテルに送り感謝を伝えることも忘れずに。次回以降もさらに素敵な体験が約束されることでしょう。
ミシュランガイド東京 2008
Indian Cafe Devi 原宿店
サービスは六本木のお店の方が、流石に多国籍の人々を相手にしているだけあってか、良く気が利いていました。こちらは店も小さいので必要充分な接客です。ただ、悪いところは何もないです。コストパフォーマンスは高めと言えます。
こちらはピーマンにドライカレーを摘めてタンドールで焼いたもの。付け合わせのサラダが妙に辛い。味は悪くなく、ボリュームもあります。
メインのカレー。野菜のカレーとバターチキン。バターチキンは見た目よりも遥かにマイルドな味とのことで。自分はベジタリアンなので、確かめようがないですが。ナンが350円程度でこのボリュームなので、予想以上にお腹がいっぱいになります。ご注意ください。525円で、チーズが摘まったチーズナンが売っていたので、そちらも注文。これがかなりたっぷりチーズで、これだけでお腹いっぱいになってしまう状態です。これも空腹時には最強のパートナーとなる一品ですね。
飲み物はフランス産スパークリングミネラルウォーターのペリエ(750ml)とラッシー。前菜、カレー2品、ナン2種類、飲み物2品で合計5000円ちょっと。一人2500円程度の計算となります。しかも、カレーとナンが余りお持ち帰りに。恋人同士で行く場合は、ディナータイムでもかなり安上がりで済みそうです。
アメリカン・エキスプレスカードにてダイニングアラカードサービスが利用出来、10%のキャッシュバックか、3倍ポイントがゲット出来るお店です。会社が原宿に近い人には、極めて使用勝手の良い店と言えます。
今後の中国投資:必読の一冊『ジム・ロジャーズ中国の時代』
そんな天才中の天才が、次に来る市場はここだ!と声を高々に叫ぶのが中国です。現在中国は、昨年の最高値の株価から半分のところまで下落しておりますが、ジム・ロジャーズ氏はこれを最高の買い場の到来!として喜んでいるようです。そんな千載一遇のチャンスを逃さずに活かすためにも必読の一冊となっているのが、以下の本です。
ジム・ロジャーズ中国の時代
この本には、今後中国が爆発的に伸びて行く理由と、その背景。何故、天才投資家とされる彼が中国株に対して強気で株を買えと言えるのかなどが分かりやすく説明されている上、お勧めの株の情報までもが載っていると言う最高に良い本です。株が下落している昨今、ますます投資しやすい環境が整っていると言えます。
株に興味がない人も、日頃抱いていたステレオタイプな中国に対する見方を、根底から崩してくれる素晴らしい良書になっておりますので、ぜひ一冊手に取って読んでみてください。最高です。
ジム・ロジャーズ中国の時代
夏に向かう暑い日の朝
世間話をして過ごした前の晩が終わったのが今朝の4時だった。
最近は朝6:30に目覚める日が続いていたので、4時に布団に入ってもその時間に目が覚める。恋人が隣で寝ていて、邪魔すると不機嫌になる。誰だって邪魔をされたくない瞬間はある。ドミノを並べていたり、トランプでピラミッドを作っているときなどが特にそうだ。両者ともに集中力を要する作業で、人間は集中力をいずれの形にせよ阻害されることをいやがるのだ。寝るのに集中が必要だとは思わないけど。
恋人がそんな感じだし、昨日初対面になったばかりの女性にいたっては、わざわざ起こして相手をして貰うのにはあまりにも初対面から日が浅いので、一人で散歩に出かけることにした。
外はとても暑かった。昨日の電車の中で見た天気予報では、今日の気温は前日よりも4度上昇するようだ。たった一日で4度も気温が変化するなら、温暖化によって平均気温が1〜2度変わることに世界規模で騒ぐ理由が分からなくなる。しかし、政治家のような人々は何らかの姿勢を人々に示す必要があり、本来であれば政治家が何もしないでも住むような状態が理想と呼べるにも関わらず、人々もまた、何もしない政治家は無能だと思うのであった。そこに需要と供給が生まれ、今の供給は温暖化問題だった。それが本当に起こっているかどうかは関係ない。深夜番組でTVで何度も宣伝が繰り返えされる商品が、生活にあってもなくとも何の問題がないにも関
わらず、その短期的な問題解決の方法の一つとして提示されると、ついつい購入してしまうのと同じなのである。
そんなことをぐだぐだと考えていたわけではないのだが、あまりにも暑いので江戸時代の一里塚を目指して旅をした旅行者のように、次から次のコンビニを目指して体を冷やしながら進むのであった。これではまるで、本日中にお召し上がりください、とシールの貼られたケーキになった気分だ。彼らは自分では歩かないけれど。
目の前をベビーカーを押して歩いている女性が歩いている。タートルネックのノースリーブに、授乳に最適化されたような服を着ている。しかし、普通の人にはそれが授乳に最適化された服なのか、それとも単にそういうデザインの服なのかと言ったような考えは浮かんでこないと思う。自分の周りでそういう服を着る人が増え、そういう用途向けに作られたというコンセプトを理解し、知識として所有しているからこそ、あ、この人はベビーカーの赤ん坊を母乳で育てているんだな、と思うわけだが、服を見てそういう連想が湧いてくるのには、こうした経験の重なりがあるからである。それに気づいたときに、年をとると言うことはこういうものなのか?と疑問
に思った。
何かを見て、その背景に存在する様々な情報を認識できるようになる。それが強みなのか弱みなのかは一概には言えない。分かったつもりになって、本来であれば実現可能なものに対し、その可能性を否定するのは愚かであると言えるし、分かっていて失敗をするのも同時に愚かだからだ。ただ、全ての失敗は失敗ではなく、次により賢く始めるための学びだったと言い換えることも出来る。世の中には失敗など存在せず、そこには成功するか、学ぶかしかない。そう考えれば、失敗を恐れる感情は程度の差こそあれ、救われることになるだろう。
むしろ失敗を恐れて行動をしなくなっている人々の方が問題だ。子供がハイハイを覚え、立ち上がり、歩けるようになるまでは何度も失敗する。最初の失敗で『もうやめておきなさい。』と親が止めたりしたら、その子供は一生歩けないだろう。
多くの人は成功を夢見ている。しかし、積み重ねた経験が、何でも分かったような気にさせてしまう。ある人が成功の体験談を話しても、それを否定する人がいる。あの人だから出来たんだよ、とか、今は時代が変わったんだよ、とか。これは、誰かが自転車の乗り方を説明しているのを聞いて、それじゃあ乗れないよと否定するようなものだ。体験談はあくまでも上手くやるコツのような話で、それを聞いても自転車が乗れないことは言うまでもない。自転車を乗りこなすようになるためには何度も転ぶ必要があるし、乗り方についてあれはダメだ、これはダメだと語り続け、実際に転んでいない人は、いつまでたっても前に進めない。
こうして経験は、役に立つ情報にもなれば、可能性を潰す足枷にもなる。そして、あらゆる発言がこうした経験から生まれてくる以上、誰かが『それは出来ない。』と言うとき、それが本当に意味することは、出来ないという人には出来ない、ということだ。
そんな風に考えると、発言からその人の能力は判断される。しかしながらこれも、その発言をそのように解釈する経験を持った人の思考によるものとなる。良いか悪いかは別として。
非常に暑い日でも、木陰でのんびりしていると問題がある暑さには感じない。遠くからは野球の試合をしている声が聞こえ、そこにはカラスの鳴き声や、付近を散歩して通り過ぎていく人々の音もある。
目の前の池の先には松の剪定をしている人がいて、綺麗な日本庭園は、人の手によって整えられてこそ生まれているのだと言うことを理解する。自然の美を愛でているように感じてしまうが、それは実に人為的で、非自然な風景なのである。独特なバランスと、フェティシズムなコントロールに対する欲求が、芸術として進化した姿。スーパーモデルが着る以外に綺麗に見えない服がファッションの世界をリードするように、我々が美しいと感じるものは、日々の気の遠くなるような丹念な手入れによって作られている。
卓越した結果を残すには、それなりに苦労がついて回るのだろう。夏の暑さも、それを我慢することで、ある種の芸術の域に達する糧となる要素があるとすれば、それは耐える励みになることだろう。問題は、それがなんであるかを分かるための経験が、自分にはまだ無いことなのだが。
ダイニングバー Arpeggio@池袋
お酒とカクテルは種類が豊富に揃えてある。写真のテーブルは水槽に面したカップル用の席。ビールとスコッチを楽しみながら、野菜スティックやフライドポテトなどを楽しむ。落ち着けて良い感じ。カウンター席も、お店の人と何気ない会話をお客さんが楽しめている雰囲気を受けた。
それぞれ2杯ずつ飲んで、つまみを5品くらい頼み1万円を切るくらい。ってことは一人5000円程度。悪くないです。
このお店、AMEXならダイニングアラカードのサービスで20%キャッシュバックか、ボーナスポイント5倍と言う特典が受けられるので、さらにリーズナブルに楽しむことが出来ます。
2008年7月10日木曜日
セミナーレポート:感動が生まれる舞台づくり ~ リッツ・カールトン・ホテルに学ぶ
長いので最初にポイントを3つにまとめます。
- 優れたサービスは優れた仕組み無しには生まれない
- サービスを生み出すのは従業員の感性である
- もっとも大事なのは従業員であり、顧客は3番目
----- 以下 セミナーメモ -----
顧客層は?
リッツ・カールトン東京の宿泊者の多くは次の3つ。
・自己ビジネス所有者
・グローバルコーポレーションで宿泊契約を結んでいるところ
・リッツ・カールトン大阪の経験者と、そこからの紹介者
日本の企業の社長さんでも宿泊費が一日5万円を超えるホテルには会社の経費で泊まれない。というのも経費で認められるのは精々3万円までだから。なので、役職についている人だからと言って(自腹以外で)気軽に利用できるホテルではない。
現在のリッツ・カールトン東京の完成度を言うと30%弱くらい。大阪の完成度は70%ちょっと。ホテルとしてすべてのお客様を満足させるのは事実上不可能なので、80%以上の完成度になったら一応完成させたと言える。大阪のリッツ・カールトンは世界的に見てもサービス品質では最高のリッツ・カールトンと言える。
優れた顧客満足度を出すためには?
顧客一人一人を把握することが重要。リッツ・カールトンでは『ミスティーク』と名づけられた顧客管理システムを使い、一人一人の嗜好や部屋の使い方、誕生日や結婚記念日などをきめ細かく管理している。従業員一人一人の能力も大事だけれど、卓越したサービスにはそれを支えるシステムが必要。ミスティークがそれ。
トップ5%を満足させる
リッツ・カールトン東京がミッドタウンへデビューした際に、マスコミ各社が使ったキーワードがこの『トップ5%を満足させるサービス』というもの。その為、リッツ・カールトンはトップ5%の富裕層しかターゲットにしていないホテルと勘違いされた。
実際、リッツ・カールトンがこのキーワードを発表した際、特にトップ5%に意味なんてなかった。しかも、どのトップ5%なのかも何も明確に定義していないし、リッツ・カールトンのマーケティング部門ですら知らない。富裕層としてのトップ5%なのか、ホテル利用者のトップ5%なのか、旅行者のトップ5%なのかとか、そういうのは一切決めていない。ただ言葉、キーワード自体を一人歩きさせるのが戦略だった。
というのも、想像性を刺激するキーワードを市場へ投げれば、それだけで約35%の反応が得られるからだそうだ。そして、そこから「リッツ・カールトンはトップ5%をターゲットにしているホテルなんだって」と口コミが起きれば、それだけで優れた広告宣伝になるという。そして実際そうなった。
また、このトップ5%という曖昧の中にも明確な数字を含ませたキーワードによって、すべてのお客様が対象となるホテルではないという固有のターゲットを持ったホテルであることも明確にしている。というのも、来た人すべてに対して「お客様は神様です」的なアプローチをすると、それは大衆品とみなされてしまいブランドにならない。ブランドとは特定の顧客層、ターゲット、ライフスタイルに特化して優れた品質を提供してこそ生れる価値。リッツ・カールトンという世界的に認知される高級ブランドの戦略上、誰にでも媚びてしまうイメージでは失敗してしまう。なので、このキーワードは非常に良い働きをしてくれた。
顧客層となるターゲットを絞ることで、広告費を大幅に削減できるメリットも生れる。というのも、リッツ・カールトンは大々的に広告を新聞や雑誌に載せる会社ではない。TV番組を見ていて『週末はリッツ・カールトンへ泊まろう!』なんて宣伝文句は一切出てこない。しかし、トップ5%を満足させるサービスという言葉が独り歩きしてくれるおかげで、富裕層のライフスタイルを紹介する雑誌やブランド品を扱った雑誌などから無料で良いので広告を使わせてくださいといったオファーが来る。通常普通に広告を頼むと300万円以上経費がかかるものが無料になるのだから、これほど素晴らしいマーケティングはない。
ただメディアに取り上げられるデメリットもある。特に最近は酷いホテルランキングを扱った雑誌が増えて来た傾向にある。真夜中にマクドナルドのハンバーガーが食べたいとか、普通のお客様であれば憚られるような数々のリクエスト(コンドーム持ってきてとか)を各ホテルで行い、どのような対応をするのかを調査してランキングにしている雑誌もあるが、これらの無茶な要求と言うのは、将来どんどん才能を伸ばして行くであろう優秀なホテルマンを潰してしまう恐れがあるので止めて欲しい。また、価格帯が異なるホテル同士を同列に扱って評価するのには、そもそも無理があると思う。その雑誌の読者にとっても参考となるランキングになっていない。
優れたサービスと利益について
他のホテルとリッツ・カールトンを比較した際、例えば100点満点とした時に、リッツ・カールトンは70点、他のホテルは60点だったとする。この10点の違いが利益の源泉になる。逆に、この10点の違いを生み出すことが優れたサービスに繋がるとも言える。他にもブランド力を高めるために優れた企業とのパートナーシップを結ぶこともある。例をあげればIBMやアメリカン・エキスプレスなど。ブラックカードなどで知られるアメリカン・エキスプレスと提携することにより、より良いブランド作りが出来る。
リピーターを作る仕組み
リッツ・カールトンのリピート率は45%ほどになっている。高いリピート率を得るためには宿泊以外のサービスに対しても常に満足を与えられるように気を配っている。従業員は常に笑顔で明るいおもてなしが出来るようにしているし、宿泊だけでない関係作りをしていきたいと思っている。例えばラウンジでコーヒーを飲みに来ていただくだけでも良いし、近くに来られた際にちょっと寄り道をして従業員と世間話をし、そのまま帰られても良い。こうした様々な係わり合いで一つ一つの満足を提供することが重要だと思っている。宿泊者と言うゲスト以外の方へも優れたおもてなしを提供したい。
感動を生み出す仕組みづくり
感動と言うのは自動詞であり、自ら感じるもの。他者から与えられるものではない。そして、長く余韻が続く優れた感動は、意外と些細なことだったりする。誕生日の日に「おめでとうございます」と挨拶してもらったり、レストランでバースデーケーキが出てくることでも良い。
ここで一つのエピソードを紹介。リッツ・カールトンのクラブフロアに宿泊されたお客様で、チョコレートチップクッキーが大好きだった方がいた。その方はクラブラウンジでお茶を飲みながらチョコチップクッキーとそれを焼いてくれた彼のお母さんの話を従業員と楽しんでいた。そのお客様がお部屋に戻られると、ベッドサードテーブルにチョコチップクッキーとミネラルウォーターが置かれていた。この嬉しいサプライズに気を良くして次の日の朝食の際に、その喜びを係に伝えると、その日の夜にはベッドサードテーブルのチョコチップクッキーが2枚に増えていた。お客様がさらに喜ばれたのは言うまでもなく。
チョコチップクッキーを部屋に置いておくのは、リッツ・カールトンにとっては特に経費のかかる話ではない。クラブラウンジで常に食べ放題で提供されているものだからだ。ただ、大好きなクッキーを就寝前に楽しんで眠りについていただこうとするちょっとした気配りが、お客様の心を掴む。
こうしたちょっとした気配りが提供出来るか出来ないかは、従業員一人一人の感性にかかっている。そのため、優れた感性を維持するための仕組みが必要となる。リッツ・カールトンではリッツ・カールトンと、それを取り巻く社会に対する貢献を通じて、従業員に対するサポートを提供している。
リッツ・カールトンの定義する社会
リッツ・カールトンの定義するもっとも重要な社会は、従業員とリッツ・カールトンが築き上げる社会だ。従業員と会社の関係が上手く行っていなければ、従業員は満足して働くことが出来ず、それ故に優れた感性が生れる余地がなくなってしまう。何よりも従業員を満足させる組織作りが求められている。
2番目に重要となる社会が、リッツ・カールトンと関連する企業との社会だ。レストランへ仕入れをしてくれる業者さんや、花屋さん、宅配業者などホテルとの数々の係わり合いを持つ企業との係わり合いを重視している。例えば、宅配業者さんが荷物を取りに来た際には、無料の飲み物や軽食でおもてなしをする。リッツ・カールトンへ荷物を届けたり受け取ったりすると、美味しい食べ物や飲み物が待っているので、誰も悪い気はしない。そして、日頃からこうしたサービスを提供していることによって業者との間に信頼感が築き上げられることになり、例えば真夜中にゲストから緊急で荷物の配送を頼まれた際も、宅配業者に無理が利いたりするようになる。優れたサービスはホテルだけの努力で作られるものではない。
最後に重要となる社会が、ゲストとホテルとの間に作られる社会。通常であればお客様こそが最初に大事にしなければならない存在とされるが、そもそも従業員と、それを支える提携企業の協力なしには、ゲストへ満足を提供できる環境が作れないため、この順番となっている。逆を言えば、この順番で社会を大切にしているからこそ、リッツ・カールトンの卓越したサービスを作り上げることが出来るとも言える。
こうしたCS(顧客満足度)とES(従業員満足度)の双方を高く保つ仕組みづくりこそ、リッツ・カールトンのブランド力となるサービスの根底にあるものとなっている。
おまけ
レジデンスビジネスについて
最近リッツ・カールトンではホテル事業の他に、居住施設を提供するビジネスにも乗り出している。海外では買取型の住居が多いが、東京ミッドタウンでは賃貸型の住居を提供しており、こちらは最低35万円から最高で500万円の家賃のものがある(後日確認したら70万円からと言っていたが)。
こうした不動産にリッツ・カールトンのサービスを付けて売ることで、ホテルを作り上げる資本を確保しようとする戦略になっている。例えば、アメリカで古い建物を改装し、それをリッツ・カールトンレジデンスとして売り出したところ、すぐに完売して100億円のキャッシュとなった。それで建設中のリッツ・カールトンの資金の4分の1を賄うことが出来た。
このような利益が必要なのも、実はラグジュアリーホテルと言うのは殆ど儲からないビジネスモデルだからである。東京に進出して来たマンダリン・オリエンタルやペニンシュラを始めとする高級ホテルブランドと言うのは、実はまったく儲からない。短期的に利益を目指すのであれば、宿泊特化型のビジネスホテルを一気に展開して行く方が遥かに割が良い。高級ホテルが利益を出せるようになるのには10年以上の期間を見込む必要があるので、ビジネスとして考えれば、これは旨みのないものと言える。
以上がセミナーでメモった内容です。やはり優れたサービスにはそれを支える仕組みがあり、会社側が従業員をしっかりとバックアップできるからこそ、従業員もその能力を如何なく発揮し、顧客へ応えることが出来るのでしょう。逆に従業員やそれを支える仕組みをないがしろにすると、それだけお客様へ迷惑をかける事態へも繋がりそうですね。
レジデンスビジネスで印象的だったのは、高級ホテルの利益率が低いと言うことでした。逆を言えば、それだけ支払ったお金に見合ったサービスを受けることが出来ると言うことですね。ミシュランで3つ星をとった最高のフランス料理店とされるジョエル・ロブションも材料費が値段の4割を占め、とてもじゃないけど儲からないらしいです。通常のレストランビジネスですと材料費は精々1割程度なので、4割と言う数字は極めて異常なことと言えます。
こうして見ると、最高級とされるホテルやレストランでは、自分が支払ったお金に対して通常よりも遥かに大きなリターンを得ていることになります。普通はついつい安さにつられて、出来るだけお得なお店を探したりするものですが、実は最高級品にお金を出すのが一番損をしないで済むという、恐ろしい罠となっていたわけですね。
リッツ・カールトンの素晴らしいサービスにもっと興味がある人は、高野社長の書かれた本を読まれることをお勧めします。読みやすさ、内容共に国内では最高のリッツ・カールトン本です。
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
こちらは現在のリッツ・カールトン東京の総支配人:リコ・ドゥブランク氏が共著になっている本です。サービスの実例エピソードが豊富でお勧め!
リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功の法則
リッツ・カールトン東京ですが、8月まで4万円代で泊まれる超お得なプランが一休.comより出ております。見逃せないチャンスです。
Sambaでセグメントを超えた接続が出来ない場合の対処方法
例えば、192.168.10.100でLinuxでWindowsファイル共有サーバ(Sambaサービス)を立ち上げるとする。通常、192.168.10.x のIPアドレスを持つクライアントからはスムーズに192.168.10.100に繋がる。便利。
ところが、192.168.20.xのアドレスを持つクライアントPCからは、この192.168.10.100へアクセスが出来なかったりする。pingは飛ぶのに、Windowsファイル共有だけが出来なかったりする場合の解決方法。
pingすら飛ばなかったら、192.168.10.100のファイアーウォールや、各ルーターとか間にファイアーウォールがあれば、それらの設定を見直すこと。
解決策
解決策は実はとっても簡単。LMHOSTSファイルを書いてあげればOK。
LMHOSTSファイルは
C:\WINDOWS\system32\drivers\etc
の中にある、lmhosts.samというファイルを編集して、lmhostsという拡張子を取ったファイル名で同じディレクトリ内に保存してあげればOK。
例えば、LMHOSTSへ
192.168.10.100 sambaサーバのホスト名
みたいな記載をすれば良い。これで、いくら苦労しても全然繋がらなかったSambaサーバへあっさり繋がったりする。四苦八苦していた方は試してみて欲しい。
2008年7月9日水曜日
マイル還元率最大5倍のクレジットカード:アメリカン・エキスプレスカード
と言うのも、他のマイレージを扱ったサイトで最大の還元率は、ライフカードを使用してEdyにチャージすると5.3倍というものでしたが、これも8月のポイント還元率改悪に伴い、終了してしまうからです。
参照:http://www.lifecard.co.jp/info/thanks_0701.html
AMEXことアメリカン・エキスプレスカードのポイント還元率(100円=1ポイント)は変わらない状態ですし、アメックスのポイントをJALやANAのマイレージへ変換するのも1ポイント1マイルである以上、ポイントを5倍得られるチャンスが多く(東京都内なら尚更)、またそのポイントの有効期限が無期限であると言うのは最大の強みです。
とにかく安く手早くマイルを貯めたい人にとって、アメリカン・エキスプレスカードはまさに必須のカードと言えるでしょう。旅行好きや節約代好きな人は、ぜひ申し込みましょう。
2008年7月5日土曜日
マイル還元率5倍!!陸マイラーに最適なアメリカン・エキスプレスカード
飛行機に乗らずに日々の支払い等にクレジットカード等を利用し、ポイントをマイルに変換して飛行機に無料で乗るのを頑張る人を陸マイラーと言います。
例えば、JALカードの場合は100円で1マイル、特約店の利用で100円で2マイル貯まります。ボーナスポイントなどの特典もありますが、通常チケット交換に必要なマイル数:12000〜程度を貯めるまで120万円程度かかってしまうことになります。
お勧めはAMEXことアメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレスカードのポイントも100円で1ポイント貯まり、これをマイルに変換することが可能となっております。還元率がJALカードと変わらないのに何がお得なの?と思うでしょうが、実はアメックスにはポイントが5倍になるお店が多いのです。AMEXはダイニング・ア・ラ・カードというサービスと提携し、レストランでの飲食代のポイントを3倍・5倍に出来る特典を提供しています。こちらは年会費無料で受けられるサービスです。
このポイント5倍というのは凄いです。例えばデートの夕食にポイント5倍のお店を使い、2万円を支払ったとすると、200ポイント x 5倍で1000ポイントとなります。友達を誘って飲み会をした場合を考えてみましょう。8人で飲みに行って、4万円となりました。ポイント貯めさせてと言い、自分のカードで支払いをし、割り勘で差額を貰えば、5000円で、ポイントは400 x 5倍の2000ポイントです。
通常は120万円ほど使わなければ貯まらないポイントも、このサービスを使うことで24万円の支払いで12000マイルを貯めることが出来ます。驚くほど節約出来ますね。
また、マイルには使用期限がありますが、アメリカン・エキスプレスのボーナスポイントは永久不滅ですので、マイルとして使いたい時だけ必要なポイント数を交換し、残りは使用期限を気にすることなくアメックスカードのポイントとして何年もキープすることが出来るのです。
旅行好きの人には何かと特典が多く素晴らしいカードになると思います。
2008年7月4日金曜日
商品で儲けが出ているのですが、株は損失です
しかし、いずれ回復が来ると信じていても、目の前の数字の減少は気にし出すとつらいものです。見ないでシステマティックに毎月お金だけ黙って投資して行けば良いんですけどね。感情ってのが邪魔なわけですね。ウォーレン・バフェットも『感情さえ挟まなければ、誰もが合理的だ。』と言っております。
コンピュータに指示だけ与えといて、勝手に実行させた方が長期投資は簡単そうです。
ジム・ロジャーズ氏の新刊:『中国の時代』が出ております。これからの投資、これを買わずに何を買う?っていうくらいお勧めの本です。ぜひ一冊手元に置いておきましょう!
ジム・ロジャーズ中国の時代
価格.comの最安値は盗品だから出来る値段なのか?
以前、Apple Store@銀座で『他の店でうちの値段よりも安かったら言ってね』みたいな記載を見かけ、お!これで直営店でも安く買えるかな?と喜び、店にあるMacで価格.comの値段を見せ、これよりも安く売ってと頼んでみた。
その時に店員さんが、「あー、この値段は無理ですね。まあ、家電量販店さんのポイント程度の値引きは出来るんですが、、、っていうか、盗品でも買い取ったりしないと、こんな安く売れないんじゃないですかね。普通この値段じゃ利益出ないですよ。」
と言ったのにプチ衝撃を受けた経験がある。
色々ネット上の情報を集めると金融ものとか倒産ものとかで流れて来たものだったり、盗品流しだったり、採算度外視で最安値を出し集客にしたりと色々あるようだ。とにかく普通は出ない値段ってことですね。
ジャパニーズ トラットリア るもん@立川
店員さんはみんな笑顔で明るい対応。良い接客レベルに見える。ただ、料理は値段にちょっとだけ見合わないかも。
飲み物はグラスワインの白を頼んだんだけど、グラスが食堂のお冷やで出てくるようなものだったので萎えた。接客レベルとお店の雰囲気で救われた感じ。
金銭感覚が理解出来ないのは、視点が違うから
そういう企業や経営者にとっては、例えばマーケティングの分野であったり、人材開発の分野などで著しい成果をあげている天才に教えを請うことも厭いません。世界のトップの実力と言うのは恐ろしいもので、例えば現在ビル・ゲイツ氏を抜き、世界一のお金持ちになった最強の投資家とされるウォーレン・バフェット氏と会食を出来る権利は、昨年ebayで7100万円の値段がつきました。しかし、それだけの値段を払ってでも得たい価値があるわけです。また、バフェット氏もその値段に見合った情報を提供するようにしているとのことです。ちなみに会食には8人で出れるそうなので、8名で行けば一人887万5000円程度に出来ますね。
なので、トップを走り続ける人々が、経営幹部10人程度引き連れてこうしたその分野で世界最強とされる人のセミナーに一人300万円払って出ても、それで明日の利益が何億円と増える結果を出すのですから、最高の投資となっているわけです。
こうした投資と言うのは実は誰もが行っていることです。大学に行くのもそうですし、MBAを取るといったのもそうでしょう。どれも300万円以上の負担になっています。国立の大学に通うとしても、例えば遠くから引っ越してきた場合は家賃や生活費も高くなりますし、4年間で300万円は軽く超えてしまうことでしょう。医者になるのもお金がかかると言われていますが、30代で平均年収1200万、独立開業で年収平均3300万円の世界ですから、そういう視点をもってすれば、実に利回りの良い投資なわけです。
こうして考えれば、人は誰もが利益の為に何らかの対価を払っていることにも気づきますし、それは恐ろしく高価な買い物であると言うことも理解できると思います。しかし、自分自身の能力を磨くための投資こそが、最大のリターンをもたらす最強の投資なわけです。
成功の9ステップ
成功研究会
転職の前に心掛けたいこと
個人的な転職経験:3年間で4回&年収は3倍になった。
その転職活動の際に気をつけていたことについて書いてみようと思う。
転職する時に常に気をつけていたことは、確実に次の職が決まるまで転職しなかったってこと。そして、次の職の内定も少なくとも2社から取ってから前の会社に辞表を出した。そして、最悪どの転職先が心変わりをして採用してくれなくても、半年は遊んで暮らせる分の資産も確保しておいた。なので気持ちに余裕も生れたし、最悪移った先の職場が面接の際に言われていたものと違った場合、すぐに移ることも可能だった。また、面談で例えば、給与面等の就業条件で折り合いがつかない場合であっても強気でいれた。転職を成功させるための事前準備を行っていたからだ。
でも、一番大事なことを考えてみると、転職すると決めたのは自分なのだから、その行動に対する責任は全て自分にあるっていう認識を確かに持つことだと思う。その活動をやるぞ!と決めたのだから、それを成功させるのも失敗させるのも全部自分の責任。仮にこれが転職ではなく起業だとしたら、会社作ると決めたのは自分なのだから、それを成功させるのは自分の役目と思うだろう。もっと簡単に出来る例をあげれば、夕食でカレーを作ろうと決めた時、それを美味しいカレーにするためにネットでレシピを調べたり、質の良い食材を仕入れたり、それをきちんと下ごしらえして調理したりする責任は全部自分にあり、その最終的なアウトプット、つまり美味しいカレーを作り上げることは、全部自分の責任だ。どれか他人に理由を押し付けても良いけれど、それは結局のところ、自分が美味しいカレーを作り上げると言う行動を一切助けてはくれない。
これは何にでも応用可能なことだと思う。一つの行動を行うと決めた時、それを成功させるのも失敗させるのも自分に責任があると思えば、そこから多くのことを学べる。どうしても失敗したくなければ、既にやったことのある奴に聞きに行こうとするし、失敗した奴にもその理由を尋ねる。考えられる失敗の原因を全て取り払い、さらに自分が思いつく保険もかけてことにあたるだろう。そうまでしても運が悪いことに失敗することはあるけれど、そこまでやった経験があれば2回目は殆ど成功する。そして、そう言う経験を重ねていれば、何でもやれば出来るって言う気になるし、それが自信に繋がって、世の中がどんどん明るく見える。
なので、あらゆる不幸な出来事が起きてしまった場合でも、失敗の原因を自分以外に求めるのではなく、自分自身に対してどうやれば成功出来たか?について問う方が良いと思う次第。それは次の瞬間に成功の糧になるし、失敗のたびに自信を深めることが出来る、楽しい心構えになる。
今回の記事の元となったストーリーの人物は、内定を取り消されるという不幸な目にあってしまったけれど、取り消した会社も和解金を出してくれているし、すぐに職業訓練に行けば、自己都合退職の場合でもすぐに失業保険の給付が受けられる(通常は3ヵ月後から支給)。しかも、職業訓練に通い続ける間はその支給が続くというメリットもある。つまり、和解金+失業保険で、かなりお得な状況で再就職活動を続けることが出来るので、見方によっては不幸どころか超ラッキーになるのです。(参照:職業訓練の体験談)
世の中は考え方次第でいくらでも楽になります。自分以外の存在と言うのに対してコントロールを及ぼすことは出来ませんが、自分自身をコントロールすることは可能です。言い変えると、世の中で唯一コントロールできるのは自分以外を除いて他にはいないのです。自分自身の考え方と行動を自分でコントロールすることが、あらゆる成功の土台となっています。
参考図書:
成功の9ステップ
2008年7月3日木曜日
すぐに結果が出る努力をすべき
同じことをしても凄い結果を出す人と、そうでない人っている。
例えば、営業。会社の中で凄腕営業マンと、そうでない人々がいる。凄腕営業マンは年収1000~2000万とか稼ぐ。中には高卒とか中卒でもそれくらい稼ぐ営業マンがいる。でもって大学出ててもまったく稼げない人もいる。世の中、理不尽?でも、同じ会社、同じ研修、同じ商品、そして同じ市場に対して、こうも違う結果になるってのは、どう考えても売れない奴が悪いように見える。
このことに対して疑問に思った人ってのが、やっぱり存在していて、そう言う人たちはトップセールスマンに『自分は全然売上出せないんですけど、あなたの素晴らしさと、私のダメさにどんな違いがあるのか教えてくれませんか?』などと質問しに言った。
そこでトップセールスマンのマッチョが答えて曰く、「OK、それじゃあ君のセールスプレゼンを見せてみて。」
売れないダメポ君は思いました。『セールスプレゼンって何!?』
黙っていたんじゃマズイと思い『あ、自分のやり方より、あなたのやり方を先に見させて欲しいのですが、、、』と切替す。こうしてマッチョマンから、お客様に売り込む際のプレゼン方法の流れのようなものを学び、見よう見まねでやってみて、突っ込みやダメだしをくらいながらも、2年後にはめでたくトップセールスマンの仲間入りを果たしていましたとさ。
モテ、非モテについても、結構似たような状況だと思う。男がいて女がいる。まあ、義務教育などが行き届いていることもあって、ある程度同じ学力、知識、常識をみんなもっている。男が求めている女と言う市場は、どの男にとっても世界共通の市場。そこで結果を出せる人と、出せない人がいる。
誰かは顔のせいだと言う。ところがホストクラブの中でトップに君臨しているホストの中では、外見が大したことない人もいる。銀座や六本木のクラブでも、意外とぱっとしない子がトップだったりする時がある。なので、外見だけが全てではない。話が上手かったり、聞き上手だったり、細かいところに気づいて褒めてくれたりすることが受けるのだ。
んで、こうした結果を出している人達に会って、直接やり方を聞くのが実は一番手っ取り早い。知り合いだったら、飯をおごる約束をして聞き出しても良いし、知り合いじゃなくてもお金を出して通えば良い。
実はビジネスの世界でも、こうしたトップの成績を出している人から直接学ぼうと考えている人は多い。優れた企業を作り出す人であればあるほど、学ぶことに関してはとにかく貪欲だ。3日間で300万円かかるセミナーにも平気で参加する。何故か?答えは簡単。すぐに結果が出るから。
知っている人から学ぶ、それを既に実現している人から学ぶというのは、何かをゼロから試行錯誤して学ぶよりも遥かに早い。そして今の時代、一から何かを学んでいる余裕などないのだ。だって、あなたが1から学んでいる間に、他の誰かが知っている人から方法を聞いて、さっさとそれを実行に移してしまうから。そして、市場はすぐに結果を出してくれる人の所へ行ってしまう。あなたがグズグズしているということは、既に負けを意味しているのだ。3日で300万円出しても、明日の売上を100億伸ばす方法を学んだ方が良い。いや、仮に300万円使って、明日301万円程度儲かっただけでも、1万円得しているのだから、何を迷うことがあるのか?と言う話だ。
そして何よりも大事なことは、世の中には一つの分野で他の人よりも卓越した結果を出している人がいるということ。そして、自分が何らかの優れた結果を出したいなら、既に優れた結果を出している人にやり方をさっさと聞きにいくのが一番早いと言うことです。
それを踏まえた上で、結果を出していない人に『努力が足りない』っていうのはありじゃないかなぁ?
まあ、卓越した人を見つけてきて、それを真似して(゚д゚)ウマーってのは、この本の請売りなんですがね。
成功の9ステップ
2008年7月2日水曜日
[AMEX]国内ホテル宿泊&アジア太平洋地域旅行がお得
現在、アメリカン・エキスプレスにてVisit Asia Pacificキャンペーンをやっております。
このキャンペーンには日本も含まれており、国内にいながらもその恩恵を受けることが出来ます。
例えば、最高のサービスを提供するホテルの一つとして有名な、世界初6つ星ホテルのマンダリンオリエンタル東京に2泊すると3泊目が無料になる特典や、プリファードホテルグループに登録のあるホテルで、一休.comよりも安い料金で宿泊出来るプランが登場しております。
プリファードホテルの一例をあげると、新宿にある京王プラザホテルのプランで、例えばこちらの飲み物やおつまみが食べ放題&朝食付きの専用ラウンジへアクセスが付いたプランは、平日でも通常3万円以上します。しかし、このプリファードホテルのAMEX限定Stay Moreプランを利用すれば、なんと土曜日や祝前日の宿泊でも2万円台(一休だと4万円)の価格になっています。通常の半額ですね。アメリカン・エキスプレスの年会費をそっくり無料に出来るような割引率です。
他にもニューオオタニやロイヤルパークなどの、リーズナブルで使い勝手の良いホテルの格安プランが出ております。これはもう超狙い目です。
Visit Asia Pacificキャンペーンは日本や中国、韓国、インドネシアの他にオーストラリアのお得なプランも出ております。この機会をぜひお見逃しなく。
中国株:ジム・ロジャーズ曰く『最悪の真っ只中でも売ってはいけない』
中国株はピーク時の60%も下落し、世界の中でも最悪の下落幅を誇る状態となりました。そんな中で、著名な投資家であるジム・ロジャーズ氏は『2008年に中国株を売ることは賢いこととは言えない。重ねて言うが、上海総合指数はいつか10,000ポイント台になるだろう。(本日2008/7/2時点で上海総合指数は2,651ポイント)』と言っております。
ロジャーズ氏は、株価の底が分かるほど自分は賢くはないとしながらも、7月、8月の中国株の株価が下がり続けようと、私は買い続けるだろうと発表しております。また『2005年の時の総合指数が1000ポイントだったことを考えれば、現在は約3000ポイントで、当時から既に300%の利回りを出していることになっている。株取引に参加している中国人の数は全体の7%ほどでしかなく、仮にその7%の全ての人がお金を失うようなことがあっても、中国にとっては終焉を継げる話にはならないだろう。』としています。
ジム・ロジャーズ氏は1998年の段階から商品市場の上昇を予測し、見事現在までに約600%の利回りを出しております。彼が次に注目しているこの中国市場。まさに今が買い時と、この天才投資家が言うのであれば、まさに今が買い時なのでしょう。
ジム・ロジャーズ中国の時代