帳簿の面白さ。
複式簿記で会計をつけて年末にまとめるんだけど、自分一人だけで1年の間に2000万円動かしたようだ。もっとも、入ってくる金額と出て行く金額、自分の中だけで動いた金額の総額なので、手元に2000万円入って来たわけでも、実際に2000万円出て行ったわけでもない。
例えば、帳簿上では銀行に1000万円入れて、1000万円引き出せば、トータルで2000万円動かしたと表示される。それだけのこと。一年で2000万円動かしたって言うと、普通の人には大きい金額に見えるけど、実際は誰もがこれくらいの金額を動かしているって言うオチ。
でも、こうして見ると、個人が年間の間に使うお金の金額のいかに大きいことか!と驚くことになる。これを管理出来るか出来ないかってのは、物凄く大事だと思うし、逆に管理していないからこそ、自分の人生のコントロールを上手く出来ない人も多いんじゃないかな。
お金の管理が出来ているかどうかは、毎月、年間などの間隔で、いくら入って来て、いくら出て行って、資産がいくらで、負債がいくらってことを誰かに聞かれた時、即答えられるかどうか。答えられないってことは、それは管理が出来ていないってこと。で、管理出来ないってことは、理解出来ないことに繋がる。で、理解出来ないってのは、ろくな結果を生み出さないわけで、お金について悩んでいる人は、この辺を見直すことから始めるべきって話なのでした。
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