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しかしながら、あのMindMap創始者のTony Buzan氏がオフィシャルに作ったというMindMap作成ツールとあっては、実際に試してみないわけにはいきません。ってなわけで、試用版をダウンロードして使ってみました。画像はその際に自分のことについて作ってみたマインドマップです♪
ちなみにトニー・ブザン氏は、各国で人口比上位2パーセントのIQの持ち主でないと入ることが出来ない非営利団体組織メンサ・インターナショナルにて、1960年代に国際的な機関誌の編集に携わっていた経歴も持っております。
さてこのiMindMap、インストール画面は英語ですが起動してしまえばメニューはすべて日本語にローカライズされています。しかも、Windows版、Mac版の両方がそろっているので、どちらのユーザーでも問題なく使えます。(どうもiMindMapがJavaアプリケーションだからみたいですが。。。)
iMindMapを実際にさくっと使ってみて気づいた良い点と悪い点は:
良い点
・Mapの自由度はNo1。
・値段が特に高くない。
悪い点は、
・Javaアプリケーション
・メモリーがないとつらい
・マップを作り込んでしまうと、レイアウトが修正しづらい
といったところです。
iMindMapを実際に使ってもらえれば分かると思いますが、MindManagerと違い、マインドマップの枝の方向が横方向だけではなく、殆ど360度方向に伸ばせます。しかも、枝の角度まで自由自在。まるで紙の上に自分で絵を描くように、好き勝手にぐにょぐにょと枝を伸ばしてマインドマップを描くことが出来ます。この自由度の広さは最高ではないでしょうか?
次に良いと思った点は値段です。約1万円。MindManagerと比べればとても安いです。もっとも機能はMindManagerより低いですが、マインドマップの作成ツールとしては、必要な機能はすべて揃っているといっていいので、この値段は満足出来るものです。
さて、悪い点の一つ目として、iMindMapがJavaアプリケーションとなってしまっていることがあります。通常のアプリケーションと違い、メモリーが少ないPCでは思いのほか動作が遅いです。また、日本語の扱いも少しクセがあります。慣れで多少は解決出来ますが、MindManagerの軽快性を体感していると、最初はつらいものがあります。メモリーが少ないPCを使っている人は、特にそれを強く感じることになるでしょう。
また、マインドマップを作り込んでいくと、マインドマップの枝を追加するのに、全体の枝を動かしてレイアウトを変更したくなります。しかし、iMindMapでレイアウト変更は非常にやりにくいです。MindManagerのように綺麗なレイアウトを保ったまま変更をサクサクと行って来た人は、ここでもまた戸惑いを覚えることでしょう。自由度が高く、楽しいマップ作りが出来るだけに残念な仕様になっています。開発チームに頑張ってもらいたいところなので、フィードバックをしっかりと送るようにしましょう。
以上、個人的なiMindMapの試用レポートでした☆
MindMapに興味のある人は、こちらの本がお勧めです。イギリスで学校教育に導入したところ、劇的に子供の成績が伸びたどころか、オックスフォード大等の大学生に対しても大きな効果が認められたノートの取り方だそうです。お子様がいる親御さんは、ぜひ試してみてはいかが?個人的には自分が高校生の頃に、このマインドマップの存在に気づいていれば、、、と後悔しております。
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ザ・マインドマップ
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マインドマップ for Kids 勉強が楽しくなるノート術
1 件のコメント:
こんばんは
私は MindManager も iMindMap も持っていないのですが、どちらも興味があります。
MindManager には、Office 連携や PDF変換機能があると思いますが、iMindMap にはないのでしょうか?
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