ダイエットをするのでも効果的に行うのと、そうでないのとでは決定的な差が生まれます。1時間の運動で効率良く脂肪を燃焼させれば良いですが、糖分だけを燃焼し、脂肪が残ったままなら貴重な時間を返して欲しいと思うことでしょう。
最近のスポーツ科学によれば、効果的に脂肪を燃焼できる運動というのは心拍数によって測定することが出来るそうです。人間には最大心拍数というものがあり、その値は
220 - 年齢 = 最大心拍数
によって求められるそうです。心臓はこの心拍数がギリギリのラインで、この心拍数に程近い負荷で運動をしていると脂肪が燃えるどころか、糖分だけ消費され、脂肪は蓄積されたままとなります。しかも、糖分が体から消えることにより疲労感を感じることとなります。疲れるだけ疲れて、脂肪は減らないなんて踏んだり蹴ったりですね。
では、脂肪を燃焼させるのに最適な運動はどういう運動かというと、最大心拍数の65%~85%にて行われる有酸素運動が非常に効率的であるというのが、研究による答えとなっています。そしてこのような運動を1回につき30分以上、週に3回以上行うことによって、体の中に脂肪を分解しエネルギーに変える酵素が作られ、より良いエネルギー代謝が行えるようになり、常に活発な行動をとることが出来るようになるそうです。また、脂肪の燃焼によって得られるエネルギーは体内の糖分消費を抑え、とても効率が良いため、体は疲れを感じることなく活動することが出来るとのことです。これは1日21時間をぶっ通しで走り続けることが出来るギネス記録保持者のアスリートによって証明された、もっとも効率の良い運動の方法だそうです。
この方法を試してみたい人は、心拍計を購入し、自分の最大心拍数(220 - 年齢)に0.7をかけた程度の心拍数の間でジョギングや有酸素運動を30分程度行ってみることをお勧めします。例えば30歳の人でしたら
(220 - 30) x 0.7 = 133
となるので、心拍数133付近でジョギングなどを行うのが毎日を疲れ知らずで過ごすための第一歩となります。
運動用の心拍計には適切な心拍数の範囲を音で知らせてくれるものが1万円以下で売っていますので、下手な運動器具などよりも安い値段で始めることが出来ます。思いたったら、今すぐ行動しましょう。
POLAR(ポラール) ハートレートモニター FT1
iPhoneユーザはNike+を使用することで走った距離やコースをGoogle Map上で表示させたり、消費カロリーを自動計算出来たりします。こちらも230円と安いので、とてもオススメ。
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