世界一の投資家ウォーレンバフェットがアメリカの田舎オマハに住み続け、ウォール街から距離を置いていることは一つの重要な教訓を与えてくれているような気がする。それは、余計な情報に踊らされずに物事の本質を見極め、自分の考えを信じて投資せよ、ということ。
バフェット自身、ウォール街に対して「地下鉄で通勤する人に、金持ちがロールスロイスで乗り付けてアドバイスを求めにいく場所」と皮肉っている。
証券会社の人間にあなたを金持ちにしてくれる人はいないと思っていた方がいいんじゃないだろうか。彼等は取引数を増やし、そこから得られる手数料収入によって生計を立てている。あなたに持ってくる彼等のオファーがあなたから小銭を奪う行為だというのは明らかだ。彼等があなたに有益なアドバイスを提供するだろうか?そうは思わないだろう。最近では団塊の世代の退職金を狙って、銀行も血に群がるサメのように営業を仕掛けていると聞いている。いままで投資に無関心だった人達のお金が食い物にされるのは、目に見えて明らかだ。日本は以前貯蓄率がとても高い国だし、資本主義にも関わらず、投資にお金を使っている人も、また知識を持っている人も少ない。若いうちから自分のお金を使い、少し痛い目にも遭いながら投資を覚えて行くような人は将来性があるといっても良いと思うけれど。
そうやって長い年月をかけて大事な情報を読み取る力を身に付け、バフェットのようにマーケットに左右されず、自分が落ち着いて思考することが可能な場所で投資活動に専念出来ることが如何に素晴らしいことか?ぜひとも彼に見習いたいものである。
そんなわけで、自分も将来はど田舎でのんびりと畑仕事でもしながら投資活動に専念したいものだと思っている。早くそんな日が来ることを願って今は努力に励みたい。
最強の投資家バフェット
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